そらさんの映画レビュー・感想・評価

そら

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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

久しぶりに見た実写化成功例。

役者さん1人1人がしっかり役を自分のものにしてて、丁寧にストーリーを紡いでいた。
もともとの原作も独特の喋り方をする人がほぼいないのも(奇行に走る人はいるが)要因だった
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

1.0

ターミネーターとA.I.混ぜたかんじ。
何度も繰り返されてきたロボットが人智を超えて困ってる設定。
びっくりするほどつまらなかったし、開始30分からラスボスや展開が読めてしまって、最終的にこれ何がした
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.1

シャーリーズセロンが始終、過去の栄光に縋る痛い女を演じているお話。

どう展開するのかなと思ったら特に大きな山もなく主人公の性格が改善されるわけでもないが、見てるのが嫌になるほどクソ人間ぷりと周りの反
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

キャラクター一人一人が人間らしくて
(主人公、ティファニー、お母さん、お父さん、友達夫婦、お兄ちゃん)
ああ、人間ってこんなもんだよなと思えた。

お母さんのお節介にも似た息子を心配するかんじや、不器
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

帰って家族と話したくなる映画。

基本は叔父役のホアキン視点で話が進みますが、
子ども特有の大人に構ってもらうため行動や
親の愛情に不安になる瞬間など、
自分もあんなことあったかなあ、
と思い出してし
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.5

水俣病を、海外のカメラマンを通して見る。

アメリカで制作されてこれだけ日本ぽさを追求できた映画、初めて見ました。日本のドラマやスクリーンのお芝居の大半がアンリアルな演技なので苦手意識あったのですが、
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

未来が過去に助けを求めて戦場は未来という逆版ターミネーターなストーリー。

敵はエイリアンで、想像してたより良かった。人類滅亡も未来からの兵士も何度も作られた設定ではあるけど、最初に撒かれた種が自然で
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.3

記憶を辿って、真相を解明するという物語。

もともとは思い出をヴァーチャルにできる装置で商売をしていた主人公だが、物語の本筋に行くまでに時間がかかり過ぎて何を見せられているのか何度か集中が切れた。
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

ビックリするほど面白い!
glee × お伽話というかんじ!
お伽話の実写化はほとんどがオリジナルソングだが、今作は現代のpopsや現代らしい振付のダンスでクラシックなミュージカルが苦手な人でも楽しめ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.8

スパイダーマンといえばこれ!というくらい有名なシーンがたくさん。

サムライミのスパイディで育った人は多いのではないだろうか。高校生ぽいのはトムホランドのピーターだが、ヴィジランテからヒーローになりス
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.7

どんな時代にも当てはまる世の中の現状。

この頃のパリはとても苦しい時代だったが、今も世界中が同じ状況にあることが容易に想像できたので、それぞれのキャラクターに共感しやすかった。
また劇中歌も何度聞い
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

ジワジワ恐怖感を煽って最後は世の中の真実を見せてくるかんじがシャマラン監督ぽい。

そのせいか結末に物足りなさを感じてしまった。設定や中盤で盛り上がりすぎて最後腑に落ちず。表現したいことやメッセージ性
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

実写版ドラゴンボール?ナルト?少年漫画にありそうな都会で暮らしてた青年が故郷に戻り戦う話。

冒頭はめちゃくちゃかっこいいアクションから始まりテンポも早い。MARVEL初見でも楽しめる且つ分かりやすい
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.3

それぞれのキャラクターがみな人間味があって良かったのですが、出会うまでの流れが脈略がなさすぎて(例えば本屋に来るとか)え、そうはならんやろ…とどこか覚めた気持ちで見てしまいました。
名作だと思って溜め
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.0

前作のゲーム内のストーリーを変えただけ。相変わらず配役は面白かった。でもやはり2はこうなると予想できて設定じたいはもともと面白いので、それだけが救いというかんじ。

前半は1とは違うプレイヤーなのだか
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

名作。とある男がバス停で隣に座った人間に自分の生涯の話をする。今でいう発達障害の一種を持つ彼は周りに左右されることなく真っ直ぐ生きていく。

先日、テレビでフォレストガンプ元ネタのコントをやっていて気
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

ずっとオススメされていたものをついに鑑賞。死刑の描写など残酷なシーンが何度かあるので見るときは注意が必要。

グリーンマイルと呼ばれるとある刑務所の通路を舞台に様々な人柄の看守と死刑囚の日々が描かれた
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

オープニングからお洒落が大好きな人たちが大好きなカットと働く人(アンハサウェイ)の現実が交互に続いて、目を奪われる。

主人公が成長していく過程でも、お洒落が浅くて表面だけ着飾ってと馬鹿にしてきた人た
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

1.5

スカーレットヨハンソンの演技は良かった。

けど何度考えても、この映画はこの出来事を浅く考えてるようで良い評価をつけられない。ストーリーの序盤はポップにすることで残酷さを強調しているのかと思ったがそう
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

-

言いたいことありすぎて、整理するのが難しい。
ドキュメンタリーではないが事実なので今回は評価☆はつけません。


アウシュヴィッツ=ヴィルケナウ収容所に以前訪れた時の記憶と感情が呼び起こされた。鑑賞中
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

全年齢に優しいダークヒーローのアクション映画。

ヴェノム子どもの頃にアニメなどで見てから、バットマン以上にトラウマな存在だったため昨日の放映でやっと鑑賞。

だいぶ設定がマイルドになっているなと思い
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

ものすごい映画だった(語彙力)
これに関しては感想は人それぞれだし、とりあえず観て!としか言えない。
観た人が何かを考えるきっかけになったらいいな。

この映画を観てよく分からなかった人は是非、イギリ
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.8

クイーンに向かってshut out!と言うシーンが印象的な女子高生の王位継承ストーリー。

アンハサウェイは『プラダを着た悪魔』で初めて知ったため、その前の作品は見たことがなかった。同じように見た目が
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.1

試写会で観賞。

考えたら負け!
バットマン、スーパーマンを知らない方。
大丈夫🙆🏻‍♀️🆗
前作の予習しようとしてる?
大丈夫🙆🏻‍♀️🆗
ハーレイクインさえ知らない。
大丈夫🙆🏻‍♀️🆗
あなたの
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

映像がキレイ!

私はDC派閥だけど、悔しい!面白い!映画館で見れてたらかなり興奮したと思う。
スパイダーマンは親愛なる隣人なので、USAから出た場所で戦っていたのは初めは違和感あった。どのシリーズを
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

ナターシャロマノフの育った環境と、アベンジャーズとして活動していなかった時、何してたか。

フローレンスピュー、ミッドサマーから見るたび、どんどん好きになっていく女優。彼女の泣き顔にめちゃくちゃ惹かれ
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.9

偏見がテーマ。どこの国や業界にもある男だらけの社会、それをプライドにして生きていく人々。その舞台が偏見が蔓延るフランスの中心地パリというのがまた良かった。

シェフの1人に女性が出てくるが、男社会で逞
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

理解するな、感じろ。と言いたくなる映画。クリストファーノーランらしい伏線の上に伏線でそのまた伏線という絡まった複数のコードがどこに繋がっているのか分からなくなるような内容でした。

タイムワープものは
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.2

ブロードウェイミュージカルの映画化。ラテン系移民がテーマのストーリー。ロケ地はインザハイツの生みの親ジョンMチュウの育った町だそう。

ステージプレイをスクリーンにする場合、幕の向こうにおさまりがちだ
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.2

原題は、UPで上がる、成長するという二重の意味を含んだ作品。

どこにでも居そうな頑固で新しい社会に適応できない爺さんの成長するストーリーでした。私たちは、いつか同じようになってしまうし、何歳でも日々
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

2.6

アーケードゲームから、インターネットの世界へという話。

とあるきっかけでゲームセンターという箱庭からネットを経由して世界規模のデジタルに接することになる展開は良かった。インターネットで起こり得ること
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ウォーリー(2008年製作の映画)

3.9

お掃除系ロボットと探索系ロボットがメインの話と聞いていたので、会話がない映画は…と鑑賞を後回しにしていましたが遂に見ました。

さすがPIXAR、背景が細かさや演出などでつい見たくなるようなシーンの連
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

家族愛というより、兄弟愛。舞台は、魔法の存在を受け入れた現代社会のなれ果て。

予告が某錬金術漫画のようなのとコロナ禍直前だったため、劇場へは当時足を運ばなかったのですが鑑賞してから、大きなスクリーン
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

3.8

「10代のグラミー賞歌手と支える家族」

ビリーアイリッシュが13歳で曲をヒットさせ、グラミーで賞を取るまでのドキュメンタリー。
映像の中で、彼女の家庭環境などバックグラウンドを見ることで、今まで、そ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

「未成年のSNS利用について当事者意識ができる」

日本で性被害が黙認される事案が多い中、このテーマをとりあげて、追求するのは良いと思った。
演出やサウンドが恐怖を引き立て、より被害者と同じ気持ちを感
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.3

「ヴィランはヴィランのままで良い」

ロンドン周辺の街や、俳優、曲に馴染みのある人は是非ご鑑賞を。

一部でディズニー版JOKERと前評判があるが、バットマンやゴッサムシティを愛する人間なら、その期待
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