さくぱんさんの映画レビュー・感想・評価

さくぱん

さくぱん

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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ブラックな会話劇、どタイプな作品だった

ある意味悪いやつしか出てこないのでむしろ悪くなくみえてくるところが尚良(決していいやつとは言えない)
それぞれのキャラクターの視点から見る面白さもあるなあと思
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

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かわいいとおんなのこの研究。

タイトルからは想像しなかった展開になった
メンヘラは自分の行動を顧みなければいけない…

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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捨てたんじゃなくて、守るためだって言って育ててくれてたら、(私たちから見たら)きっと自分勝手な親のことも許せる日が来るのかもしれない

生まれてきてくれて、ありがとう
産んでくれて、ありがとうって言え
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

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先にリメイク版を観てしまったけどこちらを
韓国リメイク版は、それでも未来への希望を持って(それが相手のためでもあるから)生きていこう!みたいな希望的な終わり方で
オリジナル版はもう受け入れているはずな
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

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今のティーンが観てる(?)もの気になるからこういう系統の映画サブスク入ったらみちゃう

主人公が放送部員ということもあり意外と音楽要素も強い作品だった
少女漫画で育ってきているのでちゃんと胸キュンした
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正欲(2023年製作の映画)

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点と点が繋がっていく構成が好きだし、水にまつわる描写がどれも美しい

前知識なくて色々と驚いたけど、タイトルが言い得て妙だなあ
人間関係も含め、いろんな在り方があるって励まされるけど終わりは決して生易
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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生きづらさを感じている全人類に観てほしい
大切な映画に出会ってしまった
たまに観返して、明日も強く生きたい

シナリオ読みたいのにこぞって売り切れで泣いてます

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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予告みて&パルムドールと聞いてサスペンス系かと思いきや法廷ヒューマンドラマだった
フランスの法廷ってあんな感じなのかな

夫婦の喧嘩のシーンが生々しくて印象的
TARみたときのように女性の力強さ(とい
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

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ゾンビ(?)がめちゃくちゃ気持ち悪い感じだったのにだんだん可愛くみえてきて最後完全にハートウォーミングな世界に連れてかれて笑ってしまった
もはや彼らの日常ほっこりコメディが観たい……
短編集も観ていた
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ここで終わるなよ?ここで終わるなよ?ここで終わるなよ?とラスト完全にダチョウ倶楽部状態になって終わってしまってもはや笑った

全てがボーの夢であってほしいし歪みであってほしいしバッドトリップであってほ
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写楽(1995年製作の映画)

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映画の中に流れていく世界観がとにかく素敵
ドラマでなく映画の時代劇だからこそ生々しい部分まで映してる(たぶん)ところが新鮮だし、それを除いてもあまり観ないジャンルだったのでおもしろかった
倹約令後の切
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

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ラストシーンのために観ていたと言っても過言ではないくらい、サングラス越しのカットが最高に痺れた
大九監督作品の独特なナレーション、カット、音楽、美術、、この世界観が本当にクセになる
洗濯してる時影だけ
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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アフタートークで「ポスタービジュアルに全てが詰まっている」という話があったけれどまさにその通り
私が大好物な女と女の物語だった、、🫶

散りばめられた要素が伏線となり、後半はかなりきた
絵と言葉で繋が
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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壊れたおもちゃ箱、おとぎの国(邪悪)(現実)って感じで可愛くて頭バグる
想像の10倍くらい性的なシーンあったけど途中からコメディやん!って思ってみてた

台詞の節々に皮肉を感じつつ、おとなが純粋な目で
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

岡田麿里オリジナル脚本で一番好きなんじゃないかってくらいブッ刺さりで劇場でも観たけどだけどnetflixに来た瞬間もう一回観た。マジで好き。

よくあるタイムループモノかと思いきやの世界設定がまず好き
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市子(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とにかく胸がザワザワした
少しずつ明かされていく市子の本当の姿を知りたいが為なのか…
市子を取り巻く人たちもそうだったろうなと思わされたくらい、彼女のひとつひとつの表情が頭にこびりついた。
今にも崩れ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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そう……これが思春期ごしらせ女が歳を重ねて行く過程である。
擬態できるヤツもいればできないヤツもいるよね
こいつらサイコーって思いながら共感性羞恥心を浴びまくった。

ラスト解釈いろいろあるけどイーニ
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光を追いかけて(2021年製作の映画)

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人物、風景含め映像がとにかく美。
引きの画をがつんと使ったりとダイナミックなカットがあるのも印象的だった

ストーリーはどことなく平成ディストピアな懐かしさを感じる。
過疎化の進む秋田県の背景と重なる
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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2023年最後の映画。

過ぎ去っていく(きっと)変わり映えのない時間の中で、2人が出会ってから物語が加速…するでもなく。
でも確実に心の変化を感じられるのはなんでだろう

淡々と生活をする2人は無愛
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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こういう肩の力の抜けた(という表現があっているかわからない)映画、最近どうしても心に残るのはなんでだろうなあ
(エブエブみたいにジェットコースター的映画体験も大好きなのだけれど)

ストロボのシーンと
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The Son/息子(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

洗濯機の裏の…あたりからわかってた、わかってしまった……
本当にそういう終わり方なのが辛い
理想のシーンからの落差が辛い。

鬱病の、躁鬱かなあ、とにかく描写が。
ちょっと離れて、一人になったらもう世
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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映画館で見逃したうちの一つ。

役者さんたちのお芝居も素敵だし
何も起こらない映画すきなんだけど
「百万円と苦虫女」ほど刺さらなかった

最後までなぜこの役が永野芽郁ちゃんなのかわからない違和感が拭え
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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いろんなサイトとかでおすすめされてて
サブスクでも何年も前からリコメンドされてたけど
人から勧められたことなかったから
なんとなく避けてしまっていたのを
なんとなくみた

ファンタジックなスピルバーグ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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これは面白すぎてきしょい。
つけるのめんどくさがってたfilmarks動かしちゃうくらいおもろかった

一つの作品観てるとは思えないくらいの場面展開なのに全てうまく繋がっているしめちゃくちゃ皮肉に溢れ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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アニメ好きすぎてアニメ題材の実写は手を出しにくいなあとなんとなく避けていた作品。

SHIROBAKOとは違い監督にフォーカスが当たってるので
作り手の思い、指導者の元に仲間が集まっていくワクワク感
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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実話だからこそ丁寧に忠実に描いているんだろうなあ、という印象
私は社会の授業が苦手だったけれどこうして人々心の動きまでみえたらよかったのにな、と思う

二人の記者の眼差し、言葉選びがすごく心地よかった
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横道世之介(2013年製作の映画)

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観よう観ようと思ったらサブスクから消え、たまたま中古で売ってた円盤を買ったものの謎になかなか観れなかったことを後悔した

カット割とかシーンが粋。。
一平の後ろ姿
初めてのキス
印象的なカットが他にも
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ジャパニーズ スタイル Japanese Style(2020年製作の映画)

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不器用すぎて愛らしいなあ…
役者さんの個性がいきてる!って思ったら企画も一緒にされてたのかあと納得

部屋でのごちゃごちゃとかなんか
胸きゅんとはちょっと違うんだけど
なんかこうドギマギした。
ちゃぶ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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そしてファンタビも見返す。
ハリーポッターは少年少女の、みんなの物語だったけどファンタビは大人の物語って感じ。
ハリポタ見てた若者たちがそのまま流れられるようなつくりなのかな。とか思ったり。

冒頭か
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そばかす(2022年製作の映画)

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ああやっとみれた

変だとか普通じゃないとか言われて
価値観を押し付けられて苦しかった自分を思い出したり、
彼女が数年後の自分なんじゃないかって思ってしまうくらい
共感できる部分とそうじゃない部分と。
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終末の探偵(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

懐かしい香りのする探偵モノ
タバコバカバカ吸う世界線本当に素晴らしい
道端でタバコ吸いてえよ!

男と男は拳だった

サイコっぽい若者は何気に解像度高えなって

青春の殺人者(1976年製作の映画)

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なんだこれはこれが昭和名作か……
母親の錯乱ぶりが解像度高くてひぃってなった
車で話していてだんだと自覚していく様がみえたとき心すごい苦しくなった

THE CODE/暗号(2008年製作の映画)

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シリーズ未鑑賞。
かっこいいショット「コレ!」「コレ!」「コレ!」って撮りまくっててエンタメとしてみれる、清々しくて好き

おじいちゃん同士の戦いアツかった

ハッピーエンディングス(2021年製作の映画)

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「はじめての映画」のみ鑑賞
どこからどこまでがストーリーでどこからどこまでが即興なんだろう

髙石あかりちゃん個人的MVP
べいびーわるきゅーれも観てたけど
本当にああいう女の子なんだろなあと勝手に推
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

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マクゴナガル先生が「この術位置で使ってみたかったんです(ウキウキ)」ってしてるのが唯一の癒し
最後の作品ってこともあってかMVPが多すぎる
ネビルも本当に良かったなあ
あとロンママ、まじでかっけえ
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