SayGoさんの映画レビュー・感想・評価

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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.0

ワンピース映画の中で最もリピート鑑賞している映画を再度鑑賞。

海賊王ロジャー海賊団に属し、鬼の跡目と恐れられたダグラス・バレットの映画スケールに相応しいキャラクター性とそれによって可能となった敵味方
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.5

今年No.1候補。
吉田恵輔監督、やはり映画が上手すぎる。

監督作「空白」に並ぶ重たい人間ドラマとなっている本作もまたあまりに救いの少ない物語だが、涙なくして見ることの出来ないほど映画的に美しいシー
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

4.4

こんなに笑わされた映画にこれまで出会ったことがない。

飼い主に愛されていることを疑わず、捨てられた事実を受け入れられない主人公犬が、街での仲間との出会い自分が捨てられたことを知り、復讐を誓うという物
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.5

久々に見たが、特に前半はキレッキレの映画的でありながら確実に笑点を射てくる展開が目白押し。
何度見ても笑わせられてしまう。

言ってしまえばロードムービー×シチュエーションコントといったような構成だが
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春画先生(2023年製作の映画)

1.7

ラジオで春画特集を聞いていたこともあっての鑑賞。

冒頭は正直、のめり込むほど面白い。
北香那演じるヒロインと春画との出会いをテンポよく語りながら、春画が如何なる娯楽であるのかを内野聖陽演じる先生が絶
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.2

25周年記念特別上映にて鑑賞。
僕がSWをちゃんと見たのはこのEP1であり、今だにクライマックスのダース・モール戦を見返すほど。正直、カノンで言えば一番好きな作品です。

とは言え、久々に通しで真面目
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.1

「クエンティン・タランティーノ」という人物、監督のフィルモグラフィを追いながら、彼に携わった周囲の人物の証言から彼の影響力やその才能を語っていくドキュメンタリー。

新しいタランティーノ像が見えてくる
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映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう(2022年製作の映画)

3.0

妻が録画していたのでなんとなしに鑑賞。

シンガーソングライターとしての夢を抱きながら、大きく口を開けて歌うことを馬鹿にされて以来、歌声が小さくなってしまったカバのピポポがゾロリや妖怪との出会いで成長
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.4

これは傑作以外の何物でもないアニメ映画。
まさかゲゲゲの鬼太郎でここまで胸を打たれ、感動させられるとは...

ある一族とその一族が生産している薬の秘密というミステリーを妖怪を絡めながら描いていく本作
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

『マッドマックス:フュリオサ』スペシャルファンイベントで鑑賞。
やっぱり何回見ても面白い。
説明的な部分は一切ないのにしっかりドラマがあり感動もさせられる。
久々にスクリーンで見てまたそのエンタメ性
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.5

本年度雄叫びを上げたくなる映画No.1
本年度「ダー!」と拳を上げたくなる映画No.1
本年度最も知能指数の低い映画No.1

とりあえずここら辺の賞は総なめの最高の115分!
確かに鑑賞中にドンドン
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

そこまで「シティハンター」を知らないが、冴羽獠には鈴木亮平以外考えられないほどのはまり役であることは一目瞭然。
正直なところ彼の存在感が放つ説得力で成り立っているとも言える作品。

良くも悪くも200
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デシベル(2022年製作の映画)

3.3

音に反応する爆弾によるテロとの戦いを描く韓国映画。
もっとジャンルに振り切ったシンプルな物語かと思っていたが、意外にもしっかりとしたドラマ性を持っており、犯人の犯行には動機やシチュエーションも含め意味
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.2

アトロク2の宇多丸さん評を先に聞いていたのでかなりの期待値での鑑賞。

確かに説明がないことで解釈の幅が広がっており、ラストも含め味方によって良いようにも悪いようにも考えることができる映画ならではの語
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ある駅で起こった怪事件の真相を追い出した記者を主人公にした韓国産ホラー。

ほぼ流れはJホラーの傑作「リング」であり、井戸の登場や呪いの譲渡など次第にリング要素がさらに増えていく。

ホラー演出として
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異人たち(2023年製作の映画)

2.6

僕は終始全くハマらない映画だった。

12年前に両親が事故で亡くなり、それ以降品質的な意味で前に進めていなかった主人公の物語があることをきっかけに両親や自分の半生と向き合いはじめる。
限られた登場人物
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.3

Filmarksの試写会にて鑑賞。

戦いの準備を描く前半と戦いを描く後半という潔い二部構成となっていた。

前半ではまず狙われている穀物を有利に戦いに使うため、穀物の収穫シーンがザックの映像美で彩ら
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.3

いろいろ予習が必要との情報があったので、それなりに予習をしてから鑑賞。
結果「まじっく快斗」の1話は見ておいた方がいいかなという程度でした。

ただ、最近キャラクター映画という側面が強くなりミステリー
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.0

最新作の予習のために感情。

ミステリーというより平次と和葉のラブストーリー要素が中心になっている本作は特出して面白い作品ではやはりないが、今見ても平次の「殺すで」はかっこいい。

ただ正直この作品に
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

劇場公開初日以来の鑑賞。
原作ファンの自分には1回目の鑑賞時、そのミステリーが尻窄みになっていく感じにかなり失望した記憶があるが、今回の鑑賞はかなり楽しめた。

「どうやって殺害が行われたのか」ではな
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

個人的にはクリストファー・ノーランの集大成にして最高傑作。

いくつもの時間軸が入り乱れ同時に語られることや登場人物の多さから難解という意見があったので、オッペンハイマーとその周辺人物、時代背景を一通
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

公開初日の興奮と失望を経て、アマプラで配信が開始されてからNHKドキュメンタリーと共に幾度も鑑賞してしまっている本作。正直、見れば見るほど好きになってしまっていまる。

完全エヴァンゲリオンの焼き直し
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.9

デップ3の予習のためにX-MENを復習中。
シリーズで最も好きな作品なので、もう何回目の鑑賞かはわからないがやはりずば抜けて面白い。
ヒーロー映画という括りの中でも上位だ。

シリーズのビギニングであ
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惨劇館 夢子(2001年製作の映画)

1.2

ホラー映画好きの友人と鑑賞。
予知夢を見る女子高生と私立探偵が殺人事件の真相に奮闘するスリラー。

非常に物語運びが単調で、序盤は主人公の能力を描くためのオムニバスがしばらく続き大きく物語が動かないこ
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

3.0

ホラー映画好きの友人と鑑賞。
脚本と製作が敬愛するジェームズ・ガンということもあり鑑賞したが、これが普通にしっかり見れるバトルロワイヤル作品だった。

あるビルに閉じ込められた会社員がバトルロワイヤル
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怨恨 - Cursed Forever(2021年製作の映画)

1.0

ホラー映画好きの友人と鑑賞。
これはこれまで観た映画の中でダントツワーストだ。
ある人形の呪いを描いた作品だが、その物語とはミスマッチのレベルを超えたチープ極まりない映像演出とトランジション。
低予算
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