LIVERPOOLさんの映画レビュー・感想・評価

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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.5

イケメン2人が直面する
複雑に絡みあった人間模様
非人道的な始まりと
お犬様伝説
本元の真相がわかった時は
感情も複雑に
最後の終わり方が
なんやねんでした

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.3

謳い文句とジャケで鑑賞
思っていたよりもコミカル過ぎて流し見
国岡さんの普通さ
新人殺し屋6人の女子感
チンピラ殺し屋のコミカル
板尾さん
やってる事と世界観のギャップがエグい
最後はsee you
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

JKへ突如殺人鬼襲来
逃れられたものの
目覚めと共にザ・スイッチ
人格が入れ替わる作品はあるが
最悪のパターン
どうやって信じてもらうか
リアクションに一喜一憂し
自分ならどうするか考えながら鑑賞
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.7

国籍の枠を超えたヒューマンドラマ
のように見せて
社会問題を織り交ぜた悲哀のストーリー
海外赴任の息子と他国の妻
幸せを噛み締める陶芸家
日本移住のブラジルファミリー
国際交流を経て親身になる陶芸家
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.3

娘が誘拐された
刑事の父が追う
事件発生
奇妙な現象
飲み込まれて行く自身の感覚
真実とは
この流れをぶち壊す
どこかで観たようなバーチャルワールド
からのもう半回転
前半と後半で違う色
楽しめたけど
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ハント(2022年製作の映画)

3.9

イ・ジョンジェ初監督作品
という事で
予想を超えて面白い
一昔前の暗部工作がいかにドロドロで
抑制の無いものかが垣間見える
疑わしきものは罰せよ
功績の奪い合いかと思いきや
各々の思惑に大きな裏あり
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

石を投げれば当たる程のどこにでもいる男
そこからの豹変ぶりはまさに"変身"
予想を遥かに上回るアクション
身近に感じられる存在だっただけに
こちらの気持ちも乗っかって超絶スカッと
したのは最初だけ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

我が居場所を求めて再臨
アサシンのような様相で
鬼神の如き激しさは健在
盲目ドニー・イェンの存在感
真田さんも登場で
煌めく日本の風景美も
ストーリー性なんか関係無くても
まだまだ観ていたいと思うのが
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

会社のために尽くし
会社に潰され
会社の闇を背負った男の
大立ち回り
汚職・不正・隠蔽
しがないほつれから
徐々に真相に迫っていく
その中で魅せる
野村萬斎節
倍返し程の熱量は無いが
要所での表情に惹
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

誰もが想像する"あの"作品
よりも暗く重厚な世界観
良い
マジマジと
言い方を変えれば
ダラダラと
垂れ流す様な
宗教的かつ神格的な様相
唯一無二の青年の成長と
宇宙掌握への闘争
御多分に洩れず
戦闘
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.1

カワイイ殺し屋再臨。
どことなく社会性が成長。
本業と社会人としての責任
そのギャップのシーンに笑える。
殺し屋(プロ)が
殺し屋(アマチュア)
から狙われる。
その中で人情味が垣間見えるけど
結局は
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空白(2021年製作の映画)

3.7

これは病む
こんな状況どうしたら救われるのか
人が死んでいるという事実
その発端になった自分
そんな自分を助けたいと願う女性
真実への確証がなく
やり場のない怒りを持つ父
唐突に起こした人身事故から
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

3.7

新しい居住惑星へロング航行
未来ある若者達
自我を抑制したお利口さん集団
あるきっかけでそれらが崩れだす
上も下もない状況から
一気にカースト形成
宇宙船という狭い環境の中
争いは必然
その様が怖い
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夜を走る(2021年製作の映画)

3.2

タイトルと雰囲気に惹かれ視聴
始まりから暗く
温かみのない雰囲気
日常にあるサスペンス
かと思ったら
進むにつれカルトがこんにちは
ライトに観てたら
かなりの距離感が出来てしまった
めちゃめちゃ真面目
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.6

世の為
人の為
将軍の弟を殺します
暴君ゴローさん
冷たさが光る表情の無さ
最後まで狂ってる
新左衛門に集まる十三人
約50分の戦いは見事
でももう少し十三人の背景が欲しかった
誰がどれだけ強いのか
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

ひとつのことを突き詰めるには
それ相応の犠牲がいる
それでも好きなんだから仕方ない
それをハートフルに
お母さんの胆力の強さに天晴れ
ミー坊とのんさんの境界線が
全くわからず
のめり込んでしまった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

この時をまちわびて
オペラハウスのテロから
"黄昏に生きる"CIA
時間軸は前にも後ろにも
エントロピーの減少
未来から過去へ
かのジークンドーの人が言う様な言葉を使う化学者と時を行き来する弾丸
乗っ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

とある人生の通り道
今が大事
それでも思い出す
誰しもにある感覚と経験
一度袂を分かつと
巡り会うのは難しいけど
それでもその一度の袂が
自身の人生に色を付けてくれる

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

周りの評価を聞くと
批判的
声が違う
主役は誰だ
大事なシーンが無い
ああじゃ無い
こうじゃ無い
うるせぃ‼︎
あの熱を帯び、
次のジャンプの発売日を待った
あの頃の自分が蘇る
確かに足りないピースは
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

一定の評価とは違った感覚を持った。
"家族"の在り方はそれぞれ。
その"家族"を構成する形もそれぞれ。
でも結局血の繋がりは
どんなものよりも強くあると思っている
寄り添いあうことで
埋められないもの
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黒い家(1999年製作の映画)

3.6

保険金詐欺。
ヤバい家族。
空気感がまさに黒。
どこをとっても黒。
西村雅彦。
まぁまぁまぁ。
大竹しのぶ。
予想外。
怪演過ぎて。
襖を開けて、追いかけて。
観るタイミングでトラウマに。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

始まりからゾクゾク
落ち込んだ時に助けてくれる
友達の存在は
何よりもかけがえないもの
悲しみ
虚無感
打ち消す為のチャレンジ
希望と未来を込めた600m
重なる真実と現実
極限の中でみえてくること
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

ろくでなしでだらしない父親
しっかり者の娘
社会に紛れるサイコな殺人者
単純明快かと思いきや
三者三様の裏側
その真実は全て予想を遥かに上回る
“救い"を求める者
“救い"を与える者
善悪によって見え
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.4

社会に溶け込む連続殺人犯
サイコパス
そんな言葉じゃ言い表せない程
凄惨で悍ましい行動
被害者との繋がり
不遇な大学生
始まりから終わりまで
全ては手の中
マインドコントロール
タイトルらしい"病"と
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

人生の選択に"死"が入る
尊厳や自分らしさを突き詰めていけば
おかしなことではないかもしれない
が、
日本の現状とこの映画の行く末に混沌とした感情を持ち、居た堪れなくなった
人道的な社会保障と謳われて
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

夢に向かう女性と1週間のタイムループ
上司へ気付かせるために悪戦苦闘
平行してスキルや効率が上がっていく様と
自己肯定感
凝集性などが垣間見え
スピーディかつポップで観ていて楽しい
人のために
自分の
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ある男(2022年製作の映画)

4.1

ふと現れた物静かな男
築いた平穏な家庭、世界
そんな中、不慮の事故で見えた裏側
それを取り巻く暗く深い"人"の裏側

大多数の"人"が作る世界の中で
"人"から見える自分の背中は
自分じゃ見えないから
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.9

最前線地での人間模様と凄惨さ。
死地が人を変え、本性を見出す。
個人の善悪は薄れ、ただ己と仲間と呼べる者のみ。
唯一、仲間への想いだけが光。
人を殺す。
人が死ぬ。
その中にある絶望的なシチュエーショ
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.3

現代版秘密結社。
胸の爆弾と制限時間。
幼少期からの刷り込みと境遇。
難しい社会闘争に身を置いて尋常では無い経験をしても人は人。
争いに人生全てを賭けることが、どれだけ辛く寂しいことか。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

デンゼルとラミ。
この2人で面白く無いことなんて・・・
ここにありました。
暗さと雰囲気は極上のクライムサスペンスだけど、結果世の中の白と黒から見える人の汚さが充満してるだけ。
評価の低さがそのまま物
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

最大で最高な不幸の中で降りてきた幸福。
のように見えたもの。
誰もが羨む環境と自身の境遇が重なり、結婚と親になるという事へ盲目に。
親としての固定概念。
親になるという責任。
子供の行動はもし血が繋が
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.9

"空から天使が降りてきた"
人の為に身を削る。
しかも自身の命が掛かる究極の場面で。
そこに関しては最大限の尊敬の念を持っているけど、自身の役割へより尽力すればもっと違う形で救えた多くの人がいたのでは
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.8

土方主観での新撰組ダイジェスト。
鬼の副長。
士道を持って夢を追う。
気概、気骨に溢れ最後まで真っ直ぐ。
青春群像活劇では無くリアル寄り。
配役はNHKの三谷幸喜版新撰組が個人的に好き。

とんび(2022年製作の映画)

3.7

古き良き時代の男。
骨太で人情味があり、
ケンカっ早くて不器用。
そんな父と1人息子の半生。
面白かったし、良い映画だった。
けど少し、
泣かせよう
感動させよう
って感じを受けて・・・ね。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

任侠とは。
結局はビジネスで、
"漢"というものには該当しない。
そんな人が多いと思う。
いつも思うが、
死んだら終わりが大正解で、こんなにも死や痛みと隣接しているものに何故、惹かれる人が大勢いるのだ
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

養子であり用務員であり殺し屋。
真相と恩と愛情と憎悪。
様々な立ち位置と人間模様が絡まり、果てには守るべきものが何かというストーリー。
内容と展開に惹かれるものはあったけど、ね。
笑って殺せるヤツが1
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