邹启文さんの映画レビュー・感想・評価

邹启文

邹启文

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.7

こっちもバーフバリ並に回想シーン長くて笑った。
終わりを急いだ感あったけど、冷静に振り返ってみればテンポは普通だったような気がする。
まぁ、私の心の中のモヤモヤは不満ではなくシンプルに合わなかった事に
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未来少年コナン TVアニメ版(1978年製作の映画)

4.6

名探偵ホームズに続く宮崎駿初期名作上映は本当に良いぞ!
4話までなんて勿体ぶらずに最終回まで上映しようよ!全然、最後まで見に行くよ!

再見した感想としては、やっぱり宮崎駿は児童書文学出身の漫画アニメ
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コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.7

内田裕也と北野武ってなんか似てるよな。
豊田商事シーンを見るにロックンロールはビートに憧れを抱いてたんじゃない感が見えてくるよね。
まぁ、バブル時代のライブ感や人をモノとしてしか扱わない感じがもんもん
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ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)

3.8

オードリー力が強すぎる
ユニオシ以外のキャラ全員が霞むぐらいすごかったよ。
そう考えたらユニオシの方が強いのかな

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.9

舐めてかかったら大傑作で大満足
100分にダイ・ハードやタワーリング・インフェルノ、コラテラル・ダメージを詰め込められる辺り、映画は進化しているなと改めて気付かされる。

ビルもの、火事もの、チャイナ
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

3.4

まさか220分ずっと家かカフェでダベるだけの映画だったとは思わなかった。
終始苦手な映画だなぁ、面白いこと言わないなぁなんて思って途中退場しかけたけど、終盤まさかの呉越同舟してからマッハ急に面白くなっ
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.3

”葬式”という現実的な題材をCM的”非現実的”撮り方をすれば面白くなるんだろうなと思ったけど、そこそこだったわ。
やっぱCMの枠から超えられないよね、ライフカードみたいな5分CMにまとめてくれるともっ
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

4.0

ベガスを舞台にアル中と娼婦が堕落してゆくお話
本当、ひたすら破滅するダウナー系映画なんだけども、もの凄く好きになれる。

話が暗い分、一の弱みを肯定してくれるというか、ここまで酷くなっても人は生きてい
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.9

隠れた傑作枠、こんなん先読みできるわけないじゃん。
こんな映画がまだまだ出てくるようじゃ、令和の映画界も十分期待できるぞ

「何これ…」から始まって「なんやねんこれ」に変わって「なんやかんや良かったわ
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ウッディー・ウッドペッカー サマーキャンプ(2024年製作の映画)

3.3

これぐらいのじゃり向け映画はいくらあっても歓迎だね
ウッドペイカーはカートゥーンネットワーク以来見てなかったけど確かにこんな感じの内容だったわ

程よくドタバタをやりながら、何となく勉強にもなる。これ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.6

正統派すぎなワクワク動物映画で大満足
10歳ぐらいに見てたら「アナコンダ2」「レッドウォーター/サメ地獄」と並んで生涯ベストに入れてたかもしれんぞ

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

よぅ制作費集まったなこれ
ひたすらクズのハーヴェイ・カルテルがのさばってたけど、ラストにふとブルリと震える要素があって良かったで
やっぱりメリケンは治安が悪くてこそやね

ただ、僕はさらに治安が悪く、
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ハミングバード(2013年製作の映画)

3.4

久しぶりに午後ロー見たけど、かなりシリアスなステイサム映画やってて笑った。
点数としては午後ローらしく3.3〜4ぐらいなんだけど、いつもじゃ見れないロン毛ステイサムを見れたからほぼ満足

実家周りで食
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.4

微妙だったね、今年の残念賞候補かも
直近にゴジコンという理想系が完成しちゃっているから、同じ内容になるかと期待してたけど、どっちかと言えばアバター寄りだったわ

多分僕が猿の惑星シリーズにまとめていた
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悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

3.5

言わずと知れたの一番逆にある、言われても知れないクソマイナーなデパルマ初期作。
初監督作品にありがちな、個性よりオマージュを優先してしまうような感じ、デパルマも憎めない監督であったことは間違いないね。
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.0

ここ3年ぐらい毎年のように鑑賞してる。ありがとう、再上映

冒頭の詩を読む中で自然と歌を歌うように変わっていく感じ、とてもNHKEテレアニメ的な感じがして良いです。
ああいった会話が民謡歌に変わりかけ
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正義の行方(2024年製作の映画)

4.0

実に構成が上手い。
飯塚事件を題材に犯人を逮捕するまでの前半と、犯人を作ってしまったのではないかを検証する後半が見事なまでに対比している。
さらに中盤までは捜査官と新聞記者との対比で物語を展開していく
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綴方教室(1938年製作の映画)

3.8

クレジットで製作主任:黒澤明 と書かれててびっくり、山本嘉次郎監督って黒澤明監督のお師匠さんだったんだね
黒澤映画とは打って変わって貧しい国でのリアルなドラマ作品なんだけれども、最後までニコニコして見
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朝の波紋(1952年製作の映画)

3.3

戦後10年も経っていない頃のメロドラマ作品
復興した銀座の景色から、復興を目指そうとする周りの景色など、さまざまな日本風景を見ることができるのでお得感が大きい。

こうやってみると復興しきれていない街
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.1

GIFTと比べて結構違う映画になっててびっくり。
GIFTはフィクション的映像をまとめた映画なら、本作はノンフィクション的映像(車の中の会話や麺屋の下りなど)をまとめた映画だね。
確かにライブパフォー
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

4.5

デビュー作でこれほどのドタバタ大喜劇をつくれるのは「いよっ!岡本喜八!!」としか言いようがない

結婚へのアンチテーゼや独立、不倫など今だと1クールのドラマで描くような分量を80分にまとめられる辺り、
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

1カット目で一気に心を鷲掴みされつつ、他人事では済まされないような感慨を受けながら最後まで心地よう見られた。
なんか気持ち良すぎるね
鑑賞後しばらく頭の中でサントラが流れ続けてた。
未だに心の中で物語
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.3

何を描いているのかがわからなさすぎる
レナード・バーンスタインの人生に対して映画にした部分が平凡すぎる。

もっと面白く消費することが出来たはずなのに面白くなく消費してしまったような気分。これじゃ美味
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

5.0

スーパーハイパーマスターウルトラ超絶大傑作
この23年間ずっと怪獣映画が好きでよかったよ
あと19年間ずっとサル映画も好きでよかったよ

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.7

やっぱ西部って最高だな
馬と荒野カウボーイハットがそこにある。それで面白くならないわけがない。
本作ではさらに冒険やダンジョン、おじちゃんとナチス、挙げ句の果てにはサーカスなど映画を面白くする全ての要
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.7

同性の兄弟姉妹がいないんで、こういう系の映画はとっても新鮮に見れますね。
てっきりセックス・アンド・ザ・シティの姉妹分的作品かと思いきや、主演がキャメロン・ディアスなだけありまぁモテる。
仮に自分が女
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放浪記(1962年製作の映画)

4.1

林芙美子作品でお馴染み高峰秀子が遂に本人役を熱演
こりゃ幸福なほどに役にはまっていてにっこり満点ですよ。本編は不幸まっしぐらのお先真っ暗なのにね。

本作は森光子版公開後の映画と言うこともあり、脚本は
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

ピクサーの底力を見ちゃったよ
「生きる目的」のような哲学的なストーリーをここまで全年代が見れるようにしながら、改めて考えさせるような話に仕立て上げられている。
なんか鑑賞後すごい心が軽くなった気がする
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.3

問答無用の100点満点、なんならParamountのロゴの所から満点が出ていた

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.8

中々に興味深い
「おもひでぽろぽろ」の小学生時代のシーンのような、あえて画面内の要素を減らすことにより、必要な動きが際立ってゆく手法は見ててどんどんわくわくする。
ポスターもそうなんだけど、どこかの線
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.8

最近国立西洋美術館で行われた川崎重工デモや世界中の美術館で行われたトマト缶デモと非常に親近感を感じるような作品だった。

その中でも本作はナン・ゴールドウィンの生涯を通してデモ=自己表現=アートといっ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

シンプルに面白い、見終わった後めちゃくちゃ妄想が捗った
そりゃここから伝説が始まるよ

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.1

ちょうど直球な夏休み映画じゃん!!
7〜8月のお昼時にテレビで観るタイプの楽しさがあってよかったよ
どんな困難にも気合いと短パンで乗り越える感じとか、「未来少年コナン」を連想して問答無用に応援したくな
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

6年ぶりに中国へ里帰りした気分になる映画だったよ。
見覚えありすぎな数珠っぽいカーシートカバーとかカナダにもあったんだね、なんか懐かしさが極まって少し嬉しくなっちゃった。

とはいえ里帰りに時たまある
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ブルドッグ(2003年製作の映画)

3.2

ヴィン・ディーゼルが復讐をする良くある系の及第点映画
もろちんワイスピでヒットする前だから予算も質も結構低い。
しかし登場人物の治安の悪さはワイスピ並だから、それ好きな人にはちょうど良いかも。

とは
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