ある種、頑なに自分を崩さないクソババアは観ていて潔い。あのメリーポピンズを生み出したトラヴァース夫人は、子供が好きだからなんてとんでもない、子供時代のコンプレックスから生み出したメリーポピンズによって>>続きを読む
年代的にも近いが、オードリーヘプバーンの「おしゃれ泥棒」を思い出した。
ヘプバーンは出るだけでオシャレ感漂うのに対して、マクレーンの魅力はコケティッシュなところ。どちらの映画その両女優の良さを引き出>>続きを読む
改めて小泉今日子と鈴木京香の凄味に気づいた。
ちょっとした、まったく同じエピソードでなくても、どこか共感できる場面の切り取り方に、映画に派手な抑揚は無くとも、釘付けにさせられた。また観たい。
その>>続きを読む
恥ずかしいことに、どうしても理解はできない。
平和に生きている自分には到底無理な世界。なのだが、この映画、ねじ曲がった見方になるが、ヒーローとして描かれている主人公に違和感あり。所詮アジアン・アフリ>>続きを読む
デパルマについてはよく知らない。ただ、映画好きとしては、監督がどう考え、どう作品を生み出すかには興味がある。クラシック俳優・監督なんかのドキュメンタリー好きとしては知らなくても興味が湧いた。
デパル>>続きを読む
ヒロインの母親が一番自分には近かった。
平和に生きていると一緒にいる人物が実は危険なんて考えもしない。目の前でいくら脅しをかけられようが、それが後々大変なことになるなんて、想像もつかない。
知らな>>続きを読む
多くの人には青春時代に夢中になった音楽がある。音楽がジャンルレスになり、細分化されている昨今、この誰にだってある音楽を振り返った時に、好き嫌いはさておき、同じ年代を生きた者同士であれば、思わず『懐かし>>続きを読む
母娘の愛の葛藤。
歪みきった母に対して複雑だが愛を持ち続けたデイヴィスの演技に釘付け。
子は親を選べない。ただ、なぜ縁が簡単に切れないのだろう。永遠の謎だ。憎しみとも言える感情が入り混じるのに、>>続きを読む
勝気だが、儚くも可愛らしく、愛おしい、、、わがままだか、情に熱い女。そんな役をやらせたら右に出る者がいないデイヴィス。
ラストに向けて真実の愛を誘って、自分ではない誰かを愛するヒロインに涙なしには観>>続きを読む
ヘイワースの成熟たっぷりな色気が、より一層緊張感を増している。
興味を惹かれるのが一切登場しない自殺したヘイワースの夫というところも作り手のうまさを感じる。
グレンフォードは最初こんなサル顔がなん>>続きを読む
人生観を変えさせられるなんてことは滅多にないが、自分はこの映画を観て変わった、本当に出会えてよかった。
当時、そんな大それたことではないか、日常とは違うことが起きることへの憧れ、自分は人と違う存在で>>続きを読む
この映画のハイライトは、最後の最後に訪れる。ロビンフッドを囲む仲間たち、そして、その真ん中に頼り甲斐のあるロビンフッド、これだけでいい。
ロビンフッドとマリオンが、ただ運命的に惹かれ合うのではなく、>>続きを読む
立ち向かう勇気にこそ価値がある。
焦らしカッコつけて、最後情けない闘牛士が、スーッと、悪役に見えてくる妙。
一辺倒に思う牡牛が、油断を見せ始めた闘牛士に牙(角)を向く。
賢いだけじゃない、真っ直>>続きを読む
潔い!
抜け出せない生活だの、運が味方しないだけだの、グタグタ言うのとは違う。
感傷に浸らず、突き進む主人公に肩入れ。
この映画、アクションシーンがものすごく変わっている。何というか、ある種主人>>続きを読む
クロフォードの眼力とマッケンブリッジの眉間シワだけで、名作。
強烈な女の意地が周りの男たちをここまで情けなく動かすのか、、、
出てくる登場人物は揃いも揃って酷いやつばかり。実は腕利きガンマンだった>>続きを読む
歴史を伝える映画。「それでも夜は明ける」を思い起こすが、あのときの衝撃まではなかったか。
気になったのが、ところどころ美しく撮ろうとする試みがみられ、ややこのテーマに似合わず、このテーマを取り扱うこ>>続きを読む
港町に住む人々は、喧嘩をしながらも、隣人を深く愛している。
何か問題が起きれば、そのときは怒り狂おうが、結局は皆で協力して、手を取り合って生きようとする。
この回のピンチに陥ったのはファニー。皆に>>続きを読む
若い二人のういういしさ溢れんばかりの不器用な関係性を、恐ろしくも残酷なまでに描いた作品。
そう、残酷だ。この映画はセックスを何かの参考書にでも載っていそうな、性行為という言い方で攻める。
愛し合う>>続きを読む
この出演者はそそられます。眺めているだけで楽しい。
サンドラブロックとケイトブランシェットが並んだ画が、映画史に残る。これだけで充分。
スピード感、緊迫感で攻める気は無かったと思う。ユーモア、おし>>続きを読む
胸が締め付けられる。
画面からほとばしる緊迫感は、真っ白な風景から、少しの色がざわめくところからひしひしと感じられる。冒頭の白装束のジェレミーレナーから、もうすでに彼に何があったか、釘付けにさせられ>>続きを読む
ヘイルシーザーで苦手な印象を持ってしまっていたオールデンエアエンライクが、大好きになった。なんとも個性的な顔立ちで、どうにもそこに目がいって集中できなかったが、一転この映画だと、友達になりたくなった(>>続きを読む
乗れなかった。
この手の映画は、見せずとものエロティックな部分と何か画面全体から放たれる不穏な空気・魅惑・妖気的なものの緊張感を楽しめるもので、自分の好きなジャンルではあるのだが、、、
ダニエル・>>続きを読む
こんな言い方はよくないのかもしれないが、映画にうってつけの物語だと思う。ヨーロッパは性別に対して比較的許容されてきたと思う。女装に対しても、妖艶と捉えて(とはいっても差別はあるだろうが)、面白い存在と>>続きを読む
45年も一緒にいるんだから、この関係性を崩せるものなんて何もないんじゃないの?ランプリングよ、気にしすぎだろ?と思うも、結局はいくつになろうが、人は人であって、思い悩む生き物。
でも、だからこそ、ど>>続きを読む
ある主ホラー。
AIの進化を静かな狂乱として描く。後半からラストまでの流れが一品。最後に現実の世界とじんわり染み渡るかのように重なっていくところがなおのこと恐ろしかった。
アリシアヴィカンダーのこ>>続きを読む
日常を切り取った、その何気ないひとこまが、「なんて素敵なんだろう」と思わせてくれる。用意されたエピソードなんてなんでもいいんでしょう。この映画では色とりどりな旬の女優たちを真ん中にそえて、是枝監督が、>>続きを読む
なんとなく最近はエグいシーンをどんどん魅せることが良しとなっているかのような映画が多い。
この映画、その点、子供達が観ることを考えてか、「そこはっきり見せないんだ」というシーンがチラホラ。自分はびび>>続きを読む
クラシック映画の雰囲気を楽しむ。
俳優陣のドアップの表情を陰影、単色のライトアップを効果的に使い分けて、技ありの演出を魅せる。
ここで大事なのはその技法に負けない俳優。ケイトウィンストンはもってこ>>続きを読む
死期がせまった人間に対して、だからなんなんだ、人の人生に同情できる立派な奴なんていない。マクドーマンドは一見冷たいが、いや、同情する奴が偉いのか?皆必死に生きてる。だから、強気に出ようが、目の前で吐血>>続きを読む
最近、犬猫がご飯食べてるだけで、顔がほころぶ。そんな情緒不安定でこの映画観ると、自然と心朗らかになる。
警察犬時代がやられた。おっちゃんはこの犬に出会えて、一生大切な、心の何処かに生きる糧を得られた>>続きを読む
映画の感想ではないかもしれません。
ローレンスは綺麗に脱いでた。
が、隣にいるのはかつて退廃的に裸体をさらしたランプリング。
なんか感慨深かった。
ローレンスは素晴らしいと思うが、これは彼>>続きを読む
ダナイグリラカッコよすぎ!
マイケルBジョーダンもクールでした。
主人公が輝くのは次作以降か?
でもなんか、あまり出しゃばらない感じが好感度大。
アヴェンジャーズもいいけど、単独でドンドン新作出し>>続きを読む
ラストが物語る。おかあちゃんの温もりが全て。
愛があれば、なんて臭い言葉、この映画のためにあるね。
素直にならねば、、、
ひねくれすぎてて、最高。
テンコ盛りなコントシーンの連続なのに、伝えたいメッセージはちゃんと伝わる。変な映画。
家政婦の寄り目、庭師の全力疾走、、、怖すぎです、はい。
結果的に白色人種に対して固>>続きを読む
これ、すごいわ。
裁判員制度が開始され、結局、このぐらいの情報で判断せざるを得ない。
自分自身の思い込みだけで、いくら犯罪者候補だからといって、判断できないよ。
怖い、怖すぎる。人の人生なんて決>>続きを読む
もう、いいじゃないの!
フィールグッドムービーでも!
オクタビアスペンサーのたくましさ、ジャネールモネイの凛々しさ、タラジPヘンソンの可愛らしいさ。
悔しいくらいバランスがいい!
もう素直にヘン>>続きを読む