21gさんの映画レビュー・感想・評価

21g

21g

正欲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

新垣結衣と東野絢香の演技が素晴らしかった。

ラストの『居なくならないこと』は、普通の人(検事=貴方)にとっての普通ってことなんだね。
自分の見てきた当たり前の世界の端に、
やっと違う世界が見えた。見
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思いの外面白く最後まで飽きずに鑑賞できた。
若干亀梨の演技が鼻につくというかわざとらしいけど許容範囲。
問題は菜々緒。
演技がどうとか以前にあのスタイリングはなんなんだ。そして何故いつも棒立ちなんだ。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

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メインテーマ以外の小話も面白くて飽きずに観られた。エンドロールの曲も話の流れから聴くとぞくぞくする、好き。
めっちゃ錆触ってたけど破傷風大丈夫かな。

アレックス(2002年製作の映画)

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起承転結→転結承起
目がまわるカメラワーク、
逆再生のような物語の追い方、
哲学要素、
その他特筆すべきことはない映画。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

賛否あるが私はあのオチ花丸あげたい。
だっていにおだよ。トゥルーエンドだよ、これぞいにおだよ。
(強いて言うなら大葉は帰ってこない方が絶望感がより濃くなって好みではあったかな。)
エンディング前編では
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

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3出る感じなのかな。
色々不可解なまま終わったけど個人的に前作より圧倒的こっち派。
雑貨屋でピロピロ遊んでるの可愛すぎるでしょ。手パッと開いて「ボクなんにもしてないよっ!てへっ」ってするところ大好き。
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カササギの食卓(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

簡潔に、清々しいまでに鬱要素を盛り込んだ短編映画。
最高。
濁っていく水槽も、死んだ魚も、ゴミ山の人形も、鳴り続ける携帯も、出て行ったくせにお節介で事が起こっても対処できていなかった母親も、勿論お義父
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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世界観かなり好きだけどながら観しすぎて全然内容入ってこなかった。

愚行録(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

きゃー。大好きなやつだこれ。
満島ひかりは不幸がとびきり似合う女優だ。
各々の愚行が人間臭くていい。
そこから導き出される答えは途中から薄々気づいてしまったけど、私はあの兄弟の狂愛、羨ましいと思った。
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キングダム(1994年製作の映画)

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不安を掻き立てられるカメラワークや画質は良かったけど、ストーリーは期待しすぎたかもしれない。毎エンディング挟んでくる監督の小話がお茶目すぎて最強にcrazyだぜ。

まともな男(2015年製作の映画)

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娘はデブスでわがままな上に嫁はいつもカリカリしてる。
たしかに嘘をついたことから始まった負の連鎖だが偶然にしてはあまりにもタチが悪いし、こんな状況下では誰でも一つや二つくらい嘘つくだろうな。
私は主人
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Winny(2023年製作の映画)

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こういうことしてっから日本は停滞し続けんだよ。出る杭うちまくってたら育つもんも育たんやろ。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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安藤サクラさんの演技は流石。
ただ神木くんと浜辺さんにメインを任せるにはちょっと早いかなと思った。

ゴジラのあんよとおててが可愛くて可愛くて、
できれば殺さないで〜と願いながら見てた。

特撮、これ
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二重生活(2016年製作の映画)

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教授が珠の論文を通して自身の人生経験(ないし恋愛経験)の乏しさとそれによってもたらされる詫びしさを自覚してしまう瞬間の表情が痛ましい。
門脇麦ぼそぼそ喋る頭いい学生役がうますぎる。
哲学ってものが一体
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

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ぶっ飛んでてよかった。
ムカデ人間はムカデっぽく見えてただけだけどこっちは完全にセイウチ作りにいってて笑うしかない。いや笑っちゃダメなんだろうけど。

ミヨリの森(2007年製作の映画)

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子供に観せてあげたい映画。
山本二三監督、素敵な作品をありがとう。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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原作既読勢。
原作は脚本を読んでいるような感じ。なんとも言えない。
映像のほうが活きていた。
特に大きくストーリーが動くことはないし、そこは原作でも同じです。
ただ水墨画に興味を持つきっかけになる、い
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作は途中くらいまで読んでやめちゃってたのでアニメ映画化されるとは夢にも思っていなかった。
母艦ないしSF表現が見事。
主題歌はTK提供で本業声優じゃないあのちゃんといくらちゃんが完全におんたんと門出
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CURE キュア(1997年製作の映画)

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病んでるタイミングで観たので周りの憎たらしい人間全員X字に切り裂こうかしらと思いました。

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少しの希望をちらつかせながらとびきりの絶望を味わわせてくる、その繰り返しの映画。
『なんで』『どうして』の答えがそもそもない世界で、ちいさな幸せを拾いながら生きているのに、最後の最後まで主人公が救われ
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市子(2023年製作の映画)

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久々にこんな暗い邦画に出会ったよ。
とても好み。

杉咲花さんの演技は無論、筆舌に尽くし難い。
この作品を生かすも殺すも杉咲花にかかっていた。見事だった。

ストーリーはかなり重い。
ラストも人によっ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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原恵一×辻村深月で外れるわけがない。
「光待つ場所へ」「オーダーメイド殺人クラブ」「ぼくのメジャースプーン」
大好きな作家さん。
シンプルだけど単純ではない、複雑だけど心に響く。
原作がしっかりしてい
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