Finfan8さんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.7

ドランの中でも特に好きな作品。
より社会の空気感を描いてくれてる作品。特に1時間すぎたあたりの「怒らせちゃった?」からのメッセージが作品をドランの自身の想いを伝えてくれてる気がする。


1 ルック 
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

純粋さがいかに社会と離れているか。生々しい愛の形をスティーヴ、母親、カイラの目線から見せてくれる作品。選択する勇気。選択の連続な人生。

画角、色、音楽、ファッション、色んな映像表現が俺はばっちり好み
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

まさにいきがりを表現した作品。このかっこよさとダサさをミクロにもマクロにも表現してある作品。好き。
映像の画角や解像度も併せて90年代再現。ラストはやばいね。

1 ルック   4.3
2 テンポ  
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

ただのゲイドラマではない。普通の恋愛ドラマだ。もう次のフェーズに入ってる気がする。微妙な心の動き、繊細な感情を映像の色や音楽で表現するドラン作品はやっぱり好き。

1 ルック   4.3
2 テンポ 
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

母と息子あるある。リアルっぽいリアルさ。その表現が瑞々しくもあり、その映像表現がこの一作目から炸裂のドラン作品。
19歳で母を題材にしたこの手の作品作るあたり、覚悟あるな。


1 ルック   4.0
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

どんどん登場人物のイメージが変化していく作品。本当に許されざる者は誰だろう。
人の尊厳を強く伝えてくれる。

1 ルック   3.6
2 テンポ   3.8
3 シーン   3.5
4 キャスト  3
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

AIとの恋愛ね。映像の斬新さやAI自体のイメージからストーリーに対して驚きはあったけど、なんか入り込めなかった。何でだろう。俺が本人だったら、同じようにかんじるんだろうか。

1 ルック   3.6
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

スパイもので1番好きなシリーズ。
グロいのに爽やか。アクションもスマートでおしゃれ。
中学生の妄想そのまま大人がアクション映画にしてみました感が素敵。

1 ルック   4.7
2 テンポ   4.6
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.4

メッセージ性と娯楽性のバランスがすごくいい。ずっと楽しめるし、要所要所で無意識を突かれて、ハッとする。この作品当時は特に人種や性別での差別が日常にあって、あのNASAでも!?って驚くし、それでも変われ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦のイギリスでの議会劇。
チャーチルの演説と決断の裏での様々な心の動きを映し出してる作品。
ゲイリーオールドマンすごいし、メイクもすごい。
地下鉄のシーンは泣いた。

1 ルック   4.
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.6

人間の欲望が生み出したソボク、死期が近く過去の自分に後悔の念が残るギボンとの関わりから考える、生と死、欲望を映し出す作品。時折でてくるソボクの素直な疑問に観客は改めて自問でき、そこの深みはある。
ただ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.1

韓国の現代社会を映し出す作品。だけど
もちろん日本にも当てはまる。どんどん変わりゆく社会と個人の気持ち。自分の考えを無意識に押し殺して苦しむ主人公と、それに対して無意識に社会変化に対応できない周りの人
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

基本的に映画と列車の相性いいよね。
ストーリーがはっきりしてて、作品に集中できた。
見やすくて、伝えたいこともわかりやすく、ハラハラドキドキで、楽しめる。
キーワードは、お金、愛、他者、分断。マドンソ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

色んなものを抱えて生きる主人公の葛藤と、その周りの関わりも含め、かなり感情移入して見れた作品。愛と後悔と生と死と。コミュニティのいいところも悪いところとが。ハリウッドの作品なのに、日本の田舎にも通ずる>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

この為に作ったドラマでしょっていうくらいドラマチックな実話。フォーシーズンズ知らなかったけど、歌はあーこれかっていうものばかりで、改めて本人達の偉大さも感じれたし、音楽が持ってるチカラも感じれた。>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.1

ただただ素直に愚直な主人公が政府とメディアによって犯人に仕立て上げられる実話。主人公リチャードが持ち合わせてるのは子どものような純粋さ。それを小手先で自分で操ろうとしたり、組織での役割、それに群がる無>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.3

故郷を離れ、1人で奮闘する女性の成長譚である。が、それだけにとどまらず、アイルランドとアメリカの関係。過去の労働移民からの格差社会や、イタリア系、ブルックリンという地名、土地柄について深く考えることが>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

すくすく成長するね。12年間ずっと制作された唯一無二の作品だね。リンクレーターすごい。ストーリーは淡々と進むけど、その1日1日が貴重だと考えさせられる映画。

1 ルック   3.6
2 テンポ  
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.2

アメリカとメキシコの国境で行われる麻薬戦争。主人公がまさに国境、善悪、法、昼と夜、部屋のベランダなどあらゆるボーダーで、自分の世界とは反対側に投げ込まれる映画。主人公が蚊帳の外作品ナンバーワン。映像の>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

4.0

シナリオにやられたって感じ。前半のこんな博士いる?とか思ってたけど、そっちかー。だったらいるわって感じ。本当の自分を見つけれたのか。本当の自分ってなんなの?とも観れる作品。

1 ルック   3.6
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

さすが傑作。ラストも胸が痛くなる。殺しのシーンの静けさとカッコ良さ。不安や恐れから来る緻密さと丁寧さを表現してある中で、女の子を救う時は大胆さが見えて、感情の表現が感じられる。
その2人の背景も見れて
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