毎日映画さんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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 うれしいね。濱口 is back again言うてね。
 森、動物、子供にカメラを向けてね。高速で見える見えるってなる所も良いですね。音もトリコロールもやってね。
 …と観た直後は思ったものの後から
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

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 ホラー作れたらホラーの裏返しも作れるって話。観客に恐怖を喚起させる構造を全部逆にしてくと自然と優しい気持ちに出来るよねみたいな。
 西島秀俊が死んでたら幽霊になって「恨めしや」と皆の前に現れて過去の
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カリスマ(1999年製作の映画)

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 お父さんありがとう。
 タルコフスキー的な大風呂敷がセカイ系になっていく。役所工事がイーストウッドにも見えなくもない。

CURE キュア(1997年製作の映画)

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 面白い方のダークナイト(セブンでもあるが…)

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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 ストックホルム症候群の話、が反転していく。ピグって、ピグり返しのエディを匂わせて強制ピエタ。(連れ去られた女は母になり最後は逆に男を寝室に連れ去る。男のモラハラの質もマニピュレーターのそれから反抗期>>続きを読む

フィフィ・マルタンガル デジタル・レストア(2001年製作の映画)

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 ジジイになってから作らないと出せない軽みと粋いうのは多分あって、これもそうだし、リヴェットのパリカクやウディアレンのレイニーデイ〜とか、長生きもするものだと思う。

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

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 これを発展させたのが地に堕ちた愛と彼女たちの舞台。

 全ての登場人物を関わり合わせて効率的なストーリーテリングのための駒に還元したりだとか、「伏線回収」だとか辻褄が合ってることだとか、そんなのこと
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 フィルマークスでこれ見てエモかったとか言ってる人は信用しません。資本主義の論理が芸術家を捕らえると、芸術の成功はチケットがソールドアウトになり過剰に消費される事になってしまう。
 企業や資本主義の論
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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 ユーモラスな(俺にはそう見える)イメージの連鎖、ズラしによってストーリーテリングしていく感じ。

(これは自慢ですが、前回観た時から数年経ってますが、全ショット記憶してました)