ばんぶるびぃさんの映画レビュー・感想・評価

ばんぶるびぃ

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(2023年製作の映画)

3.6

 とにかく汚くて主要人物ではまともな人間がほぼ居ない映画と途中まで思いながら観てたけど皆んな死んで行く。
首斬られたり、斬られたり、竹槍で刺されたり、自刎したり...死んだら何だかんだ言ってても“人”
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

 元々は落語の話とは知らずYouTubeで予告編を観て久々に時代劇も良いなあと思い観ました。観る前はいわゆる「勧善懲悪もの」との印象が強かったですが良い意味合いで裏切られました。
仇である柴田も確かに
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

 情報の伝達が新聞やラジオ、口頭など限られた中でもこうやって間違った情報が際限無く溢れ返り起きた事件。
今では何処でもリアルタイムに公共であり個人であり情報が流せる時代。正しい情報も即座に流せるが誤っ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

 コメディ有りきの感動作。
ナチズムまっしぐらの少年ジョジョがユダヤ人の少女と出逢い家族同然と想うまでのストーリーが良かった。

 序盤のウサギや絞首刑に晒された人々の目を覆いたくなる直接的な表現があ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

 原爆を開発してしまった天才科学者のお話。歴史・政治がメインで物理云々の話はそこまで出てこなかったので文系の自分でもその点に関しては大丈夫でしたが、シーンが目まぐるしく変わりますが終戦後とそれまでのシ>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.7

 20年前の映画ながらも、かなりリアルな映像には吸い寄せらてしまいました。

 他人事では決して無い環境問題。
現在の日本でも地震や津波などいつ起こるか分からない時代に警鐘を鳴らしてくれる一作でした。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.4

 良くも悪くも気兼ね無く観れる一作。
駄弁っているだけなのに学生時代が懐かしいく恋しく感じられる作品でした。
 
 瀬戸と内海の何気無い会話もテンポや間合いが良く爆笑とは行かないものの笑わせに来ていま
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.4

 明治後期〜大正の雰囲気が好きなので舞台としては観ていて好きが溢れる画面ばかりでした。
あ綾瀬はるか、がお美しい。
年々美しさが加わりつつの天真爛漫さも兼ね備えてられる感があります。

 余談ばかりで
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スピード(1994年製作の映画)

4.0

 ジョン・ウィックシリーズから入った自分としてはキアヌが若いし青年!
昔に観たけどその時はキアヌ云々とかじゃ無かったから今回観てすごく新鮮に観れました。

 ストーリーは言わずもがなスリルがありますね
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.3

 最後の投げやり感の印象が凄い。
モンスターは迫力ありますがハンターのチープ感が残念。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.7

 原作読んでいながらも何年も前の為、ある程度の結末を知った上での鑑賞。

 原作読んでたので、ある程度内容は分かってたけど未読の人は「これがどんでん返し?」とも取れる感じだったのかなあと思います。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

 YouTubeか何かで劇場予告を観て「これは観たい映画」と即思いようやく観に行けました。
観る前から良作だと思って期待してましたが期待通りでした。

 ヤクザと中学生という絶対に相容れない2人が歌を
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.4

 松本清張作品はそこまで多く観た機会は無いですが矢張り事件の裏側にあるのが当時の社会的問題などを上手く取り入れていて今現代でも凄くリアリティがある作風だと感じました。

 知られたく無い過去、消したい
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.6

いつものCG映画版バイオハザードです。

主人公勢揃いかつ黒幕のラクーン事件での因縁など良い要素があるものの消化しきれて無い感があります。
ラクーン事件がきっかけで今回の黒幕は動いてる筈なのに話聞いて
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ハチ公物語(1987年製作の映画)

4.1

 小学生の時に観て結構泣いた記憶がありましたが大人になった今観ると泣けるのと同時にハチの「先生と暮らしたい」という贅沢も無くただただ大好きなご主人と暮らしたいと言う気持ちが凄く伝わって来ました。
それ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

 スラム街の少年が父親を刺殺した事件の裁判における陪審員の議論が描かれた本作。
舞台は一貫して裁判所の一室のみで他は冒頭とエンディングのみ場面が変わる程度ですが、12人の陪審による議論だけで事件のあら
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6

 前作から数年後を舞台に亡き五十子会長の復讐を誓う狂った極道・上林と大上の意思を受け継いだ逸れ刑事・日岡の死闘が描かれています。

 前作で好きだった「正義」とは、と言う部分が受け継がれているものの大
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

 高所恐怖症の方は十中八九NGの映画。
自分は観てる限りは「怖い」とは思いつつも心底する事は無かったです(元々高い所にそこまで恐怖心が無いのも有りますが)

 舞台や登場人物が限り無く固定でありゆつも
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

 ゴジラは一通り観たかな?設定は少ししている程度の初心者ですが過去作やシンの続編や設定を引き継いでいないので、どなたでも観やすい作品だと思います。

 時代背景も初代ゴジラを踏襲し戦後日本と言う混乱や
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ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.0

 名前と、あらすじだけは結構昔から知っていた本作でしたがAmazonプライムで配信開始されていて視聴。

1980年制作という事とマイナーな作品故に凄い期待はしていなかったもののガッカリもしなかったと
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.8

 時代劇として有名な忠臣蔵をお金の観点から見た作品。
実際お金は要るだろうし捻出したり経費削減など映画なので脚色は多々あっても実際にある話だったと思うのでリアリティも感じれました。
あと間合いで笑わせ
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

4.2

 昔のスーパーマンは観てないので全くの新規勢ですが個人的には結構良い作品だと思います。

 アクションシーンだけで無く幼少時の人とは少し違う違和感を抱きながらも苦悩し、それを認めつつも一人の地球人とし
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アナログ(2023年製作の映画)

4.1

 大人の切ない恋愛物語。途中からは何となくラストは予想出来つつもやっぱり、そのシーンが来るとグッと胸に来るものがあります。

 久々に心洗われる映画を観れました。
ビートたけしと言えば「アウトレイジ」
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.7

 核兵器、戦争と言う日本での日常では教科書や遠い国のニュースの様なワードを盛り込み問題提起した作品。
映画ながらにも考えさせられる部分があり、ただただ迫力のある戦争映画とは訳が違います。

 大沢たか
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

 警察や刑事≠正義では無いと実際に起きた事件を基に思い知らされる作品でした。

 主人公の諸星ですが違法捜査に癒着や隠蔽など観ている側としては面白いですが実際この様な板挟み状態になると、生き地獄かと思
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.2

 西島秀俊、香川照之主演のTVドラマ「ダブルフェイス」の原案である本作。
以前から知っていた物の観ずじまいだった物の此の度鑑賞。

 一言で言えば「やるせ無い」善人が早く死ぬと言った感じです。
警察と
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.7

コンプラ世界に反する様な昔気質の刑事、成瀬こと阿部寛が左遷で音楽隊に異動してしまうお話。

 阿部寛演じる刑事が「虎狼の血」の役所広司演じる刑事・大上にも若干通じる様なコンプラ無視の所があり序盤の所も
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.5

 公開当時(2004年)は遠い未来のSF作品だったかも知れないが今現在では近い未来に起こりうるかも知れない...そんな人類への警鐘とも取れる映画でした。

 内容的にはロボットの反乱、という割りかしよ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

シンプルながらに勧善懲悪物で観ていて本当スカッとする良作。

デンゼル演じるマッコールが表裏共々に(裏は過激だが)善人であり弱い物の味方であり不正や悪を許さないリアルスーパーヒーローと言ったところです
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

 以前にも観ましたが再鑑賞の上のレビュー。
前作の直前からのスタートで物語序盤からジョン追放、殺し屋にも狙われる、かつての身内や仲間を頼るもそこでも一悶着とノンストップキリングアクションの名に相応しい
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.4

ジョン・ウィック最終章という事もありスケールもアクションも更に磨きが掛かり流石シリーズの集大成でした。

個人的には盲目のドニー・イェンが音だけを頼りに多人数だったりジョン相手にも引けを取らない闘いぶ
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

 少し小難しい内容だと聴いていたので頭使う系とか後は視聴者で考えて下さい系映画かと思ってたけどそこまで複雑極まり無い内容でも無かったです(かと言って単純明快でも無いですが...)

 映画公開当時だと
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

 実話を基にしたサクセスストーリーと言う事で期待してたけど、思った程...と言うのが率直な感想。

 レースシーンは映像も音も大迫力で映画館のスクリーンで観る価値は大です。

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.9

史実であるシルミド事件は以前から知っていた物の映画は観ていなくて今になって鑑賞。
映画なので脚色や史実との相違点はあれど、これはやりきれない内容だと思います。

指導する側も684部隊の訓練兵も国家と
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.8

 アポロ13号の事故と言う実話をベースに作られた作品。実際に宇宙で事故が起こり地球への帰還が困難になったら一般人だったらパニクったり自暴自棄になりそうだけど流石は宇宙飛行士と管制官のプロフェッショナル>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.2

 ドッグファイトシーンは往年の映画ながらも非常に白力あるシーン続きだった。
 また親友でありF14のレーダー係・グースとの関係性は見ていて微笑ましくも切なくもありました。

 主演トム・クルーズかつ有
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