なにぬねののさんの映画レビュー・感想・評価

なにぬねのの

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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

-

タイトルが好みではなくて避けていた映画。

蔑ろにしていた亡き妻への、気持ち、
見失っていた自分の感情、本音を
取り戻す。再生する。というテーマは好きでとても期待したのだけど、

主人公の全てが大嫌い
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メッセージ(2016年製作の映画)

-

ラストは、未来を知ったとしても、
現在の気持ちを大切にした
選択をしたのだと思っていたが、

何年か経って見返してみるとそんな簡単な話ではなく、
主人公は宇宙人と同じ高次の時間感覚を獲得したのだと分か
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

別れなくても良くない〜?って思うのは
わたしの人生経験が浅いからだろうか…

いい家族になれそうなんだけどなぁ

最初のRとLの話で恥ずかしくて聞いてられなかった

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画をみて、
女神の継承のテーマが信仰心であることを確信した。

人間の罪は疑念。


主人公、ジョングは、女を見て、
女を信用しかける。
神、もしくは精霊である女の、
何かに気づいたからだ。畏怖
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.7

もっと超越したところへ。

とタイトルが本当にぴったりな映画だった。

男も女ももっと超越したところへ。
愛へ。

ただ、女が育てるというのは
現実を突きつけられるようで辛かった。
しかし、わたしは未
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

-

好きな男が、他の女と関係を持ったことを知ったときの凍てつく感じや、

一定数いる、気弱なくせに脳みそが下半身についている男。簡単に築いたものを裏切るし快楽に弱い。

そういう男にも、恋人がいて、家族が
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.2

好きな映画を聞かれたら幸福なラザロの名前をあげる。

ストーリー自体はそこまで好きではないので、どうしてだろうと思うが


一番は、ラザロの、無垢で善良な、目の光が見れるからだと思う 
本物に見える。
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.4

加害性のある肉食獣と弱い草食動物。

強いものが弱いものを無自覚に踏み潰し、逆に弱いものが強いものを差別する。

ハンニバルのオマージュがよく出てきた
ヒロインであるクラリスは当時FBIで女性は少なく
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

レクター博士が思ったより気持ち悪すぎる。


教授とかちょっと頭のいいおじさんが
気に入った、10代、20代の若い子に対するそれの解像度が高い

最初に他の囚人に言われた卑猥な言葉を、復唱させるのも、
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女神の継承(2021年製作の映画)

-

神、精霊の立ち位置が良い
あくまで神はそこにあるだけで常に救いの手を差し伸べてくれるわけではない…
アジアのアニミズムぽい

ミンは首の夢をみたが、
ミンが女神を信仰すれば守りの力が強まったのだろうか
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

なんとなくいつも見損ねていたのだけど、
すごく良かった。
かっこいい戦闘シーンなどはなく、
徴兵された「一般の男性」たち
災害時などの映像を思い起こした
 
大した訓練もされていないような兵たちなので
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

-

浜辺美波の声が透き通っている
話は、少し凡庸でチープなのに
不思議と見入ってしまったテンポがいい

ほのぼのした話が人気で映画化もされることが心温まる

さくらん(2007年製作の映画)

4.0

土屋杏奈の顔は、
安野モヨコのキャラデザそっくり!

体の隅々まで美しく、10年に一人の逸材という、きよ葉
骨格から美しい美人は指の先まで綺麗なので、そういう女がいるのはわかる…

土屋杏奈のお風呂の
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

-

原作は日常系なので、
ジャンプみたいなアクションぽくなっていて違和感があった。

原作のテンポ感を
映画でやるってなると難しいかもしれないが、、

蜷川さんがやる映画の原作(クランプ、ダイナーなど)は
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カルト(2012年製作の映画)

-

意外に面白かった
Twitterで見なければ絶対見なかった

オカルト、結構研究してるんじゃないかというクオリティ
意外と辻褄があってておもしろい

徳永ゆうきのような最初の霊能者が好き笑

霊能者ね
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渇き。(2013年製作の映画)

3.8

ファムファタル

家庭環境の悪い子どもは
2パターン分かれるらしい。
脱抑制型愛着障害と抑制型愛着障害。

前者は愛情を求めて彷徨って、人との距離感が掴めない、いわゆるメンヘラ


後者は、誰にも心を
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Saltburn(2023年製作の映画)

-

うぅ……気持ち悪い

そう来るかーという展開

陰キャなのに学園の王子様の親友になるという設定だが、

きちんとスクールカーストの残酷さや、
フェリックスの育ちの良さ
勝者には敗者が見えていない。
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サスペリア(1977年製作の映画)

-

名作と聞いて
エクソシスト、オーメンのようなのをイメージしていた。
そっちの方が好きだけど

直感に訴えてくる映画

見終わったあとの、言語化できない気づきが造り手の表現したいことだったのだろうか…
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。
予告編をみてこういうの大好き!
と急いで鑑賞

死を受け入れて、大人びてしまった少年たちが悲しくも、魅力的。

ホッパーの幼さ残る顔立ちや肌のハリ。まだ大人の力には勝てなかったというのも
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

パートナーへの愛と自己実現

大好きで愛おしいひと。
互いに思いやりをもった関係
しかし、一緒にいるとクオリティの低い活動しかできない。思うようなことが出来ない。


それでも、2人の高潔なあり方は、
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長い散歩(2006年製作の映画)

3.1

寒い演出や脚本にヴッとなるような
苦手な映画だった

ロードムービーも虐待など重いテーマが絡むと、ご都合展開や雑な心理描写が、軽く感じてしまう

少女が羽をつけているのが、美しい

隣で見ていた家族は
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

-

頭の回転良くなきゃ出来ない…

応急処置、SOSの出し方などマニュアルあるんだろうな

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

-

主人公はオペレーターに向いてない…
すぐイラつく人が職場にいるとやりづらい

でも面白い
カメラを止めるなを思い出す
見せ方に全振りして深みはないけど…

無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.8

最初のほうで観るのを断念した…

少女のガリガリの体が、
ただ、ただ痛々しかった
  

解説を読んだだけですが、
ベイベイが自分が、ゲームの仲間であったのではなく、性加害をされた被害者であると認めな
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ファウスト(1994年製作の映画)

4.3

生命を操る力を尋ねるファウストに

人間は目に見えていても、それを理解できない。それは言葉の先にあるからだ。言葉からしか人間は理解することが出来ない。

と仕えた悪魔は淡々と答える。

悪魔が人間の問
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あらしのよるに(2005年製作の映画)

3.8

マイ・エレメントを見たあと思い出して鑑賞

一緒にいるには、肉体も、そこから生まれる欲求も、自分の生きる世界も全て捨てなくてはいけない。

究極にプラトニックなストーリーだと思った


子供ながらにこ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.2

火と水の邂逅。運命の出会い。
異質であるはずの相手と近づいて、互いに知って少しずつ、1つの愛になっていく
火と水が混ざって光のようになったよう✨️

エンバーとウェイドが手を繋ぐシーンは、とてもロマン
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

-

Amazonプライムで鑑賞

赤ちゃん、セックス、吐瀉物、エゴ、嘘、死、愛


繰り返される、最悪な食事、言動
その最悪な排出、結末

グロテスクで混沌とし、
多大な代償を払い、浅ましく貪欲に求めるも
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.0


昔はただの人格異常者のエゴだと思っていたけど、

見た後、しばらくしてから、
息子には本当に父親への恋愛感情があったのだろうなと哀れに思うようになってしまった。

きっと私みたいな余計なところで共感
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

4.1

面白かった
深みのある映画というよりも漫画感があったけど
悪魔の描きかたは下手なハリウッド映画よりも100倍いいと思った
聖書等とても研究しているらしく、凄みがあった……
特に悪魔が負の予言を吐き散ら
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真夏の夜の夢(1959年製作の映画)

4.0

子どもの頃父親に見せられて強烈に記憶に焼き付いていた。
見たい見たいと思って、最近やっとみることができた。

作り込まれた世界観と、独特のゆったりしたテンポ感が、いつのまにか本当に異界に紛れ込み、戻
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永い言い訳(2016年製作の映画)

-

自己愛の強すぎる主人公の話は自戒のために定期的に見たいと思った…
その醜さを徹底的に暴きつつも見守ってくれるあったかい映画。

奥さんは、主人公が自分のことを軽く扱っていることはとっくに分かっているけ
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.7

予告編が流れてきてかっこよかったので急いでDVDを借りて鑑賞

個人的には面白かった…!


アーサ王のストーリーに惹かれた。


ピンチになると流れてくるロックな音楽もかっこいい

バーバヤーガ何故
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