UberLoserさんの映画レビュー・感想・評価

UberLoser

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ミッシング(2024年製作の映画)

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でしょうね、ですよね。という映画。

主人公よりも周囲の男性キャラクターへの共感と同情で作られている。女を描くつもりがない。描けないのかも。

前作よりは抑えめではあるが、相変わらず露悪が強く、リアリ
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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雰囲気は悪く無いが、中身が薄い。

ボーイmeetsガールのためのボーイmeetsガールであり
お互いなぜ惹かれたのかよくわからない。見た目か。

色合いや画面は楽しかった。

出だしのモールの躍動感
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よこがお(2019年製作の映画)

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深田監督はいつも「なんでそこを映画にしようと思った?」という映画を作っているイメージ。

ところどころ過剰なところもあったが(マスコミ周り)こうもじっくりじっとり見せられると、何故か納得してしまう。こ
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パレード(2024年製作の映画)

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長い。120分に収められたのでは。

話はなんてことないファンタジーだが、
撮りたい絵がはっきりしている点と、
テーマがあくまで優しい点が、評価できた。

エンドロール映像がとても良かった。
とても良
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正欲(2023年製作の映画)

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演出、脚本、撮影、キャスト、いずれもハイレベル。
話自体を理解できない人は多そう。自分は讃です。

市子(2023年製作の映画)

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つっこみどころが多すぎる。どこかで見たベタなエピソードが延々と続く。手持ちカメラのわざとらしさも気になる。もう少し上手く撮れないのか。

「あの人は誰だったんでしょうね」映画はそろそろ手打ちにしたらど
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(2023年製作の映画)

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賛否分かれているようだが、自分は賛でした。

面白かった。ハッとした。
時代劇で描かれる「侍」はカッコいいもので、
それが当然だと思っていた。

この映画は「侍」をとことん笑う。
滑稽で、みっともなく
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

1.0

阿部サダヲの無駄遣い
テレビの二時間ドラマでやれ

銀行員全員バカすぎる
バカがバカに引っ掛かり
バカな詐欺を返すだけのバカな話だった

冒頭の観劇シーンから
つまらん臭いが漂っていた
間違ってなかっ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

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キャスティング絶妙。
ほぼ1シーン1カットで見応えあった。
主人公の気持ちがわかる人間なのだが、宇宙人かーそうかぁ。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

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素晴らしかった。静かなゆっくり映画かと思いきや、5分に1回はピンチが訪れる、ハラハラしつつも笑えるところもある作品。5分は大袈裟か。2時間オーバーがあっという間なことは間違いない。

史実を元にしたフ
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彼方に(2023年製作の映画)

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つらいね。30分ないのでさくっと見られるけど、心して見ましょう。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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うーん。つまらん。
こんな金かかってそうなのに、つまらんってどういうことだってばよ。

大きなマイナスはないが、大きな加点も無いという悲しいパターン。
これならゴジラマイナスワンの方がまだ話す甲斐があ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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映画としては最後まで面白かったんだけど、女キャラの造形のトンチキさで笑ってしまうというハードボイルドになりきれてないハードボイルド。

主人公の過去回想(なんだあれ。現在の主人公に繋がらないだろどう考
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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退屈はしなかったが、なんとも消化不良。
加えて、好みの問題もあるとは思うが、いろんな意味で気持ち悪さが残る。

以下ネタバレ。




特に気持ち悪いのは。
なぜ親子どんぶり設定にしてしまったのか。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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タイムリープものは見飽きたよなぁという中で見た。
やけに尺が短い理由は、はじまってすぐに理解できた。
これは二時間は無理だわ。

二分間の繰り返しという無謀なアイデアを、なるほどという工夫で乗り切って
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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クルエラに続き、また見なくていいものを見てしまった。

ゲームは死ぬほどやったので、わかる〜!の連続なのは楽しい。
音楽も聞き慣れた曲のアレンジで楽しい。

まさかマリオ映画に「修行」シークエンスがあ
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クルエラ(2021年製作の映画)

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犬が見どころ。
エマ・ストーンはかわいい。
以上。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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アートなアニメだった。
水と火のキャラクター造形とその表現だけでおつりがくる。
うっとりと見てしまう。
これほどまでに定形のないキャラクターってなかったのでは。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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明らかに脚本がひどい。
相変わらずダラダラとシーンをつなげるだけで構成が出来てない。どうでもいいところに時間を割いている。
山崎監督は脚本家を別に付けたほうが良い。永遠の0が見られる映画になっていたの
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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お呼びじゃないと思いつつ、気楽なものが見たくて見た。

散々批判された黒人アリエル、めちゃめちゃ可愛いじゃないの!こんなのみんな好きになっちゃうでしょ!

カニがいい。いかにもディズニーのサブキャラな
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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おもろかった!
日本語のサブタイトルがダセえ。
大オチは、ですよねーだが、楽しめたよ。
スマートな映画でした。
100分台というのがいい。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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大変美しい映画で一見の価値あり。

しかし相手役の男が若すぎて、どうもキツい気持ちになる。
どう見ても子供。
もう少し上のキャストが良かった。
ノイズになってしまった。惜しい。

脚本も演出もロケーシ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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ケイト・ブランシェットがひたすらすごい。
かっこいい。見ていたい。
引退が惜しい。
宮崎駿のように引退詐欺で戻ってきてくれ。

映画自体にそれほど惹かれるところはなし。
女であろうが権力を手にすると人
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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トリアーだから絶対胸糞だよな〜

結果:やっぱり胸糞でした。

しかし、よくできてる。

最後まで見ると、自分は敬虔なクリスチャンにはなれないと思わされる。
人間とはなんと罪深い生き物なのか。
胸糞を
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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よかったが、劇場でやるほどのことでもなく、SPドラマでもよかったのでは。誇張した表層が浮いて見えた。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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長いけど長さを感じなかった。

塚本晋也は良い役者だ。
イッセー尾形が完全にイッセー尾形芝居をしていたが、あれでいいのだろうか?
海外の人からはどう見えるんだろ。
窪塚の顔はキリスト似で最高だったが、
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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日本版のポスターもコピーも、見当違い。
抑えた演出と音楽等ふくめ、良くできていた。

以下ややネタバレ。



この憑依はオカルトや精神病というよりも、女たちが受けてきた抑圧を代弁しているんだろうね。
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

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やたらと尻が出てくる尻映画だった。
一人の男がここへ行き着くまでの変遷。

最小限の台詞回しがうまい。
いっとき遡り系の構成の作品が流行っていたが、元ネタはこれか。

人生は美しいか?

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

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取り立てて目新しいこともない、なんてことのない、ある思い出の話。しかし丁寧に撮られているので安心して見られる。

この監督の次回作を見てみようと思ったら新作は連名脚本の一人だった。脚本より演出の方が力
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

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シチュエーションSF。作品の存在自体知らず、たまたま目について見たら、当たりだった。

この手のアメリカ映画は設定も展開もオチも、もちろんCGも、きっちり良くできてるなぁ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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おもしろかった。長さを感じなかった。
もっと後まで描くと思っていたら、学生時代までなんだな。
なかなかエグいファミリー映画だった。
お父さんの、哀愁をたたえた切ない微笑みが一万点。

わかりにくいとこ
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ルーム(2015年製作の映画)

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傑作だった。子役が天才。

フリッツル事件というのが元だと知って検索したら、24年の監禁で実父が犯人で7人子供を産んだという誠に酷い事件だった。

久々にハラハラしてしまった。
空が印象的。

三人に
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