園さんの映画レビュー・感想・評価

園

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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悪は存在しない

でも悪へと変質しうる要素が悪と普遍との境の状態でちりばめられていて、それが人間性の多くを占めてるってことを提示してくれた気がする

序破急なかんじもあそこで終わるのも、「映画美学」。
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レイトショーでウトウトだったけど象徴主義的な演出で問題の車のシーンまでにその先どう展開するのか全て語ってあるので、あらすじはこぼさずに見れたと思う

赤 愛の時代を経て
青 悲劇へ

オデュッセイア 
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画にしかない気分があった

イニードにかなり感情移入した

イニードの露悪的でパンクで、でも世界に対しての期待があり「こうあって欲しい」と思っている純粋や優しさの屈折が良かった。

明るい映像が
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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疲れてて途中は爆睡したけどBlu-ray買ったのでまたみます

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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自らの本音と建前で混濁していくキャラクター
(現代の日本はこれほどでもないけど)家族主義とビジネス、社会性として振る舞う情、つまり建前と残酷で繊細な本音が都市の活発さにかき乱される様 他者でなくむしろ
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ホームワーク(1989年製作の映画)

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距離に緊張感があってよかった、子供と監督、子供とカメラ、作品と私の重層的な視線のレイヤーがあり、その力関係を考えざるをえなかった。

これを異常だと思う視点が自分にあることの意味とそれがない人の意味。
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リッキー・ジャーヴェイスの人間嫌い(2018年製作の映画)

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キリスト教原理主義者が自ら地獄に堕ちてるくだりからの
無分別な「レイプネタやめて」リプからの
リッキーが悪魔にレイプされてそれを地獄で笑う妄想をするキリスト教原理主義者の表現の自由のために戦うリッキー
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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あんま刺さんなかったけど、震災のことが岩井俊二にとって10年必要だったってことからも明らかであるように、ドラマチックかつロマンチックそうに振る舞いながら、連綿とした平凡で残酷でわずかに救いある現実を描>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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「ケン」ここまですればわかるよね?って感じ 故にここまで過剰にしないとわかってもらえないんだって虚しさが初めからずっとあった、そうBarbielandにいたい、できるなら。もしあなたがバービーマインド>>続きを読む