大橋さんの映画レビュー・感想・評価

大橋

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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.5

松田優作の死んだ目の演技が凄い。
小林麻美さんを射殺し、室田日出男とロシアンルーレットするまでは秀逸だったが、そこから先がグダグダな感じがし、オチが残念だった。

蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.5

松田優作はもちろんのこと、風吹じゅんが今と全く違うイメージでよかった。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

初代ゴジラは、水爆実験やオッペンハイマーのように、新兵器を作った学者の苦悩を描いた骨太の作品。
志村喬が出演してるので、より一層、怪獣プロレス映画感がなくてよい。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

一作目に続いて、二作目も知らない役者さんばかりだったけど、面白かった。
しかし、花束みたいな恋をした、のネタ、あんなにつかっていいのかな?

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.7

豪華な役者陣と、史実通りでないところが見ていて面白い。
結末がわからないほうがやっぱり面白いですもんね。
ラストシーンの、萬屋錦之介の(今となっては)しょぼい小道具を抱いての「夢でござる」は圧巻。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

物理学者としての成功と、その後の苦悩と葛藤、女性問題、学者仲間との友情と確執などが上手く描かれていた。
しかし、本人は女性関係をあんな風に描かれていると知ったら、どう思うんだろう???

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

この評価は、私が滋賀県出身であることを前提に考えてください。
滋賀県、特に北部出身の方が楽しめると思います。
とびた君、サラダパン、平和堂、最後のミルクボーイの滋賀県ディスリ漫才だけで、4.0つけたよ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラ映画は、①怪獣プロレス映画、②シンゴジラのような法律等にこだわったリアリティある映画、③ゴジラと闘う人間ドラマ映画、の3つに分類されると思うのですが、これは③に分類されて、主役はゴジラではなく、>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このシリーズは、必ず犯行の真実が少し切なくて、それでいて暗すぎず、観たあと、ちょっとジーンとするのだけど、本作品も期待を裏切らないものでした。
しかし、福山雅治や柴咲コウが年取らなさすぎ💦

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

1.1

自宅で見たのですが、見終わるまでに3-4回気絶(寝た)しました。
何回寝ても眠くなる。
最後まで見なくていいかな、と思いつつ、半ば義務感で最後まで見ましたが、やっぱりつまらなかったです。
マトリックス
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

学生時代に連載されていた当時は、選手目線で読んでいた漫画を、30年経って見ると、監督や母親目線になって見てることに気づく。
安西先生にしろ、山王の監督にしろ、よい指導者で、見習わなければいけないなあと
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

自分の学生時代、あんな素敵な恋愛はなかったな、
とか、
就職すると、学生時代と価値観とか変わるから、学生時代からつきあってる恋人とは別れるケースが多いんだよなー、
ってことを思い出させてくれる、
そん
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

ADOの歌が気になったので、娘の付き合いで観に行きましたが、ワンピースを観たことがない私にとっては、ADOの歌と池沢秀一の声だけがよかったです。
ストーリー自体は、レアキャラが一杯出てきて、必殺技を皆
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

1.0

私の洞察力がないからかもしれないけど、
なぜいきなり団地が大海原に行ったのか、
のっぽくんとか観覧車さんはなんなのか(推測はできますが)
ということがすっきりしないし、
団地が沈みそうになったのに沈ま
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

セラピーをうけて、寛容な心を持とうとしてる、殺し屋のブラピに、ノンストップで襲ってくる個性豊かな殺し屋達とのアクションとユーモアたっぷりのやりとりが時間経つのを忘れさせてくれる。
東海道線の各駅がでて
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.3

ミニオンズがひたすら可愛いといういつもながらのミニオンズ。
グルーが今回は少年だったので、いつもよりもそこもちょっと可愛かったのでよかったかな。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ラストシーンが今までの007シリーズでは決してあり得ない終わり方なので、ビックリしました‼️
いいの、この終わり方?
「次、どうやって、始めるの?」と思っちゃいました💦
とネタバレするから、この辺で。
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

子供の頃、初代ウルトラマンが好きだった人にはたまらない映画だと思う。
初代ウルトラマンの名シーンに、一つ一つ新しい合理的な解釈を加えて作られている。
ただ、シンゴジラと比べると、出演してる俳優陣や作品
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

この作品は40-50代、特に30年前にトップガンを観た人にはたまらない作品だと思います。
青春時代よ、もう一度的な感じと、子供に対する想いとか、色々40-50代のツボを押さえてるところが満載で、予想を
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

2.0

アマプラの評価が5段階で4.3と高評価だったので、見てみたのだけど、原作を知らい僕的には、あまり面白いとは思えなかった。
最初、羅生門を意識したシーンからはじまって、「意外と本格派か!?」と期待したの
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.3

テンポよく、観客の予想を裏切る展開が進んでいくという点では非常に面白かったんだけど、物語の結末の印象が物凄く薄いのが残念。
結局、大泉洋は何がしたかったの?と個人的には思ってしまうくらいだったので、こ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画を観る前の知識が、「妻をなくした演出家が運転手との心の交流を通して人生を取り戻していく」くらいの話だと思っていたので、冒頭、47歳でこんなにラブラブの夫婦がいるのかー、「欧米か」と思うくらいの仲睦>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

テレビ版をみて、面白かった人にはいいと思います。
福田作品は、テレビで30分くらいで見るにはよいのですが、どうも2時間とかなると、集中力切れてくるんですよね。
なんでだろう?

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.0

福田雄一作品が好きで、大泉洋も好きなので、鉄板に面白いだろうと思ってみたのですが、ちょっとこれはなあという感じでした。
私が歴史好きだからというわけではなく、なんでこんなに面白くないと思ったのか、まじ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.8

逆襲のシャアが好きだった人には、たまらない作品だと思います。
音楽や景色がよかったです。
あれはオーストラリアなのかな?
ホテルはシンガポールのマリーナベイサンズのプールを連想したのだけれど。
テンポ
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(1985年製作の映画)

5.0

黒澤作品のカラーの中で、最も美しいと思っている作品。
軍勢ごとにカラーが決まっていて、その軍勢の見事な馬術。
見事な城のセットと城跡。広大な自然。
ワダエミの衣装。
それでいて、単に音楽と映像美だけで
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

これは用心棒2なんですね。
どっちの作品も主人公の名前は、テキトーに(作品的には重要な名前なのだが)名乗ってるだけだし(笑
しかし、るろうに剣心beginningとかでも、「まるで鞘のない抜き身の刀」
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

5.0

マクベスを知らずに観たのですが、私的には、七人の侍や、隠し砦の三悪人のような純粋娯楽作品よりも、蜘蛛の巣城や乱の方が心に残る作品で、好きですね。
印象に残ったのは、
冒頭の次々と戦況を伝える伝令たちの
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.5

R2D2と3CPOのモデルになったであろう太平と又七のかけ合いが面白い。
三船敏郎の乗馬シーン(手綱を持たずに両手で剣を持っての戦闘シーン)と、クライマックス近くの満月を背景にしたシーンは圧巻。
CG
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

官僚不祥事が問題になると、必ずと言っていいほど、この作品と司馬遼太郎の「坂の上の雲」が挙げられてきた。
「坂の上の雲」は明治維新直後の官僚はただひたすらに坂の上の雲を目指して、仕事をしていた、という「
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

この作品を見ると、昔の恋愛のことや、父親のことを思い出したりする。
特に、僕の場合は父親かな。
この作品を見て、子供の頃よく連れていってもらった海に父親を連れていきたくなりました。
もっとも、海に連れ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

今までの007シリーズの中で最も筋肉質で、プレイボーイ感がないジェームスボンドであり、見た目はどちらかというとKGBかと最初は思った💦
アクションシーンも、それまではスマートな感じだったけど、ダニエル
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

クリストファーノーラン作品は、バットマン、インセプション、インターステラーと一回見ただけではよく分からず、どういう意味だったんだろうと、2回目見て理解できるところが好きだったんだけれど、本作は難解過ぎ>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

るろうに剣心の原作で一番好きだった作品(追憶編)の実写版。
楽しみだったのは、巴との悲恋と新撰組との戦闘シーン。
新撰組、特に沖田総司役の村上虹郎は良かった。神木隆之介とかが沖田総司でもいいかなと昔思
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