普天間朝駿さんの映画レビュー・感想・評価

普天間朝駿

普天間朝駿

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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.8

とにかく痺れる、麻薬のような映像の連続にホレボレしました。
セルジオレオーネが堪能できる、贅沢な一作だと思います。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

もう少しポケモンの存在があっても良かった気がするけど、全体的に難がなくしっかりワクワクさせてくれた。
この構成なら次新しいのが出たとしても見てみたくなる。
節々にポケモンへの愛も感じられて面白かった。

コッポラの胡蝶の夢(2007年製作の映画)

4.4

わかんなかったけど、抵抗なく見れた。
作品自体のふわふわとした感覚が終わってもなお味わえる、良い映画だと思う。
暗さの使い方や深みのある雰囲気がたまらない。

質屋(1964年製作の映画)

4.5

主人公の繊細な表現が味わい深かった。
最後になるにつれ、若干置いて行かれたがそれでも印象深い、名作。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

バッサーの唇は守られたゾォーーーー‼︎

フローレス(1999年製作の映画)

3.7

演技のクオリティがとにかく高い。
ストーリーは浅めだけど、人と人の繋がりを観れる。

みんな元気(2009年製作の映画)

4.2

この手の映画でかなり良い作品だと思う。
デニーロの演技、ストーリー、色彩やアングルがとくに素晴らしく感じた。
心に染みる作品。

(1954年製作の映画)

5.0

最初はただ傍観しているだけなのに、中盤から最後にかけて登場人物の心が細部まで伝わってきて、言葉にならない作品。人間の本性を美しく魅せてくれた。
良かった点をあげれば、演技、構成、音楽、いろいろあるのだ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

凄く良い。一昔前には無い、現代ならではの良さが詰まっているように感じた。
画もどこか落ち着きのある、邦画に近い雰囲気が作品を趣深くしていたと思う。

サテリコン(1969年製作の映画)

4.0

ただただヤバい。
なんなんだろうこれ。
でも常に美しさもあって、不思議な感覚を覚えた。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

演技はとにかく素晴らしかった。演じているのではなく、その人物がまさに生きているように感じられた。
ところどころ感情が読めなくて腑に落ちなかったりしたが、良い作品であることは間違いないと思う。

ニューヨーク 最後の日々(2002年製作の映画)

3.0

世知辛い。
働く人や、やるせなさを感じている人向けだと思う。ラストシーンはシンプルだけど大好き。

ニューヨーク・ニューヨーク(1977年製作の映画)

4.5

美術面ですごく感動した。世界観をしっかり作っていて素敵。個人的にはミュージカル映画抵抗あったが、それを感じさせない工夫があって好印象。
デニーロはこういう凶暴性と愛情と穏やかさを演じるのがやはり格別。

メメント(2000年製作の映画)

4.2

こういう作風のサスペンスでは1番好き。最後まで読めなかったし、それでいてしっくり来るまとめが好印象だった。期待通りに面白い、て感じの作品。

ザ・ダイバー(2000年製作の映画)

3.7

英題がしっくりくる作品。
実話っていうのだから、なかなか奇妙な関係だと思う。難しい。

グッド・シェパード(2006年製作の映画)

4.0

ストーリーを抑えきれなかった。終始静かに淡々と物語が進み、諜報員の世界を丁寧に描いていたと思う。説明的なシーンが少ないのはやっぱり難しい。

セルピコ(1973年製作の映画)

4.2

当たり前のはずの正義が迫害される現実のやるせなさ•理不尽がひしひしと伝わってくる作品。正義を歪めていいのか、貫いて苦しんだ先に幸せはあるのか、考えずにはいられないと思う。
たぶん多くのシーンが尺の都合
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.4

もっと重厚なやつを期待していたので残念に感じてしまったが、カッコ良さにおいては素人目でも感心させられて良かった。

ウエスタン(1968年製作の映画)

4.9

セルジオレオーネ全開の傑作。
西部劇に抵抗があったのに、それを忘れるくらいの感動を与えてくれた。あらゆるところに張り巡らされた監督のセンスに惚れること間違いなしだと思う。

エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

4.1

作品全体としては予想よりだいぶ良くて面白かった。アメフトに詳しくなくても楽しめたのも大きい。マネーボール化されたスポーツ界で、全員がプレッシャーを背負い、しかし迷ったり、自惚れる様がリアル。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.9

全体的な雰囲気があまり好きにはなれなかったけど、分かりやすく丁寧なメッセージが伝わってきて良かった。

ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

3.8

アメリカの為にアメリカを皮肉っているというべきかもしれない。よく分からない表現や言い回しが多用されていたが、アメリカの方なら理解できて楽しめるのではないかと。

自分は教養が足りなかったので理解に苦し
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

見せ方が独創的で面白い。
何を描いて何を省くのか、他に類を見ないこだわりや志向が感じられると思う。
そして添えられる音楽のセンスは堪らない。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.4

若きアルパチーノならではの迫力と知性と葛藤や焦りが見られる名作。ジョンカザールも極限状態での人間を緻密に表現していて、観て面白い、観終わって面白い作品だと思う。
実話がベースになった作品だが、フィクシ
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ミッション(1986年製作の映画)

4.4

雄大な風景と音楽にのせて、人間の信仰へのジレンマや生きていく上での葛藤が美しく描かれていて感動した。語りかけ、問いかけてくる作品。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.6

傑作
素人目にもギャング映画の名作であると分かるのはただただ素晴らしいとしか言えない。アルパチーノ好きな方は、必見だと思う。とにかく見て欲しい。

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.8

フランス映画らしと、オシャレと、息をつかさぬ展開のエンターテインメント映画だと思う。
身構えずに観てハイになれる面白い作品。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.4

個人的にはものすごく「生きる」ことについて考えさせられた。
自分は実は眠っていて、ふとしたきっかけで一瞬、生きている素晴らしさに目覚めるのかも知れない。

全体的に軽過ぎず、しかし過剰に重くないので誰
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ジャスティス(1979年製作の映画)

3.6

ベストタイミングでアルパチーノにこの役が回ってきたのではと思わせる、演技とキャラクター像の抜群の相性を感じた。なんと言ってもラストの弁舌は最高。
所々ノリの掴めない箇所があって悔しかったけど、映画とし
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.4

最高のエンターテインメント!
ギャング映画というより、大人が純粋に楽しめるヒーロー映画に近いかなと。分かりやすく、テンポもよく、展開も文句のつけようがない作品だと思う。

告白(1981年製作の映画)

3.9

かなり渋い作品だと思う。
サスペンスではあるけど、そのストーリーの中でWロバートがみせる葛藤や苦しみがとても味わい深く思えた。

ミステリアスかつ若干のスリリングも有りながら、決して膨らみ過ぎず、等身
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1900年(1976年製作の映画)

3.5

イタリア史と人間ドラマをどちらも濃厚に描いた、贅沢な作品だと思う。史実でもあり、ドラマでもある、二面性の強さを感じた。
ドミニク•サンダ美し過ぎ。
音楽、風景も綺麗だったし、割とストーリーもダイナミッ
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.3

限りなくヒューマン寄りのギャング映画。
尺、ストーリー、音楽、カメラワークなど全てが丁度良く収まっており、ギャング映画苦手な方もイケると思う。

個人的には少し喋り過ぎに感じるところもあったけど、名作
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