ざっきーさんの映画レビュー・感想・評価

ざっきー

ざっきー

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

⚫︎音楽を聴いてた 頭の中でさ 心でも 音楽は決して人から奪えない そう思わないか?
⚫︎ 人間の心は石でできてるわけじゃない 心の中には何かある 誰も奪えないある物が… 君の心にも 希望だよ
⚫︎
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

トイレの清掃員として変わり映えのしない日々を送りながらも、自分だけの楽しみを見出していた。木漏れ日やマルバツゲームや植物に触れている時の役所広司さんの表情がすごく良かった。
独身でも生活の中にいつもの
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

最近の映画と比べて短い映画だなと思った。短いのだけれども映画を見た後の余韻は心地良く長く続く。
自然と自分が小学生の時のことが思い出されて懐かしいと感じた。秘密基地を作ったり動物の死体を探すことへは今
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

3回目の視聴。宇多田ヒカルの歌を含めてエヴァ作品が好きだなぁとしみじみ思う。シンジやゲンドウが抱えていた他者と関わることで自分が傷つくことへの恐怖心はきっと誰もが抱いていることだと思う。庵野秀明監督は>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

心に刺さった...素晴らしい映画だった。
役に立たないと言われイジメを受けている知的障害者が三上にコスモスをあげるシーンが印象に残る。その人は知的障害から社会に合わせるという思考ができないだけで、ただ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラが街を襲うシーンは迫力があって楽しめた。しかし、全体的にはハートフルな人情物ストーリーにもっていこうとするシーンが多くて、そんなシーンを冷めた目で見てしまった自分は映画にのめり込めなかった。なん>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

ホラーと愛の溢れるヒューマンドラマがかけ合わさった映画。とても面白かった。ホラー的な緊迫感で物語の始めから映画に引き込まれた。最後に明らかになる真相が衝撃的だが、映画を思い起こすとストンと腑に落ちる。>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

笑えた。けっこうテンポ良く展開していって飽きずに見れた。山に住んでいるおばあさんの呼称が「日本最初のOL」だったのが面白かった。結局幸せなOLが勝つんだな。実際の世界もそうなってそう。

怒り(2016年製作の映画)

4.0

俳優陣が豪華。どのシーンも引き込まれる。特に宮崎あおいの不思議な雰囲気を醸し出す女性が号泣するシーンは鳥肌が立つ。素性のわからない3人の男に関わった3つの独立したストーリー。どのストーリーも濃い。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

映画館を出た時に「凄いものを見た」という感覚が味わえた作品だ。最高の映像体験だった。
今までに類を見ないアニメ映画だった。マルチバース(多元宇宙)をそれぞれのスパイダーマンを別々のタッチ?で描くことで
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.0

見たかったものが見れた。バンビルビーが簡単に復活したり人間がアーマーを着けて戦うことには少し抵抗感があった。しかし、それを上回るくらいの大迫力な変形とバトルシーンが見れて、満足だ。
人間を信用しないオ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ただ楽しかった。マリオの世界感に浸れることができた。幼少期にやったマリオカートやスーパーマリオブラザーズやドンキーコングが物語に上手く組み込まれていて面白さの中に懐かしさがあった。クッパがこんなにピー>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.1

面白かった。コナンに詳しくなかったが直前に考察サイトで予習をしたら問題なく楽しめた。黒の組織の内部でも上下関係や各個人の思惑が渦巻いていて面白い。ジンは無能だし、ウォッカは親切すぎて可愛かった。映画内>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

初めて映画館で映画を見ている最中に飽きてしまった。脚本・ストーリー・臭い台詞に置いていかれた。複数回あるバトルシーンも最初こそは心躍ったが、どのバトルも変わり映えせず、終盤には冷めた目で見てた。今まで>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

JAZZに賭ける熱い想いに胸を打たれる。人間性の異なる3人がそれぞれの苦悩と困難に立ち向かっていく。JAZZがしたいという強烈な想いを抱えて。
苦悩を理解してくれる仲間・JASSのファンからの温かい言
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

若干お尻が痛くなったが無駄のない大満足な3時間だった!アクションの迫力と臨場感が凄い!インド映画ならではのダンスに夢中になる!胸熱気分爽快ストーリー!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

ハリーポッター本作の方が面白い。魔法が安く安易に使われ過ぎている気がした。姿表しの魔法はあんなに簡単にできなかったはず。奇想天外なファンタスティックビーストが多く出てきて楽しいが、主人公達がそれに振り>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.1

ネビルが逞しくなっていた。ダンブルドアの弟とネビルがホグワーツで戦い続けてきたお陰でハリーが戻って来れた。
スネイプの変わらない愛の物語であったことがわかった。リリーを変わらず愛しているから守護霊が雌
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

ダンブルドアが3人に送ったプレゼントがどれも的確で未来を知っているかのようだった。そしてハーマイオニーが有能過ぎた。何でも取り出せるポーチといい論理的に解き明かす頭の良さといいロンが言っていたけど本当>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.9

半純血のプリンスが書き加えた教科書をもとにハリーがスラグホーン教授と仲良くなっていくシーンが好きだった。フェリックス・フェリシスを飲んだと思い込んだロンがクディッチで無双するシーンも好きだ。
トムリド
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.1

今まではホグワーツの中での話だったが、今作から魔法界全体の話へと物語が昇華した気がした。魔法省のハリーandダンブルドアへの疑念や反感がホグワーツにドローレスアンブリッジを送りこむという結果になった。>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

学生たちが思春期に入っていた。男女を意識した描写が多い。
セドリックがイケメン過ぎる。見た目も中身も。ロンはもうちょっと上手くやれないものかな。
三大魔法学校対抗試合をまんまとデスイーターたちに利用さ
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

映画の冒頭部分が凄かった。ハリーが父と母を侮辱されて叔母を風船にするシーン。演出とリズム感がカオスなシチュエーションをよく表していてとても惹き込まれた。
アズカバンの囚人からハリーの父親世代の人間関係
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.1

トムリドルの日記に潜む記憶の力がジニーを操ったと知って、ヴォルデモート強すぎると思った。記憶だけで人を操れるのか。
スリザリンがホグワーツを出る時に秘密の部屋を残していった設定とか、パーセルタングが秘
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.2

ハリーポッターシリーズ後半では人が大勢死ぬ世界は見ていてどこか辛いものがある。けれど、シリーズ最初の賢者の石では希望と魔法世界の目新しさで満ち溢れていて、見ていてとても楽しい。辛くない。特にダイアゴン>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

山王戦。ゲームの内容は原作に忠実だった。試合時間残り1分を切ってからの臨場感が凄まじかった。映画に没入した。
映画で宮城リョータが山王戦に臨むまでの生い立ちが明らかになった。感動した。原作の時よりも更
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

最初は「繰り返される口調」や「低い固定アングル」などの『小津調』に違和感を感じた。映画を見終わった後は、『小津調』が昔の日本人の丁寧な暮らしぶりと、娘を嫁に出すことになった父親の心情が見事に表している>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.2

殺人鬼の頭脳の鋭利さに感心した。どの殺人も7つの大罪を見事に象徴していた。殺人鬼の思惑通りに、映画を見た自分自身が自分の人生において7つの大罪を犯していないか反省することになった。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

少子高齢化社会でこれから全国で扉の数が増え、閉じ師の仕事が増えそうだ。
緊急地震速報とみみずのおどろおどろしい様子を見ることで震災の恐怖が蘇った。
君の名は、天気の子、と一味違う。映像美は相変わらずだ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

とても良い映画だった。スリリングな面白さに加えて映像美と家族愛を存分に味わえた。樹木の質感、海の質感、生物の質感が高くてアバターの世界に没入できる。3Dで見て正解だった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

東京育ちお嬢様役の門脇麦と地方育ち庶民役の水原希子という配役がちょうどいい。違和感がない。
2人の人生観が家(結婚)に囚われる人生から家(結婚)に囚われない人生へシフトして行った。
この映画を見ると自
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.2

テンポがよかった
人の裏をかく騙し合いが面白く、一時的な娯楽にはちょうどいいと思う
なにか心に残るような感動があるわけではない

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

信念を持ち苦悩に耐える姿が印象に残った
強い人間だと思った

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

父親が子供に与える影響の大きさを感じた
子供は幼少期に育った家庭環境を根本の部分に持つのだと思った

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.9

感動した。お父さん不器用だけれどかっこいい。小さな歪みが大きな歪みになる。