のまねこさんの映画レビュー・感想・評価

のまねこ

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市民ケーン(1941年製作の映画)

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再視聴
奥行きのある長回しは、アンドレ・バザンが「主題の深さから画面の深さへ」と述べたように目を見張るものがある。そもそも本作は同時代の作品と比べてショットが少ない(≒ショットの持続時間が長い)のが基
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裏窓(1954年製作の映画)

4.0

流石ヒッチコックって感じ
最後所々早回しを挟みながら、急速に世界の仮構性があからさまになるのがよかった(ばか)

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.5

普通に面白いかなと思ってたけど、最後だけあんまり
あれのせいで映画に過剰な問いを負わせてしまっているというか、問う必要のない問いばかりに目を向けることになって、実在の屹立みたいな方向性に向かいづらいよ
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エッセンシャル・キリング(2010年製作の映画)

3.2

逃げる、だけ。そこを肯定出来るかどうか。普通に無理でした。面白くなかったです。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ショットが綺麗
鏡、水面、電車
ショットに充足する粒子、粉雪や埃の舞う情報量の多いショット

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

脚本よし、ショットそこそこ
お金かけただけあるな、おもろかった

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.9

予想以上に良かった
めくるめく交換の映画
ラストシーンいいね

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.4

馬鹿げた展開と小気味の良いラスト
カーペンターのキモイ造形物はあんまり観られなかったので残念

ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.0

キモイ映画
A24もアリ・アスターも好きになれない

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

1.0

何もわからん、三時間観てはいられたけど、なんだったんだこれ
毒親の壮大な心理テストだったってこと?

浮草(1959年製作の映画)

4.0

京マチ子とタバコ。
小津安二郎において重要なのは人物に正対するカメラによって「見えすぎる」ものが「見えなくなる」こと、だと思う。例えば『東京物語』なら最後に顔を背けて啜り泣く原節子とか、本作なら告白さ
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.8

ラストシーンでデニーロが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった

ザ・ファン(1996年製作の映画)

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デニーロ演技うますぎる。スクリーンを顔で埋め尽くして視聴に耐える俳優はそんなにいない。

オーソン・ウェルズの フェイク(1975年製作の映画)

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これは映画だろうか。
会話も視線の交錯も、長回しによる真性の証明が肝要な視覚的詐術すらもモンタージュによって構成されている。これが『市民ケーン』や『黒い罠』の奥行きのあるショットを作り上げたオーソン・
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

再視聴
前作のエンディングと全く同じ内容の電話をもう一回するくだりはどういうことだったんだろう?
誕生日を変えて言うことで住所を伝えてたっていうのは分かるけど、前作のラストでも誕生日を偽って伝えてたの
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

再視聴
アクションの描き方、マイケル・マンとちょっと似ているような気もする。要検討。
終わり方、パメラの後ろ姿を映すとかでショットの段階から喚起したらもっと良いのだけど、語りとしては最高に良い。

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

脚本とかアクションはあんまりだけど、ブラピを殺してしまったと勘違いした時と、仲直りした時のアンジーの顔が綺麗すぎて、女優としての才を改めて実感した

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

話はまあまあ面白かったけど演技とイデオロギーが受け付けなくて白けてしまった
あんまり悪口言いたくないけど正直ここまで高評価なのはおかしいと思う