例のラストシーンは大要、3つの出来事で出来ている[発見/制止/運び去り]。この3つの繋がりを寸毫も矛盾なく説明しようとすると“狂ってしまった”と考えるほかない。だけど「そういうことではない筈だ」「そん>>続きを読む
ワルシャワ蜂起の報復でシュピルマンを隠れ家の病院から焼き出したナチのあの火炎放射器を、ポランスキーがLAの自宅に所持していたと描くタランティーノ『ワンスアポンアタイムinハリウッド』の演出よ。
いやあ眼福。すごいわ。これがタチのベストピースかと。ウェス•アンダーソンもまだこれは超えられてない気がする。ギャグはほとんど面白くはないけど、後半の犬が死ぬドッキリでユロがネタバラシ的に誤解を解こうと>>続きを読む
素晴らしい映画。エンドロールまでずっといい。『ミークス〜』や『ウェンディ〜』はそうでもなかったが今作のミシェル•ウィリアムズの演技は神がかってる。
ジャンヌモローの口角は今日も下がってたねぇ…。
タイトな脚本と切り詰まった演出は今見てもあまり古びてないけど、これと比べるとこの二年後に撮られた、同じクライムものの「勝手にしやがれ」が如何に革命的に新>>続きを読む
ラスト付近のライブ、シナロケの「レモンティ」でお客さんめっちゃシーンてしてるのに、折れたギターネックの奪い合いで滅茶苦茶熱くなるのクッソおもろいしキモい
記念写真のようないわゆる「正面受け」の構図を多用し過ぎていてさすがに鼻白む。あれはここぞという時に使ってこそ(戦メリみたく)。それを差し引いてもこの映画はいい。いいけど、それでも『残菊物語』に遠く及ん>>続きを読む
キャリアを通じて黒人(移民・女性)を勇気付け、鼓舞し、胸を熱くさせる作品を撮り続けるスパイク・リーは真に偉大なフィルムメーカーの一人だと思う。