伝記映画としても、ビジュアル映画としても満足度の高い映画だった。
非差別対象の寡黙なヒロインが口だけが達者な夫を克服していく様はサクセス・ストーリーとしても伝記としてもおもしろいし、ポップ・アートを題>>続きを読む
本作は、世界的な評価が大変高いということだが、何が評価されているのかさっぱりわからなかった。演技は芝居がかって、物語は激しく抽象化され解読が難しく、なにが美点なのか懇切丁寧に解説してある記事を読みたい>>続きを読む
なんだか少し前に日本のアニメで流行ったセカイ系みたいな内容であまりノレない映画だった。
大まかな構成は、主人公が作った心を持った人工知能チャッピーが、心を持った機械を許せないオジサンが仕掛けた全面戦争>>続きを読む
山ってやばいね、という恐怖映画である。
エベレスト登頂の前知識はゼロだったが、ヤバさはなんとなくわかる映画だった。
序盤から中盤にかけてのエベレスト登頂までは割りとスイスイしている。エベレスト登山は、>>続きを読む
社会派っぽい要素を取り入れた結果ヘタクソになったスプラッター映画という印象だった。
本作の大まかな構成は、活動派の学生団体が、ペルーで保護しようとした未開の食人族の保護に成功するが、トラブルから逆に食>>続きを読む
カンパニー松尾プロデュースの劇場公開作品ということで、ポレポレ東中野に見に行ってきた。
テレクラキャノンボール2013劇場版に魅せられてカンパニー松尾関連作品を何作か見てきたが、後悔するほど残念なもの>>続きを読む
今見ても凄い名作だと感じた。
本作は、企画、脚本、演技全てがハイレベルなのだが、それだけではなく、社会風刺にも通ずる構成のすばらしさがある。
まず企画的に時速80km以下になったら新幹線が大爆発、とい>>続きを読む
ワイルドスピード7作目。主人公は最後のブライアン&ドミニクである。
本作のテーマもまた、最後の戦いである。ブライアン役のポール・ウォーカーが死去したのだから、こういうテーマになるのは仕方ないと思うが、>>続きを読む
いま見ても面白いタイプの名作映画だった。
本作の物語は菅原文太扮する仁義あるヤクザが、仁義なきヤクザ同士の血を血で洗う抗争に巻き込まれていくというものだ。これ自体は、現在から見ればありふれた構図である>>続きを読む
細田守監督の前作「おおかみこどもの雨と雪」の感動に期待して見に行ったが、本作はちょっと楽しめなかった。演出はやっぱり凄いし、ビジュアルも魅力的だが、脚本が悪くかつテーマがぼんやりした詰め込みすぎな映画>>続きを読む
本作は、プライベート・ライアンの冒頭20分が120分続くような映画だ。
原作小説や取材を元に、第二次世界大戦下のレイテ島での日本軍の凄惨な日々をグロテスクで激しく、しかしどこか冷静で淡々としたタッチで>>続きを読む
huluで2まで見てから鑑賞。初代ジュラシックパーク同様、2015年の観客をハラハラさせる超大作パニックムービーであった。最新のCG、3D、音響すべてがハイレベルでところどころビクついてしまった。素>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何も知らずに鑑賞した感想。認識していたのは以下だった。
・乃木坂主演映画
・山下敦弘監督作品
両方のファンなので当然おもしろいに違いないと思って鑑賞した。
結果としは、ややムカつきはしたものの完全>>続きを読む
ジュラシック・ワールドを見るために予習としてhuluで鑑賞。
ジュラシックパーク1と間違えて、ジュラシックパーク1より前に見ることになった。
内容は、再び普通のパニック映画だ。前作に比べ、前作の反省>>続きを読む
ジュラシック・ワールドを見るために予習としてhuluで鑑賞。
この手の映画を見ると必ず感じてしまうことだが、当時はそれは斬新かつ超クオリティだったんだろうなと言う印象が強かった。
本作の構造はいたって>>続きを読む
シリーズの前4作全てを見ずに映画館で鑑賞。
一部理解できていないこともあるが、良かったところ、悪かったところを感想として残しておく。
トータルでの率直な感想は、面白いけどそんなだよね。と言う感じだ。>>続きを読む
1人のにわか乃木坂ファンとしての感想。
本作は今まで語られなかったメンバーの過去と、メンバーの母の語りで個人を掘り下げることで乃木坂46というグループを語る映画だ。
本作はグループとしての乃木坂46で>>続きを読む
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本作の基本的な構造は群像劇だ。作中で一本筋の通ったエピソードは、幸とすずの物語でその他はキャラクターのディテールを作りこむための挿話のような作りになっている。
メインストーリーの幸とすずの物語は、家族>>続きを読む
凄いものを見たと思う。スターウォーズリアルタイム世代が受けた衝撃ってこれに近いものだったのではないかと思う。
当時のことはあまり知らないが、スターウォーズは当時のディストピアSF映画に圧倒的な熱量のス>>続きを読む
1から2で大幅にパワーアップしたマッドマックスシリーズに期待して干渉するが、本作はやや残念な出来だったと思う。
・ストーリーのチグハグ感
印象的なのはあまりにも馬鹿な民衆だ。
本作ではマックスはバー>>続きを読む
一作目はいまいち面白さがわからなくてためらっていたが、最新作の予告編効果と午後のロードショーでやってたから鑑賞。
本作は一作目とは全然違う映画だった。舞台設定は引き続き文明崩壊後の暴力が支配する世界だ>>続きを読む
ポレポレ東中野のレイトショーで鑑賞。上映前にはスーパーササダンゴマシンによる煽りパワポもあり、終盤まではとにかく爆笑続きだった。
プロレスキャノンボールの加点のキモは、レース期間中にいかに多くのマッチ>>続きを読む
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解釈に幅のある映画だとは思うが、戦争そのものへの批判という印象を受ける映画だった。イラク戦争を題材にした戦争映画だが、よくあるアメリカ批判の映画ではない。主人公属する爆発物処理班は、基本的に爆弾による>>続きを読む
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ワイルドスピード6作目。主人公はブライアン&ドミニクである。
本作のテーマは、最後の戦いと友情である。前作のMEGAMAXで半永久的な自由を勝ちとったワイスピオールスターズが望郷の念と友情で最後の戦い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ワイルドスピード5作目。登場人物達の魅力で再生した前作に引き続き、主人公はブライアン&ドミニクである。
本作はカーアクション映画と言うよりは、アクション大作としての要素が強く前作とも少し印象が異なる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ワイルドスピード4作目。
本作の主人公は、1作目のブライアン&ドミニクに戻ってくる。前作は登場人物の魅力に欠いていたが、1作目コンビはやはり魅力的だった。
本作の一つ軸になるのは、恋人レティを失ったド>>続きを読む
ワイルドスピード3作目。
またしても舞台が変わって日本でドリフトしまくる。
舞台は日本だが、アメリカ人の考えた日本なのはお約束である。
本作もゼロヨンレースはなく、ルール無用のカーアクションものになっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
山下監督最新作ということで鑑賞。
記憶喪失の前科者に唯一残った歌を中心に物語が展開する。
ストーリーは記憶喪失ものによくある、ようやく再スタートを切った主人公を過去の記憶が苦しめるというものである。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アイドルグループBisの解散ライブの前日に、キャノンボールメンバーが密着し、接近戦でポイントを競うレースを行う。
新宿テアトルのレイトショーで鑑賞。
前作のような笑える作品ではないかもれない。笑える箇>>続きを読む
劇場版にも関わらず、バトルが盛り上がらない。ほとんど負ける気がない相手のバトルしかない。ダメ押しで本作のラストバトルは、原作一巻で拓海に殴られて物語からリタイアしていたサッカー部の先輩である。どう燃え>>続きを読む
前作の西海岸から舞台は東海岸へ。カーレースもゼロヨンからカーチェイスになる。カーアクションは、ジャンプやコース取りなどの要素が増えて見応えがアップしている。個人的にはランエボの高速バック走行も好きだっ>>続きを読む
西海岸ストリートレースカルチャーは知らない世界感だったので見ていて新鮮だった。
お話は囮捜査の警官が共同生活を経てストリートレーサー達との間に友情が芽生えるという、男の友情もの。
ゼロヨンバトルはずっ>>続きを読む
ハート・ロッカーと間違ってレンタル。ハート・ロッカーとジャケットもフォントもそっくりである。明らかに便乗商法なのだけど、内容は至ってまとも。そもそも原題は異なり、海外ではそこそこ評価を受けている作品ら>>続きを読む
見た後に知ったが、結構伝説的な映画だったようである。
冒頭20分のアメリカン軍のフランス上陸作戦は、映画史に残ると言われているそうだ。確かに映画の中の恐怖が響いてくるような凄惨な戦場が描かれていた。後>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
諸々の文脈をどう読むかによって、解釈が全然異なるように思う。
特にラストシーンをどう解釈するかがポイントだ。
ラストシーンで主人公は「偉大な音楽家」になったのだろうか?映画のラストとしてかなり魅せるシ>>続きを読む
恋の渦を見て面白かったので視聴。恋の渦とはテイストは全く違う。乱交パーティに集まる変態男女達をちょっと真面目なタッチで描く。恋の渦では、不思議とリアリティを感じたが、登場人物は綺麗どころだったせいかあ>>続きを読む