斬切りバーニーさんの映画レビュー・感想・評価

斬切りバーニー

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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

2.7

春のせいか(?)、片付け熱がメラメラ燃え上がっている。この間の休日は、2日かけて台所の片付けを完遂した。次は大物、ウォークインクローゼットだ、ウォーッ✊という、やる気を持続させるため、片付けの映画を見>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.7

2024年2月24日、ロシアのウクライナ軍事侵攻が開始した。日々、雑多なニュースが蔓延る中で、それはひときわ異彩を放っていたのを覚えている。それから、どんどん戦争は激化していき、そのニュースを見ない日>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

えっ!えっ?えっ!?
新デルバルドと、フォーゲル議長がクリソツ(←古)じゃない? そう感じたのは私だけでしょうか???

ジョニー・デップが降板したことはサラッと耳に入れていたけど、新デルバルドを受け
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

いや〜個人的に好きだなコレ!!

あえて「個人的に」と付けたのは、おそらく万人受けしないだろうという自覚からーー。要するに、私の好みが大きく反映している。

その最たる理由が、非常にシンプルで分かりや
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.1

タイムトラベルが可能となった、2050年。ひょんなことから、大人のアダムと子供のアダムが力を合わせ、未来の危機を救うーーという話。

あ、全然関係ないけど、ひょんなことの「ひょん」って一体何なんでしょ
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トールガール(2019年製作の映画)

3.2

軽い気分で見たくて。
2も出たし、それなりに人気があるんだろうなあ、と。

タイトルからも分かる通り、高身長のJKが主人公である。背が高いことを周囲にバカにされ、自尊心を失っていたが、超イケメンの留学
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

兄を失くした孤独から物を盗み、さらに放火までして、逃走する漁師。そして、プロレスラーを夢見て、施設を脱走したダウン症の少年。この二人が偶然出会い、プロレスラー養成学校に向かうというロードムービー。>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.0

最近、「たそがれ」ていますか?

この映画は、観光する場所も何もない島にやってきて、ただボーッとするだけの話。何も起こらない。ただひたすら、ボーッと。

映画を見ている時には、あまり感じなかったけれど
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.9

超絶美形ヴァンパイアと人間の少女の禁断の恋を描いた、ティーン向け映画。

この手の話はもう年齢的に卒業したかなあ、今見ても面白くないかなあ……と思ったけど、

いやいやなんのその!!

ひや〜〜〜!!
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

いや〜〜〜確か3回目(4回目?)の視聴だと思うんだけど、回を重ねるたびに理解が深まる! 今回にしても、なるほどと改めて気づくことがあり、何度も楽しめる特殊な映画となっている。

さて、その複雑さは今や
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MAMA(2013年製作の映画)

3.8

これは私の忘れられない映画。
ホラーの苦手な私に、ホラーの奥深さを教えてくれた。

まず、脚本がすごく好き!
簡潔に言うと、森の中の寂れた小屋で、親を失った幼い姉妹が、子供を失い彷徨っていた幽霊に育て
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パディントン(2014年製作の映画)

2.9

プー好きとしては、同じクマジャンルとしてパディントンも押さえねば! と謎の使命感に駆られ鑑賞に至ったが、うーん……私にはハマらなかったなあ。

プー好きのせいで採点が辛くなってるのかもしれないが、パデ
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

予告を見た時から、楽しみにしていた今作。
知られているようで、あまり知られていない、『死体が出なけりゃ捕まらない』に着眼した、隠蔽サスペンスである。

それにしても島が舞台である、いわゆる閉鎖的なド田
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空白(2021年製作の映画)

2.6

旦那のゴリ押しで一緒に見たけど……
うへぇ、誰も報われない……

万引きして逃げた女子中学生が、店長に追いかけられ、その逃走中に車にはねられ死んでしまうーーと、現実にも起こりそうな事件の本作だが、当事
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.6

体調が悪くて早めに寝ると言った旦那に、しめしめと今作を見始める妻(私)は、本当に良い(悪い?)性格をしていると自分でも思う。

水城せとな原作漫画の映画化。
ノンケ男がゲイ男に猛アタックされ、流される
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.2

大勢の役者が出演しているが、みんな本当に良いキャラクターをしている!! 悪役らしい悪役も、な〜んか憎めないしさあ。そういう『みんなに花を持たせる脚本』って、キャラクター、一人一人を愛してなくちゃ作れな>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

忙しさに追われ様々なことが雑になっている人に、オススメしたい映画。

流れる時間のゆったりとした雰囲気、心の込もった美味しそうな料理、スッキリ整頓された美しい道具たち……ああ、そんな丁寧な暮らしがした
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.3

その映画の主人公を好きになるかどうかは、その映画を好きになるかどうかを、大きく左右するものであると私は思っている。その点において、今作の主人公は私の超ドストライクだった!!

まず驚いたのが、アメリカ
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アス(2019年製作の映画)

3.6

自分と同じ顔の人間が、自分を殺しに来る。
しかもそれに留まらず、家族と同じ顔の人間も現れ、「家族VS家族」でガチャガチャ殺し合いをするーーというお話。

とあるサイトで読んだ考察では『同じ人間であって
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

高校生の時、色々な悩みがあったよなあ。勉強や部活のこと、友達や恋愛のことーー。そんなモヤモヤした悩みが、アルプススタンドのはしの方からデッカい声を出し、スッキリした気分を味わえる爽やかな良作だった!>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

マトリックスの最新作『マトリックス レザレクションズ』公開に合わせ、記念すべき1作目を復習。そしたら、な〜んと全部見終わるのに一週間もかかってしまった。いやはや、なんとも……(汗)

1週間てーーと思
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.8

キッズ大好き、ホーム・アローン!!

クリスマス・イブに金曜ロードSHOWで放送するとのことで、子供が大喜びしていると、職場のママ達が世間話をしていました。腹を抱えてゲラゲラ笑い転げるんだって。楽しそ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.1

「いやいや、あんたも朝ドラ出てたやん!」と思わず突っ込んだ(笑)

思えば、若葉竜也という男を初めて意識したのは、朝ドラがきっかけだった。爽やかで風流な名前とのギャップで、昭和臭さの感じる顔つきが素敵
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

カメラの長回しと言えば、上田慎一郎監督「カメラを止めるな」の冒頭30分を思い浮かべる人が多いと思う。あれには相当驚いた、が! しかし!! なんと今作では全編通してワンカット風に撮影されているという衝撃>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.1

『浅草キッド』から何を連想しますか?

旦那「漫才コンビ」
私 「歌じゃないの? たけし紅白で歌ってたじゃん!」
旦那・私「???」

急いでWikiったら上記も当たっているが、この場合、ビートたけし
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

怖い。でも見たい。怖い。でも見たい。
怖いでも見たい怖いでも見たい怖いでも見たい怖いでも見たい……

そんな葛藤から、ネタバレを見てから本編を見るという暴挙に出てしまった(笑)おかげで怖さは半減したけ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

遅ればせながら、借りてきちゃった!!  我慢できず、ツタヤで、準新作。旧作までー…と思ったけど、全然待てなかったや。

今年、私の中で大ヒットとなったドラマ「大豆田とわ子」の、坂本裕二脚本の映画です。
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

2.4

ストーリーは大したことなく、べっつに〜って感じなんだけど、クロエちゃんの可愛さがアニメ(二次元)級なので、トムジェリとバランスがとれ、その絵面だけで最後まで見切ることができた。

私の認識では、トムと
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罪の声(2020年製作の映画)

3.0

映画公開時、大雪のため交通事情が悪くて見に行けず、ようやく鑑賞できました! う〜ん、フィルマの評価が高く、期待が大きかったからなのか、微妙……。

1984年と1985年に実際に起きた、グリコ・森永事
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.3

「愛妻物語」ってタイトルなんだけど、その前に「喜劇」と付いてるのがポイント! 最初から最後まで、ずーっと夫婦漫才を聞かされているみたい。

私はどうしても妻の立場で、この映画を見てしまったが、「わかる
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.3

特攻って、すごいパワーワードだよね。

だって、体当たり攻撃て……。子供の遊びじゃないんだから……。

だけど当時は、それ程お国を守る為になりふり構わず、まさに死に物狂いで、そんなバカみたいな作戦が当
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

2019年末、全世界で大ヒットを飛ばした今作。
テレビニュースのエンタメコーナーでは、漏れなく今作の特集が組まれ、誰もが口を揃え「最高だ」と評した。

あれから約2年ぶりの再鑑賞。ーーやはり、最高と言
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.1

「え……本当にこのシアターで合ってるよね……?」と、まさかのMX4Dシアターで2Dを鑑賞(笑)グラグラと揺れる為に作られたであろう頑丈なイスに、不安を煽られる中、今作の鑑賞が始まったーー。

が、そん
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

ウキャー! キャッキャ、キャッキャと脳内子猿化してしまった(笑)

なんだこの可愛い生き物は!!
その辺の下手な少女漫画より、断然萌える!!

簡単に言うと、『好きな人(A)と、その婚約者(B)を別れ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

映画館のチケット売り場で揉める夫婦……
だって時間を見間違えちゃったんだもん。めんごめんご。ゆう子はゆう子でも、本当は優子じゃなく由宇子を見たかったんだ……。

と急遽見る羽目になった今作でしたが、観
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ピアノの森(2007年製作の映画)

4.7

先日、ショパン国際ピアノコンクールの日本人ダブル受賞のニュースが目に飛び込んできて、えも言えぬ歓喜に胸が震えました。

それもこれも私の大好きな漫画「ピアノの森」で、この賞が如何に凄いものか、知識とし
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