Kensukeさんの映画レビュー・感想・評価

Kensuke

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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

新しい映画も観たいけど
最近は映画を何度か観る事が大事なんじゃないかと考えていて、とりあえずオデッセイ観直し。

「キャストアウェイ」と同じというかそれよりも過酷なサバイバルは知識や経験がないと生き残
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

4.5

最近ちょっと心が汚れて来たので、間違いないのを観たくて観たらやっぱり良かった。

ボブマーリーは昔好きで聴いてた時期はあったけど、ジョンレノンとかエルビスとか忌野清志郎とかと同じで偉い人の1人と言う認
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.6

初小津安二郎。
内容と全く関係ないタイトルがカッコいい。

今ではあり得ない女性の扱いが気になったけど、昭和感が心地よかった。

「ミッドナイトインパリ」でも言ってたけど、
実際は今の時代が一番良いの
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.5

最近考える映画ばかり観ていたので、簡単なやつを。

と、思ったら面白かった!
「グリーンインフェルノ」の軽い版と言った感じで楽しかった。

飛行機トラブルからの〜は楽しい。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.7

観ながら「レオン」を観た時と同じ気持ちだと思った。と思ったら信頼出来る人のレビューにレオンの事が書いてあってびっくり。

儚さというか切なさ。
法律ではダメだけど、人としてはダメではない事ってあると思
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.7

面白かった。

陪審員たちが無罪か有罪か話し合うだけの内容なのに、それぞれ価値観や考え方が違うからなかなか答えが出ない。

何にも当てはまる事だと思うし、
でも話し合うしかないし、相手の考えを受け止め
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.9

昔観た時と大分印象が変わるのって、
やっぱり映画って面白いなと思った。

学生時代のヒエラルキーの描き方は分かりやすく極端だとは感じたけどリアルだった。

自分の学生時代はヒエラルキーの上でも下でもな
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

自分が小学生の頃、
男子のランドセルは黒、女子は赤と決まっていて、紺色のランドセルの女子が転校して来た時は「なんだそのランドセル、男みてー」
とからかわれていた。

「男らしい」とか「女々しい」とか普
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラが象徴するものとか
戦後すぐの命の価値観の反転とか
日本人としては引っかかる所もあるけど、

「シン・ゴジラ」とは対照的な
「国が何もしてくれないから自分達で何とかする」感が今の日本の皮肉にもな
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!
これぞ映画館で楽しむエンターテイメント!
(サブスクで観ちゃったけど)

イルサはもちろん好きだけど、他の女性キャラクター達もそれぞれ魅力的でバランスが良かったし、イーサンとグレースの関
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.5

昔観たことを何も覚えてなくて再鑑賞。

自分がおじさんになったと実感させられる作品だった(悪い意味ではなく)。

昔ヤンキー漫画を読んだ時に鬼塚(渋谷の)とか武丸とかすごい怖いと思っていたけど、
今思
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.5

とにかくラストのアクションがすごい!

「カンフー 体験 江東区」で調べてしまった。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.8

ふとしたきっかけで、
ジャッキーチェン月間スタート。

子供の頃テレビや遠足のバスで見た記憶はあるけど、全く覚えてなくて、
ただ誰かに聞いた「アクションは黒澤明とジャッキーチェンが秀逸だ」はずっと残っ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

張り切って初日に鑑賞。
とにかく音がすごかった。

オッペンハイマーを英雄にも悪者としても描いていない事に好感が持てた。

ただ、ノーランの時間表現が好きなので今回は少し物足りなかったかも。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

火と水の様に相反する要素が惹かれ合う表現は、差別やジェンダーのメタファーもあるかも知れないけど、それ以前にこの映画が言いたい事は
「先入観なしに相手の良い所を評価する」って
事ではないだろうか??
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

これだけ好評を見かけたら観ない訳には行かないと思って観たらかなり良かった。

何が良いって「クラシック!」や「TAR」
の様に良い演奏と良くない演奏の違いが素人でも分かる様に作られている事。
それを裏
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

欲があるのはその先には快感があるからだとは思うけど、正しい欲と正しくない欲の違いって何だろうと考えてしまう。
普通と普通じゃない違いって何だろうと考えてしまう。

フェティシズムや好きって何でそうなっ
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市子(2023年製作の映画)

4.0

市子はとても可哀想な環境だったし、
雨に打たれるシーンの台詞
「全部流れてしまえ!」は全てを物語っていると思うけど、
そんな彼女と仲良くしたいと思う友達が出来て、彼女の事を好きになる人がいた。
それが
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パレード(2024年製作の映画)

3.0

藤井道人作品は割と好きで、豪華キャストは楽しかったけど、内容は楽しめなかった。。

死んだ後の設定が曖昧でルールがいまいち納得出来ず。。
49日みたいな意味で喪に服す期間の事なのか。

そもそも亡くな
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

行き過ぎた「反面教師」の話だと思う。

後半で息子が言った
「お父さんがして欲しかった事を自分にしてくれたんだと思う」とそれに対する
「それと、あなたの事が好きだったんだよ」と言う母の答えが全てだと思
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.0

実に暗い映画だった。

登場人物たちみんな好感が持てないと言う。。
毎日を自分で楽しくする事って大事だと思った。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

倦怠期ものは苦手なのでずっと観なかったけど、友人のすすめで今更観てみた。

結果、倦怠期ものではなかったと思うけど、心を掴まれた。

彼らの未来が良い未来になりますように。

A FAT WRECK ア・ファット・レック(2016年製作の映画)

3.0

懐かしのファットレコーズのドキュメンタリー。
一期のバンドしか知らなかったし、
ファットマイクがいかに素晴らしいかが続く内容たけど、売上よりもバンドや人間関係を大切にする彼の経営理念は勉強になった。

星の子(2020年製作の映画)

3.4

「キラーズオブザフラワームーン」を観た時に感じた「気づく事の大切さ」を思い出した。

大人になるにつれ絶対だと思っていた自分の親に疑問を持つ事は当然だけど、
親の価値観を否定せず何が大切かに気付いた主
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Billie ビリー(2019年製作の映画)

2.9

3大女性ジャズシンガー
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、ビリー・ホリデイ、3人の中ではビリー・ホリデイの知識が一番少ないので観てみたら。。

残念ながらイマイチだった。

ドキュメンタリー映画
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彼方に(2023年製作の映画)

3.5

18分の超短編。

なかなかショッキングな内容。
悲しい事を「時間が解決する」と良く聞くけど、それはただ悲しみを少しずつ忘れるだけだと思う。

ラストは希望を持てる様になるかもと言う希望を感じた。

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

4.0

高倉健観直し月間パート3。

「あの人と一緒になっていたらどうなっていただろう」とふと考える事は誰にでもあると思うけど、それは執着であるかも知れないし、今の相手にもそうゆう人がいると言う前提で淡々と真
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BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

3.4

最近ドキュメンタリー好きなので、
高倉健月間に挟み込みで。

まさにロックなコメディアン。
成功を渇望していざ成功しても、孤独や苦悩はなくならないというロックスター人生は惹かれる。

ドキュメンタリー
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海峡(1982年製作の映画)

3.5

高倉健観直し月間その2

25年かけて青函トンネルを作った人々のお話し。
史実も興味深いし、今当たり前だと思っている様々な事はこうゆう人達の努力のおかげだと改めて思う。

そしてとにかく吉永小百合が可
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駅 STATION(1981年製作の映画)

3.6

ふとしたきっかけで
高倉健観直し月間スタート!

開始5分で登場人物の関係性や状況が理解出来るって降旗康男の凄さを改めて実感した。

倍賞千恵子、いしだあゆみ、古手川祐子
皆美し過ぎてしびれた。

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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.3

「諦めきれない事があるなら
諦めきれぬと諦める
諦められない事があるのはきっと良い事だ」

ブルーハーツの「泣かないで恋人よ」の歌詞を思い出す名作。

風や匂いまで感じられるような映像や
ほとんどない
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.4

女スパイものかと思ったらちょっと違くて面白かった。

拷問シーンも超痛い。

「アトミック・ブロンド」や「アナ」もそうだけど搾取され続ける事が見ていて辛いと感じたのは主人公が女性だからなのかもと思うと
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ジャニス リトル・ガール・ブルー(2015年製作の映画)

3.7

昔バンドを本気でやっていた頃、
「成功して27歳で死ぬ憧れ」があった。

27歳で亡くなった沢山のロックスターの1人ジャニスは普通に好きだった。

元々後期(コズミックブルース)の方が好きだったけど、
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.2

何となく戦争ものが観たくなって。

自分がもしあの頃の戦場で闘う事になるとしたらスナイパーが良いと思っていた。
なぜなら1番安全そうだから。撃たれる確率が低そうだから。でもやっぱりどこのポジションも大
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.7

最近音楽映画に惹かれる事が多くて、
「tar」の気持ちを持ったまま観たらこれはこれで面白かった。

場面によって誰の心境を表しているのかによって変わる音楽の使い方が面白い。しかも物語のきっかけになるカ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.1

子供に付き合いで。

ファミコンの頃のマリオはやっていたので懐かしかったり、音楽を思い出したりは楽しかった。
ピーチ姫のキャラが思い出のイメージと違ったり、
シュガーラッシュに似てるなとか思いながら観
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