小皿さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.2

瀬戸内寂聴と、井上光晴とその妻の実際にあった関係を元に、井上光晴の長女である井上荒野が小説として書き上げた同名原作『あちらにいる鬼』読了後に鑑賞。
この作品を原作を読まずに観てしまうと、多分アレルギー
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

友人に誘われて予定していたよりも早く観ることになってしまったヽ(*´▽)ノ♪
案の定、公開3日目、この日13回目の上映で劇場内は6割方埋まってました❗

助走なしのフルスロットル。
観終えた感想はこれ
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.3

こちらもAmazon Primeの視聴期限間近ということで視聴。
エリート社員である主人公ブランドンが実はセックス依存症で、周囲から自分の情動を気づかれないように性的に視姦している。この辺りの描写は、
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

前から気になっていた作品で、Amazon Primeで視聴期限が迫っていたので鑑賞。
1970年代が舞台ということで、その犯罪の手口は雑で荒っぽいけれど、天性の悪の素質でもって、嘘も自然につくことがで
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.2

夜勤明けで、昼から職場に戻らないといけなくて、ちょうどタイミングが良かったので鑑賞しました。『すずめの戸締まり』と悩みましたが、こちらはきっと公開初日でたくさんの人だろうと、もう少し落ち着いてから観る>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

何も考えずにドンパチのスッキリ感を求めて、安定のジェイソン・ステイサム主演映画を鑑賞。
ジェイソンは相変わらずの無双振りなのですが、今一つスッキリ感を得られませんでした(; ̄ー ̄A
最終的に闘っていた
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.2

原作読了後に鑑賞。
原作では水墨画に関する概要やその精神性が描かれているが、作者も水墨画の絵師とのことで納得の描写である。堅苦しいものではなく、エンターテインメントに振られているので、読みやすく楽しめ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.3

Amazon Primeで視聴期限が迫っていて鑑賞。
殺人事件ものと思って観始めていたのに、まさかこんな展開になるなんて!!(゜ロ゜ノ)ノ
物言わぬ遺体がこれほど怖いと思ったことはありません((( ;
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.4

前回観た2019年度版『チャイルド・プレイ』が思ったより面白かったので、原点回帰で最初の『チャイルド・プレイ』を観てみましたヽ(*´▽)ノ♪
34年前の作品ということで、映像や演出の古さは否めませんが
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

アニャ・テイラー=ジョイ目当てで観てみました❗
まだまだ少女の幼さを持っていて、その無垢さが魔女に魅入られてしまう要素でもあるのかなと思いながら観てました。そういう意味では予想どおりの展開でしたけど、
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

劇場パンフを見て、既に不穏の空気が漂っていて、主演がノオミ・ラパスとなれば観ないわけにはいかないって思って県外の劇場(滋賀県ではやってない😢)に足を運びました🎵
何が起ころうとしていて、何が起こってい
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.3

何となく気になっていて、なおかつ時間も短めだったので観てみました。
もっともアクションの多いストーリー展開を期待していましたが、意外とこじんまりした感じで爽快感は得られなかった印象です。
見え隠れする
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NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

3.9

前に一度観てるかもと思いながらの鑑賞でしたが、主人公のエリック・バナ演じるラルフの見覚えはあるものの、ストーリーは全く記憶になくて、思い違いか完全に記憶障害か判然としません(^o^ゞ
いずれにせよ、記
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.8

チャッキーの存在はもちろん知っていましたが、映画を観るのは今回が初となります( ̄∇ ̄*)ゞ
今回の作品は初回作のリメイクということですが、そこはかなり現代にアレンジされていると思われる設定になっていま
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.1

ジャケットを初めて見たときから何となく気になっていた作品。事前に観た同監督の『イット・フォローズ』が面白かったので結構期待して観始めましたが、正直なこの作品を理解できませんでした(´д`|||)
いろ
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劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

3.5

劇場版『MOZU』までの道のりは長かった~(; ̄ー ̄A
シリーズ1からずっと触れられてきた「ダルマ」についてのストーリー。
彼が何者で、どういった存在であるのかというもっとも大きな謎を解き明かしていく
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女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.2

『百花』主演の原田美枝子が、認知症を患らい、自らを女優だったと話す母原田ヒサ子を撮ったショート・ドキュメンタリー映画。
もちろん原田美枝子の母が女優であったことはない。
製作、撮影、編集、監督を原田美
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百花(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

原作を読了後に鑑賞。
映画は原作・脚本・監督を川村元気自身がしているだけに、原作のイメージ通りの映像が多かったように思う。
主演の菅田将暉は、今回も安定して、心に葛藤を抱えた役を見事に演じていた。
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アンダーワールド(2003年製作の映画)

3.7

前から観てみたいと気になっていた作品。シリーズがいっぱいありすぎてどれから観ればいいのか分かりにくかったし、Amazon Primeではどうも一番最初のは放映してないようだったので、DVD借りてきまし>>続きを読む

EMMA/エマ デッド・オア・キル(2017年製作の映画)

3.3

こういうリベンジもの?(ちょっと違うか💦)って好きですヽ(*´▽)ノ♪
クソみたいな男らが逆鱗に触れた女にバッタバッタと殺られる様は、一種のカタルシスさえ感じます。映画のジャンルとしてもはや一つのジャ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

『ホテルムンバイ』を観たときに、主演のデヴ・バデルの映画として取り上げられていたので気になっていた作品。彼って『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のあのチャラいお兄ちゃんやったんですね!Σ( ̄□ ̄>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

直前にNetflixドラマの『クイーンズ・ギャンビット』第6話を観ていたので、アーニャ・テイラー=ジョイが出てきて感動しました❗
大きなよく動く勝ち気な瞳と、弱みを見せない堂々とした態度は、『クイーン
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SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

3.3

シド&ナンシーの死の真相を追うドキュメンタリー映画。
高校生の頃にパンクファッションでカッコいい先輩や同級生がいて、僕もちょっとだけ真似したりしたけれども、今となっては黒歴史です(ー_ー;)
シド&ナ
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青空エール(2016年製作の映画)

4.4

青春は一度きり。
そのことを改めて思い知った。
第二の青春とか僕も思ったことありますが、第一の青春の前には、もうアラ還オヤジの捏造としか思えなくてトホホです(ー_ー;)
もちろん、誇れるものではないで
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.9

主演の知念侑李がHey!Say!JUMPと知ったのは作品を観た後でした( ̄∇ ̄*)ゞ
この作品の前に観たのが『僕らのごはんは明日で待ってる』で、同じHey!Say!JUMPの中島裕翔が主演だったのでビ
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.2

Amazon Primeの視聴期限切れ間近だったので鑑賞。原作は瀬尾まいこさんの同名小説ですが未読です。
中島裕翔演じる葉山亮太と新木優子演じる上村小春の凸凹な感じの二人の恋愛が可愛らしい作品でした。
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

こういうハートウォーミングな作品は、理屈なしに観なければ損ですヽ(*´▽)ノ♪
もう少しギスギスした物語かと思ってましたが、そうしたこともなく、終始アットホームな暖かい人間関係であったことは、この作品
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

ある日突然、共に人生を歩んでいた者を喪うことは、僕たちが思っている以上に、往々にしてあることなんだと思う。
そうしたとき、全ての現実が自分とは全く関わりのないものとして隔絶された世界の中に身を置いてい
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.1

ホラーなのかミステリーサスペンスなのか全くわからないながらの鑑賞でした。序盤はストーリーの展開がミステリー寄りで、この家族に秘められたなぞの部分に大いに引き込まれました。
…が、蓋を開けてみれば…
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

池井戸潤原作読了後に鑑賞。半沢直樹ぐらいしか彼の作品は読んでいませんが、所々既視感のあるストーリーもありましたが、楽しみました🎵
僕個人は経済などの知識が皆無のため、原作を読んでいたからこそストーリー
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

3.7

今や若手俳優としてその実力を確かにしている有村架純、福士蒼汰、山田裕貴、黒島結菜などの豪華な顔ぶれが、その高い演技力でグイグイ引っ張っていく、甘酸っぱい青春ラブストーリーでした🎵
原作は未読ですヽ(*
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.3

誰もが心に芽生えた想いをずっと抱き続けることは大なり小なりあるのだろう。それが友情や恋愛に根差すものならなおさらだと思う。『糸』を思い出させるような流れる月日の中で、交差し、離れ、また重なりあう。それ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.3

何かが起こる予感を感じさせながら、結局何も起こらなかったという印象の作品でした。
純愛を描いた作品と思えば頷けますが、もっとキリキリした展開を想像していました(* ̄∇ ̄)ノ

見上げる月は煌々と光輝い
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

久しぶりに映画館で声を上げて笑いました🎵
映画館で宣伝し始めたときから観てみたかった作品です。多分、コメディ寄りのアクションだろうと思いながらの鑑賞でしたが、予想通りの展開で僕の期待に充分応えてくれま
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.2

こちらで交流させてもらってる方たちの評価が良かったので気になって鑑賞してきました。
いきなりの草彅剛にも驚きましたが、竹原ピストル、尾野真千子など、彼らでしか絶対出せない役どころで、それぞれがいい味を
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.7

小野不由美の『鬼談百景』という百物語の中から10話を映像化した作品。原作読了後の鑑賞です。
まず驚いたのは、ナレーションが竹内結子だったこと。もともと『残穢』と今回の『鬼談百景』はついになる話で、鬼談
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