1ミリも(以下略)。
正直『不愉快な話』よりも余裕で辛かった。長いし。
1ミリも興味を持てなかったので申し訳ないがあまり真面目に観ていない。
今年は良い日本映画が少ないと思っていたらまさかのヴェンダースが撮ってくれていた。
日常を淡々と描く、好きなタイプの映画である上に平山(とその生活)が魅力的すぎて全く飽きなかった。
どこに重点を置く>>続きを読む
『エターナル・ドーター』の予習。
どこがいいのかよくわからない男に夢中になる世間知らずお嬢様の話だが、中盤以降は同じような展開が続くので飽きてしまった。
ただせっかくなのでPART Ⅱも観てみたい>>続きを読む
アルモドバルの新作ということで観たが、短編だった。
あっという間の31分で、物足りなさが凄い。
笑いあり涙あり。
女優は泣かないが、私は泣く。
ただ、言葉で全て説明してしまうラストがもったいない。
劇伴なしでひたすら料理を作り続ける序盤は圧巻。
料理によって愛を確かめ合う2人が魅力的。
終わり方も素晴らしい。
2回続けて聞かされるのが一番不愉快。
前半がフィクションで後半がドキュメンタリーらしいが素人なので正直言われないとわからない。
ルブランが出てた。
今年一番観逃して後悔していたが、運良く鑑賞できた。
やけに性的なシーンが多いので不思議に思っていたら、脚本に名を連ねる荒井晴彦の意向らしい。名前にピンと来なかったので担当作品を調べてみたら得心がいっ>>続きを読む
最後以外特に何も起きないが雰囲気は好きだった。
ビグローのデビュー作であるが、デフォーの(実質的な)デビュー作でもあるらしい。
杉咲花の素晴らしさ、これに尽きる。
時系列がシャッフルされる構成だが、ミステリーである本作に上手く活きていたように思う。
ただ、市子の母に話を聞いた時の若葉竜也の涙にちょっと白けてしまった。
ブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンはやはり素晴らしい。
バーンスタインの人間性に焦点を当てた作りになっているので、伝記映画ではあるが前知識が無くても楽しめた。しかも、音楽性に触れないからこそ>>続きを読む
危うい17歳。
物語がどう落ち着くのかわからなかったが、案外無難なラストだった。監督の自伝的物語らしいのでまあこんなものか。
主演のポール・キルヒャーはイレーヌ・ジャコブの息子らしい。言われてみれ>>続きを読む
圧倒的な完成度のエンタメ作品。
ティモシー・シャラメはやはり紛うことなきスター。
“A World of Your Own”がお気に入り。
サイコパスという言葉は陳腐化してしまっていると思っているので、何度も使われると安っぽくみえてしまう。
締め方は良いと思うが、サスペンスとしてはイマイチだった。
いつものリーアム・ニーソン無双映画かと思ったが違った。
先の読めない展開や、緊張感のあるシーンが続いてかなり楽しんでいたが、締め方があまりにも雑で唖然とした。
というかルームミラーのショット変だっ>>続きを読む
エイドリアン・ブロディの素晴らしい演技に心打たれる。
実話というのがまた凄まじい。
2023年 300本目
今年のデヴィッド・ゴードン・グリーンは凄いぞ。
(途中から気を失っていたとはいえ)面白いシーンが一つもなかった。ワーストに悩む日が来るなんて…
戦場シーンの迫力はさすがリドリー・スコットという感じ。
薄っぺらい知識しかないので、爆速で進むストーリーには置いていかれたものの、ナポレオンの人間性やジョゼフィーヌとの関係性などは面白かった。
英>>続きを読む
初 クレール・ドゥニ
まだまだ情熱的な初老のカップルのいざこざというだけなのに、やけに面白く見えるのは監督の手腕か、それともベテラン俳優たちの実力か。
フランソワ役のグレゴワール・コランは『パリの>>続きを読む
とにかく「リアリティ」が追求されている作品。
それゆえストーリーが面白いというより、実際のFBIの捜査スタイルが知れて面白い、という感じ。
それにしても凄い名前。
観るか迷っていたが、観て良かった。
2人とも美青年である必要性には疑問が残るものの、シチリアの見事なロケーションも相まって美しい映画に仕上がっていた。
『ドラゴンへの道』を観てブルース・リーに出会ってから長い時間が経ったが、ようやく香港帰国後の5作を全て観た。
一番有名なだけあって名言や名シーンはあるものの、前半(特にストーリー)がかなりつまらない>>続きを読む
思春期の心のように不安定で、乱れた映画。
台風が来るまでは、非日常が近づいてくる時の高揚感が伝わってくるようで結構好み。ただ生徒が閉じ込められてからは正直退屈だった。よくわからない方向に進んでいくの>>続きを読む
有名すぎて後回しにしていたが、遂に鑑賞。
想像以上の面白さだった。独特のナレーションや世界観が癖になる。
名作と言われるだけはある。
初 北野武
歴史に関しては薄っぺらい知識しかないので不安だったが、そこは大丈夫だった。
それぞれの話はビートたけしのコントのようで面白いが、全体としては散漫な印象。
加瀬亮がこんな役もやるなんて>>続きを読む
皆さん日本語が上手。
アクションは良いが、特に惹かれるほどではない。
ギャスパー・ノエらしさはあるが、正直物足りなさを感じてしまった。
というかちょっと長かったとはいえうつらうつらしてしまったのは反省。
でもサインを貰った上にツーショットまで撮ってもらったのでスコア>>続きを読む
パリのリアル。
話は全く面白くなかったが、こういう作品に出会える機会があるのはやはりありがたい。
隣の兄弟が悪いのはもちろんだが、アントワーヌに非がないわけではないところが面白い。
長さは感じたが、終始付きまとう不穏さや、兄弟が待ち伏せするシーンの緊張感などは素晴らしかった。
直近に観た『ひと>>続きを読む