makiさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

maki

maki

映画(442)
ドラマ(106)
アニメ(0)

きみがくれた未来(2010年製作の映画)

3.0

大切なものを失ない、その悲しみから抜け出せない、あるいは抜け出してはいけないと思う気持ちを、新たな大切なものによって前へ進ませてくれる、ごくシンプルなストーリー。

以前、海外でセーリングに連れて行っ
>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.4

派手な銃撃シーンがあまり個人的には好みではないけれど(名シーンもあるが)、テーマがテーマだけになくてはならないものだというのも理解。
それでも、シーン一つ一つが丁寧で構図が豊かで面白く、かつアルマーニ
>>続きを読む

雪之丞変化(1963年製作の映画)

2.5

観賞時のコンディション悪くて、ものすごい眠気に襲われてしまった…ので、また機会があれば観てみます苦笑

私にとって初めてではないかというくらい、日本の時代物の映画だったので、なかなか世界に引き込まれる
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.2

音楽で愛するものを失った二人が、再び音楽で家族を取り戻したり、自分の世界を見つけたりする過程が観ていて楽しい。
キーラナイトレイの可愛さと美しさとかっこよさが楽しめる。

セッション(2014年製作の映画)

1.9

演技・演奏は圧巻で、ものすごい。映画館で観ていたら、迫力ももっとあったのだろうと思う。
本気でぶつかり合ってこそ生み出されるものがあるということなのかもしれないけれど、ぶつかり合いが狂気的すぎて、個人
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.5

骨折でギプスをはめ、自宅療養しているジェフが、部屋から望むご近所の裏窓から切り取られる様々な暮らしを眺める中で起こる事件。ジェフとリサの関係をはじめ、どの暮らしも男女の多様な関係が切り取られていて、と>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

懲罰房に入っていたアンディが戻ってきた時の会話で、頭や心の中で音楽を聴いていたというところで…
Here's where it makes the most sense. You need it so
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

映像の美しさが素敵だった。ただ、家族だからこその苦しさを感じ、胸を締め付けられる思いで、映画館でなければ最後まで観れたかどうか…。そういう意味でも、この監督の作品はとても映画館向きだと思う。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.3

映画館で観ることができてよかった。
どんな時もユーモア溢れる振る舞いで息子を守る姿は感動。
時代や置かれた状況が主人公をそうさせたというより、描かれた主人公の本質的なパーソナリティが、ホロコーストとい
>>続きを読む

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

4.0

鏡というメタファを通して、ファッションとアート、文化と商業、西洋と東洋、過去と現在…などの同一性(ありのままをうつすも鏡)や対称性(反転して見える鏡)、客観性(他者からの視点で見える鏡)などが伺え、そ>>続きを読む