しいたけ祭りさんの映画レビュー・感想・評価

しいたけ祭り

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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.2

なんかカラッとしてて良い。
めちゃくちゃしてるけどダサいのと可愛いからオールオッケーみたいな感じも鬱陶しくなくてナイス。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

オッペンハイマーの物語。
意義深いけど、綺麗すぎる。
伝記としての部分とメッセージの部分のまとまりが良すぎて、どうしても足りない感じがしてしまう。滅茶苦茶すれば良い訳じゃないけど。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.3

原作から違和感なく抑えるとこ抑えてて相当ナイス。
精神的支柱の兄貴がずっといい。

ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

現実にも狂気的なファンのニュースが定期的に出るから、あながちフィクションでもない感じがしますね。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.6

デカイものがデカく映ったら、小さいものが輪郭まで際立って映る。
見たことない現物を見てる感覚。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

90分でサクッと見れるのがナイス。
無音が怖い分、劇伴がうるさい感じがしました。
ジョージ・クルーニーの超越した空気感が良い。宇宙飛行士は確かに異様な強心臓のイメージ。イカすぜ。
誰のせいでもない。旅
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

CGは馴染みが悪い感じがしたけど、本来不可能なカメラワークとギタギタのエフェクトは負けてないし楽しいです。
てらいなく気持ち良く進んでいったばかりに、事故の部分だけ外のパワーがねじ込まれた感じがして違
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

巨大な肯定と徐々に映画に纏まっていくのが独特で面白かった。勿論なんでもいい訳じゃない。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.6

最後の一連は音楽も相まって感動的。
SFとしても母の物語としても纏まりが良くて、静かで素敵。
知的好奇心をくすぐるビジュアル・ストーリーも最高。
原作を読んでから見直します。

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.3

俗っぽくてカジュアルな説法。
楽観的だけど丁寧で救いがある。
SNSで気負わず楽に生きようみたいな言説が散見されて辟易する時があるけど、こっちはかなりナイス。奥行のある内容でぶつけられると爽快。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.9

綺麗に展開していくから飽きない。
追体験からのバラシ部分は見事でした。

スーパー!(2010年製作の映画)

4.7

類を見ない優しい畳み方。
痛みと葛藤が劇中通して意識させられます。
印象的なシーンが沢山。また観ます。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

攻略していく流れはかなりゲーム的で見やすいけど少し退屈。ササッと1回目の脱出までして欲しかったです。

ドラゴンがポンコツで可愛い。
簡単な工作で匂いを間違えるし、自分の火で焼けるし、一向に王族は途絶
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ルール(条件下)での醜悪さが露呈する過程を追っていく。
露悪的で不快な中に変なコメディが差し込まれていて、より観察してる感覚が強まりました。
ロシアンルーレットは正にですね。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

不条理をベースに展開する恋愛観。
コメディとしての手数の多さもナイスです。
ルールを作って意図を増幅させるのが上手くて素敵です。

正欲(2023年製作の映画)

3.6

原作を読んでからだと、5人分の話を並行するには時間が足りない印象。
映像だと表現が劇的に見えるので、無理解コメディっぽい軽さを感じました。
部分部分のやり取りは素敵でした。

レインマン(1988年製作の映画)

3.9

根本的にチャーリーの自己本位な部分は変わらないままで打ち解けていくのは良かった。
極端な変化よりも、理解があって温かいです。

会社とか彼女との関係がうやむやになってるのは、ただの現象みたいで寂しいか
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

悪党限定快楽殺人(遺伝)。
優しい親父かと思ったら根っからの暴力野郎なんかい。 普通に殴られたりもする。

楽しそうなクリストファーロイドが見れる。
ハッピーセットのおもちゃ的な有難みがあってナイスで
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.7

英語で話しかけるハラが良かった。
明文化出来ない部分の表現が素敵でした。

グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.1

ヌルッと出てる板尾創路。凄味。
オフビートな会話劇が少し減った感じもあるけど、その分綺麗に収束。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

不穏な空気を漂わせつつも、あらゆる所が笑えて軽快。
情けないディカプリオが面白すぎる。

終盤の明らかな過剰防衛とか不自然に長すぎる叫び声とか、パワーギャグで押し切られる感じも楽しいです。

フィクシ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

前作同様人間ドラマもあるけど、今回はカーチェイスがたっぷり。
個人的にはもう少しお祭りして欲しかった。

ゾンビの習性上、暗い場面が多くて若干見づらいけど、VFXを誤魔化す上で必要だったりもするんでし
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.3

外連味がたまらない超娯楽。
音楽がかかって出てくるのとか、経歴紹介とか、自分の銃弾の音で死ぬとことか、スクリーン裏でタバコ放るところとか…。

死の緊張感はありつつ、悪ふざけとドンパチへの期待を掻き
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

時間の長さを感じさせない軽妙さとリズム。
音楽も重たくなくてナイスです。

マフィア特有の移民間のパワーバランス、位置づけが後半に効いてくる。
無気力感がグッと増していく終盤が見事。

デニーロは出
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.8

充足感のある映画。
記者会見は蛇足かと思ったけど、最後のやり取りがあまりに完成されていて脱帽します。

言及されていた通りに御伽噺としての推進力で、グイグイ進んでいくロマンス。
実質半日なこととか、国
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

綺麗な娯楽。無添加。
ゾンビがゾンビとゾンビの世界そのものとして扱われてる。
序盤と終盤の疾走感が心地良いです。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.5

コメディが肉体で昇華されてる。傑作。
安っぽいのに安くない感じ。
サモ・ハンのパワーとキレが最高。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

消耗戦からボンベまで余すとこなくサメが活躍。怖さに感動します。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

要素が削がれていて、潔くて好きです。
撮影地が完璧。

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.6

ギリギリ様式美にならないくらい。
ダラダラ見る分にはいい塩梅。

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