doncorgiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.9

大恐慌時代のシンデレラボクサー。

実話ってのが良い。時代背景も相まって展開読めてもかなりグッとくる。途中までの試合はテンポよく描かれてたのに、ラスト長尺で見せてくるところも良き。

約束したんだ!の
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.6

遺された人々。

9.11で愛する父親を失った少年目線で描く冒険成長作品。名作の香りがぷんぷんだから覚悟しながら観た。結果、どちゃくそに泣いた。胸がギュっとなる悲しさ。オスカーが温かい人たちに出会えて
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

カンニングビジネス、はじめました。

実際に中国で起きた「時差を使った集団不正入試事件」をモチーフにしてるらしい。たかが、カンニングと思いきや、想像以上のハラハラドキドキ展開でかなりのライド感を楽しめ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

「会えない時のために、こんにちは、こんばんは。そしておやすみ」

手を付けてなかった有名作品をチョイス。圧倒的設定勝ちの一本。隠しカメラ目線は臨場感ばっちしで面白いし、草刈り機だったりビールのCMは秀
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.7

たまらん漢と可哀想な子分たち。

豪華キャストに惹かれ鑑賞。これぞ西部劇!子分目線意味わからんすぎる?そんなの関係ねぇ!漢と漢の渋カッコいいガンアクションロードムービー。それで充分。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

他人の心をそっくり覗き込むことはできない。

祝・アカデミー賞4部門ノミネート!あまりにも話題になっているのでミーハー魂全開で鑑賞。原作は未読。

3時間弱があっという間に感じる不思議な没入感。正直、
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

落とし物は交番に届けましょう。

アカデミー作品賞全制覇シリーズ!緊張感マシマシ没入感マシマシ難解め。

観終わってみてなんだか不思議な満腹感。この作品に込められた「世の中の不条理」だったりの大まかな
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.1

ディスコでフィーバー🕺と思いきや…。

なんだか騙された気分(笑)思ってたストーリーと違いすぎて逆に笑えた。序盤は聞いたことあるノリノリの音楽で楽しかったのに、中盤からラストまで正直全然面白くなかった
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.6

恋愛コンサルタントなのに自分の恋は…。

駆け引きがあるとはいえ、運命を感じたあのシーンは作られたものなの?って考えたら嫌になっちゃう気持ちも分からなくはない。とはいえ、騙してるわけではないしなぁ(笑
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

冷たい戦争下での人質交換ミッション。

実話ベースのリアルスパイ映画。ヘビーなテーマだけど、わかり易いストーリー展開でかなり見応えのある作品だった。基本的に話し合いで、ドンパチはなく単調なのに、緊張感
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

マーチ家の四姉妹が織りなす「若草物語」

公開当時から気になっていた作品が、ネトフリにて配信始まってたので鑑賞。全体的に丁寧な作りでかなり観やすかった。

ジョーだけでなく、姉妹みんなにきちんとスポッ
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.6

レ・ミ・ド・ド・ソ。

恥ずかしながら観ていなかった名作シリーズ。せっかくなのでディレクターズカット版をチョイス。

まさに「未知との遭遇」だった。スティーブン・スピルバーグの想像を絶するような思いが
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

陸と海の架け橋、漢アーサー王。

今までほとんど触れてこなかったDCEUなるものに手を出してみたシリーズ5作目!今作は「ジャスティス・リーグ」でぬるっと仲間になるものの、素性がよく分かってなかったアク
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ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

3.4

コギ好きにはたまらん眼福!

コーギーの愛くるしい仕草が盛りだくさんで思ったよりも満足。晩ごはん食べながら流し見する予定が、最後には釘付け(笑)子ども向けなのか?と疑っちゃうシーンもちょびちょびあって
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

夜のせいで…。

藤井道人×清原果耶に惹かれ鑑賞。キャストみんな演技が抜群だった。特に、桃井かおり、坂井真紀、清原果耶の演技がエグ良かった!3人の演技力に圧倒されウルウルする場面も…。心に残る台詞が所
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.7

鉄壁の牢獄アルカトラズ刑務所 vs IQ133。

脱獄系ってロマンあってやっぱり良いよね。今作も難攻不落に立ち向うというロマンぷんぷん。しかも実話っていうのがロマン加点高い。ストーリーは、全体的に渋
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

差別。

観終わってから数分、まだ手が震えてる。鼓動が早い。それほどの衝撃を与えられた。20分とは思えない濃さで圧倒的なラスト。何気ない会話さえも隠喩的で不気味な怖さ。ぶっちゃけできれば体験したくない
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

復讐!復讐!五点掌爆心拳!

食わず嫌いしてたクエンティン・タランティーノ監督鑑賞シリーズ第9弾後半戦。ということで、現時点でのタランティーノ監督作品全制覇!うーん、感慨深いねえ。あんなにB級テイスト
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

愛、依存、自立。

Nextエマ・ワトソンと話題のエミリア・ジョーンズ主演と知り気になっていたので、いざ映画館で!

これはたまらん!映画館で観て本当に良かったと思える見応えたっぷりの作品だった。特に
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

流され体質Max女が、流れつく先とは…。

温めていた作品をやっとこさ鑑賞シリーズ。3時間という長さにビビりまくっていたけど、いざ観てみたらあっという間。不思議な世界観で、没入感高め◎要所要所、不気味
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.3

珈琲&煙草。

90分ちょいにギュっと11本の会話劇が詰まってる。驚きな展開はなく、ただただ日常が流れているだけ。見ようによっては退屈な物語。でもなぜだか心地良い。まるで隣の席から覗き込んでいるような
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

超スピードで老いていく不気味なビーチ。

レンタル始まったので鑑賞。ツッコミどころ満載だけど、シンプルにエンタメとして楽しめた。この人はこうなっちゃうのかな?っていう嫌な予感が全て回収されていく、逆に
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.1

劇場上映を逃したのでようやくU-NEXTにて鑑賞。

めちゃくちゃ見応えのある作品だった。それぞれの視点に分けたチャプター構成になっているおかげでとても観やすかったし、楽しめた。1つの出来事だとしても
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

Netflixにて今月末まで配信だったので鑑賞。

デューイの暴れ回りっぷりが凄すぎて共感性羞恥ビンビン。序盤は全然好きになれなかったけど、次第と憧れる気持ちも強くなっていった。ラストのライブは鳥肌も
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

2022アカデミー賞作品賞ノミネート有力候補ということで、やっとこさ鑑賞。

序盤から終始緊張感のある演出でどっぷりと入り込めた。終盤までストーリー展開は単調でお世辞にもめちゃ面白い!って訳ではないけ
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.2

ジョン・トラヴォルタ×ヒュー・ジャックマンに惹かれ鑑賞。序盤からまぁどんでん返し系なんだろうなと匂わすシーン多々ありだから覚悟しながら観てたけど、オチがなんだか微妙で残念。全体的なストーリー展開もお粗>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.2

【善と悪】

清原果耶出演作品ということで温めていたのを鑑賞。この手の大人びた少女といった感じの役がドンピシャすぎてたまらん。一言、一言がリアルすぎて鳥肌もん。

そんでそんでストーリー展開、演出、音
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

最高のW主演でとにかく見応え抜群。尺は少し長めだけど、それを感じさせない緊張感であっという間にエンドロール突入。カッコよくて頭のキレる男たちの戦いってやっぱりたまらんよね。面白くない訳がない。特に強盗>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.1

友達からオススメされていたのをついに鑑賞。作品のテーマ的には不謹慎かもしれないけど、シンプルにストーリー展開が面白かった。主人公はもちろん周りのキャラもかなり良い。日本人としては、やっぱり片方の正義目>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.6

録画しておいたのをやっとこさ鑑賞。原作は未読。ただ、目玉ネタバレ食らっていたので正直期待はしてなかった。とはいえ、終盤の追い上げはシンプルに良かった。もちろん、作画、音楽は完璧。うーん、でもなぁ劇場版>>続きを読む

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.0

アカデミー作品賞全制覇シリーズ!「シュタゲ0」を観て以来ずっと気になってた作品をチョイス。

せっかくならという気持ちでディレクターズカット版をチョイスしたけど、モーツァルトの奥さんのえちえちシーンだ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

食わず嫌いしてたクエンティン・タランティーノ監督鑑賞シリーズ第9弾前半戦。ついにタランティーノ作品ラスト。

かっちょええ曲、ド派手なアクション、ぶっ飛んだキャラ。最高にB級映画してた。

リスペクト
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プロメア(2019年製作の映画)

3.3

圧倒的作画感。好みのタッチではないけど、それでも迫力満点で楽しめた。テンポ感爽快good◎ストーリーは普通。音楽も良さげよりの普通。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.7

最近読んだ漫画「明日、私は誰かのカノジョ」にてこの作品の台詞が引用されてて、気になったので鑑賞。ジャケットの印象とは違い、かなりコメディ寄り。驚くようなストーリー展開はないけれど、雰囲気や一つ一つの台>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.9

映画館での鑑賞を逃したのでTSUTAYAにてレンタル!自分的には監督、脚本、キャスト、全てに期待していたのに評価そこまで高くないから少し不安だったけど、問題なく楽しめた。SFに期待大だった人にとっては>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

新年一本目!
テンポ感良しで観やすい。ブラックユーモアたっぷりなのに何故か気持ち良ささえ感じる。そしてなによりも豪華すぎるキャストで画面映えがハンパない。