アウシュビッツの隣に住まう家族でさえ塀の向こうから届く銃声や悲鳴、煙などに無関心で居られる(居られてしまう)というのは戦争の渦中というある種異常と正常が逆転した状況下においては自分自身そうなってしまう>>続きを読む
正直言うと全然呑み下せていない、“悪は存在しない”というタイトルから「あ〜こういう感じなんかな」という想像をしているとラスト15分ぐらいで全然別角度からぶっ飛ばされる感覚、あれは何だったのか……
人間>>続きを読む
車中での会話劇がある映画やっぱええすよな……谷川俊太郎の「朝のリレー」的な心地良いオンタイム感がありながら、世界各地で起こるそれぞれの出来事は独立しており何の関係もないところがとても好(ハオ)
それに>>続きを読む
Y2Kの空気そのまんまでめちゃくちゃ懐かしくはあるけど、俺別にこの時代に愛着そんなにないんだなと実感した、マシュー南は愛してますが
まぁなんせ音楽が強すぎる
音楽めちゃええのにレコード焼かされるシーン最悪すぎる
友人がこの映画で卒論書いたらしくて是非とも読みたいと思った
Y2K特有の閉塞感を帯びた和製ファイトクラブ
ギリジョーしか似合わん髪型
加瀬亮はズタボロであればあるほど良いことの証左として在る映画
再鑑賞(裁判員制度が始まったタイミングで高校の授業にて初鑑賞)
マジでよくできた映画ですね……疑わしきは罰せずの原則を貫くことって検察側からすれば相当な時間やコストがかかるわけだけれども、人の生き死>>続きを読む
服買うくだりから「めちゃキショ……」と思ってたら最後なんかとんでもない終わり方してビックリした
あれが“決着”なんやとしたら登場人物全員キモすぎるし、「聖なる 鹿殺し」ではなく「聖なる鹿(a sacred deer) 殺し」なんやね(日本版ポスターのタイトル文字色分けは完全にミスリードってことに>>続きを読む
もう還暦近いのにキアヌ酷使されすぎちゃう?制作サイドが主席連合みたいになってない??
見届けたいし見届けられたいと思える友達がいる時点で俺の人生は優勝してるんだよな
コントやなぁ
テーブルひとつに椅子2脚、あとコーヒーとタバコがあればそこに物語が生まれる
再鑑賞
確かこれでエリオットスミスを知ったんやけど初デートのとこでsay yes流れた時がなぜか一番泣きそうになった
「何の挨拶もなくお前は消えてる そうなればいい」って台詞を面と向かって吐ける友達>>続きを読む
ある一線を退いた映画女優へのインタビューを通し、ひとつの恋慕に生きたその半生を追うドキュメンタリーという形でストーリーが展開していく。が、当人の語るエピソードに彼女の過去の出演作のストーリーやインタビ>>続きを読む
誰からも感謝されることのない仕事でも真摯に働き、背伸びすることなくごく自然に人々と関わり、誰に見せるでもない(限りなく“記録”に近い)創作的営みに興じ、つつがなく日々を過ごすことをPerfect Da>>続きを読む
ブシェミはなぁ…いいよなぁ……
イーニドはイカれてるしムカつくヤツやけど、その行動を否定しきるには誰しもの中にイーニド的な部分が確かに存在しすぎている
とにかく映像が美しい
人々の暮らしや営みに加えその根底に横たわる思想や哲学をも丁寧にスケッチしたような作品だった
“響きのいい約束より目の前のブドウ酒だ”
↑実際マジでそう
原作好きすぎるがゆえに期待より不安が若干勝ってる状態で鑑賞。そもそもが映画的なつくりである漫画作品を実写映画化することの“意味”とか“必然性”が問われるので正直難しかったやろな……ストーリーやキャステ>>続きを読む
狂人がハサミ持ってるの普通にヒヤヒヤするな……あとジョニ赤ストレートでそんなグビグビいけるのはヤバい
「せやなぁ」「まぁなぁ」「確かになぁ」が計10pt を超えたので俺の負けです
ウェス作品、短編だろうとほぼ確実に一回どっかで眠たくなるな、全然いい作品なんですが
真夜中の来訪者、猫の失踪、煙草、奇妙な隣人たち、海辺の豪邸、煙草、探偵の真摯な仕事、煙草、煙草、退廃した作家、酒と煙草、裏切りの清算、煙草、何もかもがカッコいい完璧な映画……これを閉館前のみなみ会館で>>続きを読む
「立ち入り禁止」のロープすら乗り越えたいと思うこともなく少年期を過ごしてきた人間にはあまりに共感し得ない部分が多すぎる
このレビューはネタバレを含みます
町田洋の『惑星9の休日』的世界観が非常にツボだった、もっとポップなのを想像してたらなかなかややこしい三重構造でこれは良い裏切り
劇中劇という形式なので第四の壁を超えてくるのかと思ったけど実際そうでもな>>続きを読む