愛ってほんとうはそんなに綺麗なものじゃなくて、自分勝手で一方的で対象すら必要とせずに完結してしまうようなもので、でもやっぱり美しい。そういうことを思い出させてくれる映画。
人生に苦しくなったときに観ている。もう何度観ただろうか。この映画が、どうしようもない私の人生の中に存在していてくれてよかった。唯一の心の支え。
モリコーネの音楽がこれからも不滅であることを祈ると同時に、祈るまでもなくそうなるであろうことを確信させる作品だった。
全くもって怖くもなければ特に面白くもない。
と思いながら観ていたけれど、終盤はちょっと面白かった。