Rockwellさんの映画レビュー・感想・評価

Rockwell

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MIRRORLIAR FILMS Season5(2024年製作の映画)

4.0

「MIMI」はその不思議な世界観に引き込まれてあっという間に終わってしまった。
もう一度見て咀嚼したいところ。車内の場面はアドリブらしいんですが本当?横浜さん森永さんがなかなか驚きの演技です。

「変
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.5

朝TVつけたらやっていたので。プラトーンの次にレビューを書いたのはたまたま。
こちらは戦争後の方がメインテーマなんだね。今回もウィレム・デフォー。
幾ら反戦を描いても世界のどこかで戦争はずっとあるし、
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

久しぶりの鑑賞。
監督が経験者だけあってベトナム戦争のリアルを描いているんだろうしんどさ。
チャーリー・シーン元気かな。
ウィレム・デフォー良いですよね。
感想書くためにもう一回見た割に大した文章書い
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パレード(2024年製作の映画)

4.0

何も思い残すことなく生涯を全う出来る人って世の中にどれだけいるんだろう。
生きている私たちに心残りがあるように。そんな世界がどこかにあるのならファンタジーであり理想だけれど、願いの物語があっても良いの
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

ウォン・カーウァイでこの邦題だったので見始めたら全然様相が違ったやつ。
ちょっと弟分無鉄砲過ぎやしないか。
所々にある赤っぽい照明、色合いはデビュー作から特長と言えるかも。

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.9

最高!大好き!これぞラブコメ!

クラーク・ゲーブルってこんなにコミカルな感じ似合うのね。驚き。
ジェリコの壁の見せ方がこれ以上ないし、
エリーとピーターが惹かれ合うのがナチュラルで見ていて楽しい。
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.6

アメリカンニューシネマの先駆けロードムービーということで共感はゼロなんだけれど音楽はカッコいい。あと要所で好みの画角がある。
責任を伴わない自由はガキの妄想だと思っているので、割と結末がしっくり来た。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

あの吊り橋を見たときに立ち尽くす絶望感たるや。笑う所じゃ無いんだけれど、無理過ぎると思わず吹き出してしまった。
気を抜いていたら不意に爆発するし、ヒリヒリするわ。
どんなに報酬が良くて生きる術だとして
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.2

自分の感覚、価値観が試されている気がした作品。
今私が思ったことは果たして良いことなのか、見ながらずっと自問自答していた。

作中にあった言葉で「人間は理解出来ないものを恐れるものです」というのは、全
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.6

ドラマティックさは感じない割に監督が違ったらめっちゃドロドロの物語になりそうな、何か不思議な作品。
THEウディ・アレンですね。
病気恐怖症?を最終的に克服したのはマルクス兄弟の映画を観たことなんです
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.0

公開当時劇場で鑑賞して以来久しぶりに。
失礼な言い方だけれど、フェロミナって可愛いおばあちゃんなのよね。
 「カトリックはクソだ」って言い放つマーティンと自分の宗教感は似通っているので、されたことに対
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.5

フィクションにリアルを含めている分、物語の盛り上がりには欠けるかも?
中東情勢の知見が有るか無いかで面白さが格段に違ってくるんだろう。現に詳しい知人は公開時面白いと言っていたので。
私にはザックリ米国
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

秋刀魚は全く出てこないんですね。
これがローポジションと言われる撮り方なのか。路子を嫁がせた父の姿の悲哀というか、この撮影方法が味わい深くしているのかも。
長男夫婦はこの時代でいえば先進的だったのかな
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ある愛の詩(1970年製作の映画)

3.8

音楽が素晴らしいこと。
この邦題にしたセンス。
雪の中ではしゃぐ二人など、演出の良さ。
ストーリーはシンプルながら美しい作品。
にしてもエンディングのスタッフクレジットのバック映像はせつなすぎやしない
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.5

今の価値観で生きている私が共感はしないけれど、当時を何となく生きている人間だったらどうなんだろう。
終盤はドキュメンタリーみたいよね。
あれはどれぐらい演出が付けられているのだろうか。
流れる楽曲が良
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.6

タイトルだけで選んで何となくほっこりする感じかなと思っていたら全く違ったパターン。
純粋と変態のハーフ&ハーフおじさんの何とも物悲しいお話。
アリスも所謂ファムファタールっていうやつかしら。
あなたが
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

ちょっとずつ何かしているなと思っていたら最後ああなるのか。
よく描かれるスパイものとは一味違う、こちらの方が活動としては実際にありそうかも。
ジェニファー・ローレンスがカッコいい。そして叔父さんが◯ー
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

アル・パチーノ続きで。
やっぱり彼は惹きつける表情をしますね。
実話ベースということで客観的に見るならコミカルというかシニカルというか。
強盗なんかしてはいけないことは前提として、やるならちゃんと計画
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

始まりで結末自体はわかっているのだけれど、カリートの行く末をハラハラしながら見守っている自分がいる。
ゲイルの幸せを願うよね。
ショーン・ペンがショーン・ペンだと初見の時は気が付かなかったんだな。
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.3

んー、皆んなドジっ子?
勘違いと詰めの甘さが登場人物に散りばめられていてこれはコメディかなと。
大尉、ロープ!って最初の時点で思うし。
夫人よ、雨の中愛しい人を当て所なく探しているの美しいんだけれど、
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

3.3

ストーリー自体はまあそうなるだろうと思いながら悪くはないんだけれど、シャーロットがそんなに病に冒されている感じがしなかった艶やかさ。
秋のニューヨークは綺麗ね。
一番好きだったのはエンドロールで流れた
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溺れゆく女(1998年製作の映画)

3.5

なんでコレ溺れゆく女って邦題なんだろう?溺れているのどちらかというと男じゃない?
凛としたアリスが素敵だな、映像美しいなと思いつつももう一味何か欲しい。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

4.1

この当時の偏見・風当たりは、今の感覚でいうと中々厳しいものがありますね。
トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンの好演が光る名作。
以前も鑑賞していますがエンディングがとても好きです。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.5

理解しようとする映画ではないんだなと思って見ると面白い気もしたけれど、もう一度みる元気は私にはなかった。
ラストはそうなるしかないという結末。
海やらペンキやら脳裏にブルーが焼き付く。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

テユンが亡くなった女性の服を直すところが物凄い後悔を滲み出しているようでグッとくる。実話ベースなだけに余計しんどいかも。ラストのソン・ガンホさんの表情が圧巻。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

終盤のドイツ人将校とのやり取りを考えると人種じゃないんだよなと思うのだけれど、いつの時代も人間って何に捉われてしまうのだろうか。戦争に正義は無い。
実話ということでホント芸は身を助けるよね。

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

3.5

ゴダール初心者なので比較的評価が高いものから見てみたいと思っていてCSで放送があったので視聴。
独特な映像に引き込まれたりはしたんだけれど、読んだあらすじほどは理解出来なかったし、そういった作品ではな
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

公開から30年経つのか。劇場で見た当時子供ながら強烈なインパクトがあって、今見ても良く出来ているよなと思う。
テーマ音楽で記憶が蘇るものね。
まあその頃と今では恐竜の常識というかだいぶ違うみたいだけれ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

クリント・イーストウッド作品で一二を争う好きな作品。
ウォルトが序盤で神父に戦争での行いについて語ったこと。
「命令もされず自らやったということが恐ろしいのだ」
それを受けて終盤タオに語る後悔が物語の
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

水槽の場面とか蝋燭に囲まれているところとか一々絵面が綺麗よね。
どうしたって悲劇にはなるんだけれど。
フィクションの話で言うのもなんだけれど、結局誰かが犠牲にならないと学ばないのはいつの世も変わらない
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

有名な台詞もある超有名大恋愛映画で、
公開時期を鑑みればプロパガンダと言われるのもまあねと思うことは色々あったのですが最終的な感想は

「ルノー署長!」です。

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.9

過去をカラー、現在をモノクロで映しているのが主人公の心情を表しているようで良かった。
まあでもこれ17才の反発心は100歩譲ってわからなくもないが、親父はダメだろ。
有名タイトルだったのでどんなんかな
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

どんなに自分に才があっても人との出会いで人生は如何様にでもなる。
「君は悪くない」
ショーンが呪いを解く呪文のように口にした言葉に、堰を切ったようにウィルが流した涙がその答え。
チャッキーも素敵よね。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

死ぬまでに見たい1001本(やっぱり結構多いな)になっていたので久しぶりに鑑賞。
自分の経験とは全く違うのにノスタルジックな気分になるのは何故なんだろう。
良い作品はエンドロールまで浸れる。

グロリア 永遠の青春(2018年製作の映画)

3.0

バツイチ中高年の大人の恋愛かと思ってみたんですが、まあ自由だけれど相手はちゃんと選びましょう。
ジュリアン・ムーアはお綺麗。

春に散る(2023年製作の映画)

4.3

広岡は翔吾に過去の自分との決着を託したのかな。
最近の若者には珍しいギラギラした翔吾。
対するチャンピオンの中西は広岡が出来なかったことを叶えた男。
過度に感傷的な演出は少なく、ひたすらボクシングに老
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