Ryutaroさんの映画レビュー・感想・評価

Ryutaro

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二コトコ島(2008年製作の映画)

4.0

異常な長回しと、禅問答みたいな会話、最初はこちらの耐久力を試されてる映画なのかと思ったけれど、段々とテンポ感が馴染んでくると、心地良くなる。

ほなね(2016年製作の映画)

4.0

おじさんの撮ってきた映像を一緒に観る感覚が、これまた最初は耐久系の映画と思ったけれど、不思議と段々とテンポ感が馴染んでくると心地良い。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

賛否あれどこれだけ密度があって、重厚な世界観はやっぱりジブリだなぁと

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

重ねて描かれた、一果のコンクールとりんの屋上でのシーンが対極的で美しかった。

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.2

何時間でも見れるな。

早朝と深夜、昼間とは違って取り繕わない人々の人間性からその街を垣間見る。

美しい言葉達の挿絵のようでもある映像は、遠い国の知らない人々の日常であるにも関わらずどうしてこんなに
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犬王(2021年製作の映画)

3.4

琵琶法師×ロック×ミュージカルは斬新。
ただ、もう少し絵と音が合っててほしかったなとは感じた。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

諸々すごいのはわかるけども、マルチバースを盾に突拍子もなさ過ぎて、見終わった後に何か残ったかというとうーむ。

「A」(1998年製作の映画)

4.0

地下鉄サリン事件後にオウム真理教に潜入して撮影されたドキュメンタリー映画。

映画内の信仰先はなんでも良くて、現世で修行するのが目的、数ある宗教の中で1番システマチックにストイックに修行できるのがオウ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

文章ではあみこの視点で漏れ出してたような違和感や気味の悪さが、映像では第三者の視点で凄くクリアで過度に説明されてるように感じ、余韻のようなものはなかったかなと。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7

鉄男にギャスパー・ノエ味を足した様で、苦手ではある。

ブルーサーマル(2022年製作の映画)

2.8

努力シーンとか一切無しに、無邪気な天才の活躍を見せられるのはキツイですね。。

真っ当に努力をしてる人の活躍シーンが殆ど無いのが残念。

空知とか不憫過ぎて。。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.1

リアルなYouTuberあるあるなんだろうけども、リアル過ぎて事実は小説よりも奇なりというか、現実の方がフィクションみたいなくだらない状況になっていたので、この作品の強度が弱まってしまったようには感じ>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

芦田愛菜の演技が上手過ぎて自然な笑顔が出せたりと、うらら含め配役は原作の雰囲気とは少し違うかなとも感じたけど、それ以上にオリジナルの話の構成が上手だった。

マンガ特有の表現のモノローグ等は敢えてバッ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

第一印象で「天気の子」より都市をトレースするだけじゃない、オリジナルの絵を描いてるなーと

廃墟好きとしては垂涎モノのシーンもありつつ、「君の名は」、「天気の子」と比べても相当直接的なディザスターもの
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.6

限られた中での挑戦的な撮影と、こだわりまくったであろ鉄男のビジュが素晴らしい。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.0

山田洋次らしいと言えばそうなのかもしれないが、ありきたりで平凡に感じた。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.1

不良でも不思議ちゃんでもガリ勉でもなかったけど、「劣等生」のグルーブ感は懐かしい。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

現実世界の垂直方向に積み上げられるスラムの街並みがなんともカッコ良い。。

オタク歓喜オマージュ盛りだくさんなのも最高。

アキハバラ@DEEP(2006年製作の映画)

3.2

一時の秋葉原の熱量だったり、三茶の無くなってしまった映画館もチラッと映ったり、今では見れない俳優陣が見れるのは懐かしさもあり胸熱。

原作は中学生の時に読んだような覚えがあるけれど、暴力が暴力を生む構
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人数の町(2020年製作の映画)

3.4

カルト的で少しリアリティのある設定が秀逸。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

張り詰めた緊張感とともに、たった一つの部屋からの映像だけで90分。凄い。

シンプルではあるけれど頭を抱えてしまう構成は、撮り方といい展開力といいアイディアが詰まっている。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

正しい映画。

本人が演じることで、ただのドキュメンタリーで終わらせない姿勢に感服。

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.1

すれ違い系コントで、メキシコの風を感じられて良い。

ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

ベイビーわるきゅーれコンビ最高。

阪元監督のユーモアが好きです。

般若も演技迫力あるんでない。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

互いに相手が育った環境に対し無知だからこそ振りかざしてしまう無自覚な正義って息苦しいですね。

ともあれ、門脇麦X石橋静河 水原希子X山下リオのパートはとても良いね。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.3

台詞じゃなくて映像で、演者の息遣いだけで伝えてくれるのが良い。

美しい中に良い意味で嫌味ったらしい撮り方も素敵。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.6

セリフと演出はベタだし、ムリヤリに嫌味な人を登場させるのは苦手。
地方出身者が上京して何も知らない東京にドギマギする古い田舎者搾取的な撮り方も苦手。

でも、映像はとことん綺麗。
光の使い方が上手いし
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.3

美しすぎる建築と色彩が窮屈さを演出してて良い。

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