あおきさんの映画レビュー・感想・評価

あおき

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

これぞ映画!て感じにスッキリ楽しめて、いやいやそのストーリーは無理でしょう…というとこも含めてトップ・ガンだなと思える、良い映画でした。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

ナワリヌイ氏のドキュメンタリー。
なんでここまでできるんだ、と、リーダーシップに圧倒されてしまう。
御本人がYou Tubeやティックトックを使いこなしている姿にも驚いた。
ご家族の、自分の人生をある
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

公害問題を文章でしか知らない自分には、頭を殴られ続けるような辛い2時間だった。
しかし公害問題を理解する上でとても有益な時間だったと思う。未だこうした問題が続いていることもエンドロールで学び、環境問題
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

ご飯の美味しそうさと俳優陣の演技が楽しかった。映画だからといってわざとらしい演出が加わっていないのも良かった。

ポンペイ(2014年製作の映画)

3.0

ポンペイ展の予習と称して見ました。
闘いと災害の迫力でひたすら押してくる映画で、結末はわかりつつもずっとハラハラして観ていられました。
シンプルに楽しめる映画です。きっと映画館で見たら迫力すごかったは
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

予想より良かったです。
性の対象にされる気味悪さが丁寧に書かれていたし、映像なのでその不気味さが原作の小説よりダイレクトに伝わってきました。最後の、あのときと同じだったからです、という言葉は、痛烈でし
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

2.5

若さがまぶしい映画でした。
失恋しつつも最後がハッピーエンドっぽいのがアメリカらしくて良かったです。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.0

四姉妹のそれぞれに道を選んで、選ばされていく中で過ごす人生が淡々と描かれます。
結構昔のアメリカがベースなのに、家柄より愛を優先させるのはアメリカっぽいなぁと思いました。
女優さんたちの演技が良かった
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

アメリカに生きるノマド達の物語です。
ノマドには悠々自適なイメージがあったけど、もっとサバイバルというか野性味を感じました。実際にこのような生き方をしてる方がアメリカに一定数いることにも驚きました。
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

2.5

カジュアルに性を売る女子高生たちが良いでも悪いでもなく描かれていて、援助交際ってこんな感じであまり善悪の判断なく行われていたのかなと思った。
仲間由紀恵さんが若いときからキレイでびっくり。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 人の気持ちのうつりゆくさまや、人と人の関係性の連鎖がよく描かれてていて、引き込まれました。
 田中守は、決して悪者になりたい訳じゃないけどつい楽をしたり甘えたりして、結果悪者になってしまいます。で、
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.0

もっとニューヨークがたくさん出てくるかなと思ったらそうでもなかったので期待はずれだったのと、終わりかたが同監督の他の作品(ミッドナイト・イン・パリ)と似ていたので、既視感があっていまいちでした。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなに癒されて救われる、ポジティブな終わりを迎えるとは思っていませんでした。

前作でとっちらかりまくったような印象の伏線を概ね回収しつつ、各登場人物に「おとしまえ」をつけ、前向きに終わる。いろいろ
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スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

3.5

チキンサンドのファストフード店を経営する側の視点から、養鶏業の飼育環境の悪さや、見せかけのヘルシーさを炙り出していくドキュメンタリーです。

ヘルシーと自ら謳う加工食品には気を付けようと思わされました
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

トランプ政権についてを主軸に据えつつ、政治の腐敗やそれに立ち向かう人々を取り上げたドキュメンタリー映画です。

アメリカの分断が思ったより深刻で驚きました。トランプ氏を支持する理由を持つ人の事情がわか
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ルーブル美術館の夜 ―ダ・ヴィンチ没後500年展(2020年製作の映画)

3.5

ルーブル美術館で開催された特別展を映像化したものです。
レオナルドダヴィンチの何がすごいのか、どうやってその境地に至ったのかという解説が聞けてよかったです。作品をじっくり冷静に見られたので、陰影の美し
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

家族的コミュニティに一生を捧げた男の物語です。

時間の流れをうまく区切り、対比的に見せることで観客にも分かりやすい栄枯盛衰が描かれていました。擁護するつもりはありませんがヤクザが完全に排除された後の
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

2.5

何度みてもさっぱりわからない。
自分で作品をみて、破の最後の予告をみて、考察サイトをみてやっと、こういうこと...なのかな...?と整理はしたけど、なんせ全て、推測、考察、でしかないので、もやもやとし
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

新劇第2弾。一番のお気に入りだったのだけど今見返すと序の方が好きでした。
3号機がダミーシステムで動く初号機にやられるシーンはトラウマ...劇場で見なくてよかったかもと思いました。

アスカ、マリ、カ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

意外にも?とても好きな感じでした!
オチもスリルも善悪も感動も問題提起もない、そしてそれがいいなと思えました。

作品の雰囲気を楽しみ、主人公二人の日々を美しいと思ったり、悲しいと思ったり、感情の起伏
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

はじまり~ヤシマ作戦まで。
何回見ても引き込まれます。

・戦闘のカッコよさ
・キャラデザインのよさ
・グラフィックの美しさ
・主人公の逡巡、他者とのかかわり合いをキーに、人の不安さ、寂しさ、不完全さ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

毎日顔が変わる男性の恋愛映画です。

設定自体はファンタジー色強めですが、割とすんなり話に入れました。

相手役の女優さんが透明感と可愛らしさがあって素敵です。

話のヤマがいくつかあって飽きずに楽し
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バベル(2006年製作の映画)

2.0

公開時見に行って全然わからない...と思ったけど、今みてもよくわからなかった。

風が吹けば桶屋が儲かる、がワールドワイドかつネガティブな方向に働くとこうなる、って感じのストーリーでした。
そこまで繋
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

戦争映画感があまりなく、重い気分になりすぎず鑑賞できました。違う時系列の人たちが入れ替わりつつスクリーンに出てくるので途中でよくわからなくなりました。

音や迫力がすごかったので、映画館で観賞したかっ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.0

あまり好みでなかったです。
テーマは伝わってきましたが、小説原作だからなのか、登場人物が喋りすぎてていまいち話に自然に入れませんでした。

心あたたまる話ではあります。
縁ってあるよなぁと思えました。

家族にサルーテ!イスキア島は大騒動(2018年製作の映画)

2.5

親族イベントのために集まった家族たちの化けの皮が剥がれていく2日間。

みんないろいろあるよね...と苦笑いしたくなる感じでした汗。最終的に皆ぶちギレてめちゃくちゃ。陽気で裏表がなくあっけらかんとして
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ニュータウン開発ですみかを追われる狸たちの物語です。

狸の反応が、圧倒的パワーを持つ異質なものに対峙したときの人間を描いているような気がして、興味深かったです。
あるものは排除しようとし、あるものは
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

刑事モノのコメディ映画で、楽しく見ることができました。主役の警官5人組がそれぞれキャラ立ちしており良かったです。笑いのセンスは自分には合っていました。最後の戦闘シーンは少し長く感じましたが、今までカッ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

公私ともひどい総理大臣が記憶をなくす話です。

おもしろく、テンポがよい話でした。後半、喜劇色が弱まって、前半の方が良かったな~なんて思ってたんですが最後に、記憶が戻ってたからか!と納得。

話の組み
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フェアウェル(2019年製作の映画)

2.0

あまりハマりませんでした。

映画のテンポがあまり好きじゃなかったかもしれません。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

2.5

序盤は魅力がいまいち理解できなかったけど、だんだん引き込まれていきました。

東京で消耗してる主人公が、嫌いな故郷に、友人とノリで帰って滞在する話です。

夏帆さんの演技が、故郷が嫌いな人間の感じが出
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半のコメディ的な部分が少し退屈でしたが、途中家宅捜索が入るシーンあたりから一気にシリアスな展開になってきて惹き付けられました。

恋をしたり、ユダヤ人差別の合理性のなさに気付いたり、でも自分の信条に
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

面白かったですが、全貌をつかみきれてないので、あと2回くらい見たいです。

1回ではストーリー全体を理解するのが難しく、ここはそういう繋がりだったのか!とスッキリするときと、ここはなんでこうなったの.
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々と、いきどまりの世界に産まれた青年の日々が写し出されます。

似たような境遇でも、ある者は場当たり的な生活を続け、ある者は一歩一歩自立へ積み重ね、ある者(監督)は自分と向き合うために?映画を作る。
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.5

タイトルから想像できると思いますが、砂糖の有害性を説く映画です。

砂糖をほぼ取らない方が、自国・オーストラリアの平均量の砂糖(1日ティースプーン40杯!)を2ヶ月、毎日摂取し、変化を見るものです。
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ミルク(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自らゲイであることをカミングアウトし、マイノリティのために政治活動した実在の方をベースにした映画です。

ゲイであることを隠して生活していたミルク氏が、徐々に自分を解放し、自分と同じ立場の人のために身
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