キョン太さんの映画レビュー・感想・評価 - 52ページ目

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

人生で失敗やすれ違いがあっても、時が経って素敵な思い出にできる人って素晴らしい。
苦しいことから逃げてばかりでは、こんな宝石みたいな思い出はできないんだよね、という気持ちに。
ミュージカルといいつつ、
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.4

もーとにかくやることなすことすべてが恥ずかしい。みてらんないからこそ、ネイディーンがかわいくてたまらない。
この後マトモな学生生活が送れたか、心配でたまらなかった。素晴らしい暗黒青春映画。

セッション(2014年製作の映画)

4.7

凄まじい経験、忍耐の先にあるものも、この世には確かに存在するんだと思う。
逃げ出してばかりでは手に入らない、鋭さでできたステージに痺れる。
痛いけど、見ごたえ抜群の一本でした。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

ついつい警戒しながら見てしまってすみませんでした、と謝りそうになるほど素敵な紳士のデ・ニーロ。
ただ年を取るんじゃなく、頼られる人間になれればいいな……とあこがれてしまうステキ映画でした。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.8

家族という鎖の重さが心にズシンとくる。辛い。
あなたは恵まれているでしょ、才能があるでしょ、幸せなんでしょ……という容赦のない圧力が息苦しくてたまらない。
最後はなんかもう涙しかない。

デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

とにかくほどよいアウト感が気持ちいい。
やっちゃダメなことは軒並みやるくせに純情でまっすぐなデッドプール。
かわいいヤツめとしか思えない。残酷な表現満載だけど、キャラクターのおかげでとっても軽やか。
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

誘拐、監禁、そして解放されてからの人生。
人の人生を踏みにじる最低最悪の犯罪から生還した女性と、世界を知らない息子のこれからの人生が光に満ちていますようにと、祈るような気持ちで見てしまった。
世間の勝
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

ほんの100年少し前、世界はこんなにも厳しかったんだなあとしみじみ。時折映し出される美しすぎる景色は、ちっぽけな人間たちの争いを冷たい目で見ているように感じられて心に刺さる感じ。

エンドロールの間に
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

ノンストップで砂漠を走り抜ける映像は圧巻。
誰かの死を悼む間もない。
なにもない世界だからこそ、踏みにじられてきたからこそなのか、とにかく女性たちが美しく見えてたまらない。

砂と空のコントラストがこ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.4

「私たちにはそれしかないでしょ」
母のこの言葉の重さがズシンとくる。

なにが正しくて、なにが普通なのか。答えは出ないけど、考えることは決して無駄じゃないと教えてもらった気がする。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

できる人はなにをやってもうまくいく、ということ。

主人公をただ裁くのではなく、正しい道へ導いてくれる存在がいて本当に良かった。