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"ジョーカーゲーム"的なエンタメかと思いきや、激動の時代に暗躍する"工作員"達の姿を淡々と描いたまさに"ノワール"という印象。
普通語・上海語・日本語・広東語とさまざまな言語が飛び交い、誰も彼もが>>続きを読む
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一応、原作ファン。
原作は、作中全てのエピソードにおいて、友情・思春期・災害・SF・社会風刺などいろいろな要素が高密度に詰め込まれている作品なので、正直、2部作でどうまとめるのか気になっていた。>>続きを読む
まさに評判通り(笑)
なんかもう"これ"を真剣に撮ってる誰かがいるという事実だけで面白いし、その他にも"面白がれる"要素は結構ある。そう、この作品を観る上で大切なのは"面白み"を見出そうとする能動>>続きを読む
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※原作は未読
"残穢"みたいな上質なシナリオのミステリーホラーっぽく宣伝したせいか、そういう作品のつもりで観てしまうと、ツッコミどころ満載のお粗末ホラーにみえる。
が、仮にこれをB級映画としてみた>>続きを読む
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文学的でポップで"粋な映画"という印象
登場人物達が、単に美男美女というだけでなく、みんなどこかしら極端というかエキセントリックなところがあって魅力的。
香港という超・人口密集都市の雑踏の中で袖触>>続きを読む
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ある特殊な事情を抱えた"盲人"の鍼師が巻き込まれた朝鮮宮中の闇。
ストーリーは比較的シンプルなのだが、無駄のない脚本と派手すぎない巧みな演出が組み合わさって、上質な歴史サスペンスに仕上がっている。>>続きを読む
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長編作品なうえに、個人的にはいまいちノリが合わなくて、そのくせホアキンでなければ"ただの間延び"ととらえかねられないような、独特のテンポ感で進むので、正直、みていて少し退屈ではあったけど、なぜか目が離>>続きを読む
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評判の割にはかなり人を選ぶ作品だと思う。
"性"の目覚めをキッカケに"自己"を探求する旅に出たベラのエキセントリックな大冒険。
社会性やモラルが完全に欠如している彼女の行動は、衝動的でいかにも野生>>続きを読む
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"極主夫道"的な熱と勢いのあるコメディを期待すると物足りなく感じるかもしれないが、原作ファンとしては大満足。
もともとの原作が、独特な空気感を持つスローテンポなシュールコメディ(それもそのはず作者は>>続きを読む
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まさに義理も情けも御無用の戦国無双
冒頭から圧巻の合戦シーンの連続で、夥しい数の人々がいとも簡単に命を散らし、"人の命の重さ"が現代とまるで違うということを見せつけられる。
全員狂ってやがる!..>>続きを読む
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※映画EP部分の原作は未読(あるのか?)
.....あの弁護士の名前、まさか古館じゃないだろうな(笑)
かつての"親父"が、あの形(なり)をしていても、お風呂好きでマイペースで涙脆く、怒ると静かな>>続きを読む
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そうそう。そろそろこういうの観たかったんだよ!!という印象。
これまで公開されたあらゆる"ゴジラ"の要素を取り入れつつ、問答無用の残虐性、妙な愛嬌のある顔、恐竜というよりゴリラみが強い(初期に寄せた>>続きを読む
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悪くはないけど、観たいものとは少し違ったな.....という印象。B級やZ級映画が好きな人には少し物足りないかも。
全体的にB級映画的な演出を取り入れたはいいけど、B級はあのチープさがあってこそブラッ>>続きを読む
前作は未鑑賞。
ストーリー的には、ハリウッドで嫌というほどみかけるような"よくあるシナリオ"で、それほど面白くはないけど、アションはハイクオリティだし、各キャラの魅力は十分に描かれているので退屈はし>>続きを読む
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なんだか元気になるドキュメンタリー
様々なエピソードとともに、とにかく映画が大好きな映画バカ(いい意味)の情熱とポジティブなエネルギーが伝わってくる。愉快な職場だな.....
限られた時間の中で、>>続きを読む
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"映画"というより現代アート的な"映像作品"として観ることをおすすめしたい。
狼=彼女の中に依然として存在し続ける、"コミュニティへの信仰"に近い感情。それゆえ、主人公は自分を縛り付けるそれにずっと>>続きを読む
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原作は未読
クラシックとモダンが絶妙に混ざり合う大正レトロな世界で繰り広げられる派手なガンアクションというだけでも、ある種の様式美が成り立っていて、見応え抜群。
なのだが、肝心の中身がやや期待外れ>>続きを読む
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(まだご存命の方に対してやや不適切だけど)、宮崎駿監督の"辞世の句" "遺言"というような印象。
決して分かりやすくはないけど、それほど難解でもなかったかなーと....
火災で母を亡くした少年が、>>続きを読む
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ミア・ゴスの怪演が光る!
作品の時代設定に合わせて(?)映画そのものもなんだか古風に演出されていて、キューブリックの映画を観たかのような感覚。
ばあちゃんリアル農場の娘だったんやな.....
ま>>続きを読む
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悪い意味でお年寄りが元気な映画(笑)
よくある"若者が人ん家で無茶苦茶やった挙句、キレた家主に酷い目に遭わされる"という展開かと思いきや、この作品に出てくる若者は、無断でポルノ映画を撮る等、品行方正>>続きを読む
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これはもう面白い面白くないは関係なく、このシリーズを見届けなくては...!という気持ちで鑑賞。
いやもうね「80歳のご老体に何やらせとんじゃコラァァァア!!」の連続です。ハラハラしっぱなし(汗)>>続きを読む
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怖いというより面白い作品かなーと。
主役は、離島で島を丸ごとスキャンしたVR空間の開発に取り組む若者達。
彼らが創り出した仮想空間が、どういうわけか島のユタ達が伝えるところの"あちら"と呼ばれる異>>続きを読む
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息もつかせぬ怒涛の展開の連続でとりあえず観ていて退屈はしない。さらに、主演2人の熱血怪演ショーに焦点を当てるならなかなかの完成度で、とくに終盤からラストにかけてのアクションシーンが見応え抜群。
が、>>続きを読む
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物語そのものは、視点の変化によって徐々に事件の全体像が炙り出され、真相に繋がるという構成。
「怪物だーれだ!」というキャッチコピーの通り、鮮やかに回収されてゆく伏線とその度に明らかになる事実によって>>続きを読む
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原作未読。(ドラマは観た)
ストーリーはやや王道なのに、禍事にまつわる独特な表現とお馴染みのキャラクター達によって面白く魅せる手腕はお見事!
しかし、描き方はとても丁寧だけど、物語の構成とテンポが>>続きを読む
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シリーズを知る人間としては、空白のパズルピースがやっと埋まったかのような充足感があり、ようやく全シリーズが繋がった〜!!という印象。
まあカルトっぽい敵さんが(3期のあの教団と比べると)妙にアッサリ>>続きを読む
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異色のガールズムービー
"モンゴル映画"そのものが未知の領域だったけど、"挿入歌"は"インド映画におけるダンス"的なデフォ演出なのか....?
それはさておき、人生経験豊富なカティアに影響されて変>>続きを読む
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ゾッとした....けど、面白かった!!
元・兵士のサイードは厚い信仰心を持ち、家族を大切にする根は善良な男にみえて、その実、自己顕示欲が強く、戦争の後遺症で情緒不安定な上、終いには遺体に欲情(殺した>>続きを読む
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ただひたすらに鬱屈とした物語
物語の舞台となるのは閉鎖的な村.....とみせかけてその実、村そのものは道の駅があり、観光客もそこそこ訪れるような比較的開かれた村である。
しかし、それと同時に存在す>>続きを読む
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世知辛〜い"2人はプ●キュア‼︎"みたいな印象
だら〜っとした緩さとガチガチな緊張感のメリハリがあってみていて飽きない。
演技もアクションも前作より洗練されていて好印象。"同居人としての絆"的な芽>>続きを読む
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村系ホラーかと思いきやまさかの展開で意表をつかれた。
早々に退場するテンプレのような陽キャ達に対して、本作で活躍するのは、大事なことはLINEで共有、個人主義で、何事にも変に熱くなることなく、復讐で>>続きを読む
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世界観の作り込みはよかったし、ネタは面白いけど、TVゲームをほとんどやったことがない自分としては、演出上特に感情を動かされる部分が無く、物語展開も先が読めてしまってハラハラドキドキも無い、人間ドラマも>>続きを読む
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......噂に聞く"ハムナプトラの構想段階で没になった脚本たち"を寄せ集めたような感じ。
それならそれでもまあよかったのだけど、中盤にかけて"ユニバーサルの大人の事情"がチラつく迷走展開で結果的に>>続きを読む
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うーん....
正直、良いエピソード、名台詞を抜き出してちょちょっといじってダラダラと繋げてあっただけな印象。
とはいえ、全て"名○○"には違いないので確かにグッとはくる。けれど、1本の映画として>>続きを読む
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原作は未読。
CMはアイドルが出演していることもあってか、シンデレラストーリー的な恋愛映画感が押し出されていたけど、蓋を開けてみれば、なにこれライトな帝都物語....??
若干の駆け足感と説明不足>>続きを読む
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斬新すぎて仰天
昨今、定着しつつあるマルチバース設定をフル活用した怒涛の展開に置いていかれそうになる。
そもそもマルチバースとは、"(この世界には並行する宇宙が無限に存在するという前提で)人は毎秒>>続きを読む