Renkonさんの映画レビュー・感想・評価

Renkon

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ん〜〜だっは〜〜(First Love風)って感じ。
ともかくやるせない。
「ササラモサラにしちゃれい!」が通用しない世界線の話。
もどかしくて仕方がない。
語彙が不足している。、、
勝手に自分の話。
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

何らかの理由によって、師と仰ぐ人から突如離れた事がある身としては来るものがあるじゃねぇかバカ野郎

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

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徹頭徹尾飽きることの無い85分。先が見えそうで見えねぇ85分。止まらない疾走感!最高すぎるでしょう!

まず、銀行強盗しようとする銀行が実名(第一勧業銀行、今のみずほ銀行だよ!)なのがいい。そこで舎弟
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鉄と鉛 STEEL & LEAD(1997年製作の映画)

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序盤の期待値の割に敵が最後までショボく、渡瀬恒彦があんな小兵に振り回され続けてるのがちょっと気にくわなかった。

とはいえ渡瀬恒彦と成瀬正孝という、東映ファン必見のコンビ(渋〜)を見れたのは良かった。
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.2

予想の斜め上を行く面白さだった。
やっぱりゾンビとコメディは相性がいいんだねぇ〜。

冴えない男子高校生3人組が、ストリップ嬢と共にゾンビに立ち向かう。ってありそうで無さそうな話なのだが、
本作で特筆
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色情妻 肉の誘惑(1976年製作の映画)

3.5

滝田洋二郎の「タイムアバンチュール」もだけど、ロマンポルノとSFって実は相性がいいんじゃないか。。と思ってしまう。

雑居ビルの中の占い館という怪しさのディテールがともかく好きだ。
今の世の中も数え切
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.0

かなりざっくりとだが、真実を受け入れるか受け入れないかという類の話だった。
大切な人が行方不明となってしまい、未だその人の生死を受け入れられない人も多からずいるかもしれないが、
今作はそんな問題に対す
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.1

後半に向かうにつれエンジン全開のムエタイ&カンフーアクションが熱すぎる!!

言語は違えど敵に立ち向かう2人の男たちは勿論、良い映画はやはり敵役たちが魅力的。

ボス(坂本龍一にしか見えねえ)の手下で
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

夫は、妻が八坂とデキる事を誰よりも先に予見していたのではないかと思う。
それは自ら気づいていながらも、家庭に対し無関心でいてしまう己に対して頬を叩く様な行為であり、彼が語る"罪"とは、殺人に加担した事
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さとにきたらええやん(2016年製作の映画)

3.9

こどもの里からの視座で、西成の現在を映していたのが一番印象的だった。
『㊙︎色情めす市場』にも登場する日雇い労働者達の街あいりん地区。
低所得ゆえダンボールハウスでの生活を余儀なくされるおっちゃん達に
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.8

横スクロールで制服の男女が戯れる画からの、海辺での騎馬戦シーンの破壊的なエロ瑞々しさが眼福もん。
そんな超透明感のある画に加え、ゆっくりだけど確実にギアを重ねる展開に目が離せなかった。

結婚の儀式ま
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

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どえれーエンタメ性の高いホラーだった。
納涼感たっぷりだし、今年の夏の映画デートはシンゴジラよりもこちらに決まりじゃないでしょうか。

ともかくエゲツないほどのスピード感!
特に後半の展開は息もつかせ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.7

ぶっ飛んだ。。
正直それほどゴジラに思い入れない(からこそ?!)けどめちゃ楽しめたし、現実と虚構が交わる一定の線でやたら涙腺を刺激された。
311後に今作が存在することに意義があり「緊急的な災害が起こ
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.7

田舎町の大学に赴任してきた哲学教師のエイブが、鬱屈した日々の中で見つけたとある「世直し」行為によって人生観が変わるというお話。

ウディアレン監督最新作。
前作「マジックインムーンライト」に続き、アレ
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

2.0

ちょこちょこ面白い小ネタはあったものの、居心地の悪い内輪ノリに付き合わされてる感がどうも辛かった。
IWGPにハマってた自分はもういないのか。
ただし今作での森川葵ちゃんの可愛さには5億点あげたい。

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.7

他国籍の相手と結婚していく娘たちに頭を悩ます夫婦とその家族の群像劇。
ちょっぴりシニカルでありながらもクスりと笑わせ、最後にはホッと心を温かくさせるいい映画だった。

「結婚」というものは、ただ2人の
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タイム・アバンチュール 絶頂5秒前(1986年製作の映画)

3.4

自慰行為の果て、1986年から2001年にタイムスリップしてしまったOLを描いた作品。
監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。
SF×ロマンポルノという組み合わせに興味しか湧かない。

第二次関東大震災で
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俺達に墓はない(1979年製作の映画)

4.1

悪党達がただひたすらに金を巡って争う映画。
相変わらずハードボイルドって言葉が似合いすぎる松田優作(中々の非道)と竹田かほりの組み合わせは『探偵物語』を彷彿とさせ、ダッチワイフのあの使い方は『㊙︎色情
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

「史実」というより「告発」
世の中頭の良い人たちが作った制度や商品が沢山ある訳で、それらが崩壊したとき泣きっ面を見るのは下層にいる我々庶民だということが今作を観るとよくわかる。

個人的にケッコー楽し
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

世の中には怒らせたらマズい種類の人間がいる訳で、それは決して大黒パーキングエリアにたむろするイカついお兄さん(それはそれで怖いけど)とかではなく寡黙な感じの、いかにも怒らなそうなタイプのやつを怒らせて>>続きを読む

江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976年製作の映画)

3.3

エスパー伊東ばりの柔軟性でスケベ椅子になりきるお抱え運転手と、宮下順子の三角絞めが強烈。
ラストのカルトっぷりに冷や汗かいた。

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.0

「タートルネックにブラ紐が透けてる麻生久美子に熱燗を注ぎたい」という欲望以外の感想が特に浮かばなかった。

またまたあぶない刑事(1988年製作の映画)

3.1

中身はともかく劇伴からなにからむせ返りそうなくらいバブリーな匂いが充満する映画だった。
全く関係ない話だが、渋谷西武の地下にある休憩室は化粧品売り場のメイクレディー達でいっぱいだ。禁煙家でこのフィール
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

少々美談すぎる気もするが、良い映画だった。ていうか比較的長尺の割には体感時間あっという間!やっぱスピルバーグはスゲェなぁ〜!

最近仕事をする意義についてよく考える。
自分や家族が飯を食うためという理
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.7

この作品は「こういう世界も世の中にあります」という投げかけの映画だ。
これといったアンサーも無いし、ヤクザという組織への否定も肯定もしていない。
そんな投げかけに対して僕が真っ先に感じたことは、あと数
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ヘリオス 赤い諜報戦(2015年製作の映画)

1.5

香港&韓国映画の好きなところとして、まずバイオレンス強め血しぶき多めなやつは大好きだし、昔の香港映画特有のアホっぽいやつも、痛切なヒューマニズムを描く今の韓国映画も大好き。
が、今作はそのどれでもなく
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.2

3年前の冬。人生最大の失恋をした直後の僕は、とあるイベントで1人の女性に一目惚れをした。声をかけ、その後何度かアプローチしたものの、当時相手に彼氏がいた事もあり結果は惨敗。
それでも自分が行動を起こし
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.7

鳩×2丁拳銃のジョンウー流方程式でM:Iを撮ったらこうなった。
大型トラックがドッカーンきたり、波しぶきのザッパーンな一コマが入るたびついつい笑ってしまうが、後半の疾走感は堪らない。
回転後ろ蹴りがキ
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.8

VHSを生み出したある日本人の物語
篠原涼子の必要性や人文字のダサさは気になるとこだがいい映画だった。

何よりこの映画の「男泣きの描き方」がとっても好きだ。
ホントに古い考え方ではあるが、僕は男とし
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.1

血は争えないという言葉がある。
大統領の息子は大統領になるし、ディープやキンカメの仔はやっぱりよく走る。
そして俺も。子どもの頃は特に意識していなかったが、親父に似てるのかなぁ〜と思う節が年々ともかく
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奴隷契約書(1982年製作の映画)

4.0

とんでもない邦画を観てしまった。
もう冒頭から凄い。亀甲縛りされた挙句「奴隷契約書」と書かれた札を首にぶら下げ、大きな木箱に入れられるナミ。調教を重ねた彼女はとある富豪の夫婦の元に届けられ奴隷としての
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

冒頭の長回しからハラハラドキドキなヘリでのアクション。もうこれだけで痺れた。
そして日本よ、これがメキシコのハロウィン(?)だ!!

過去作は殆ど観たことが無いのだが、昨日の夜観た「スカイフォール」が
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.1

まさかのここで今季ベスト級の作品に合うとは思わなかった。
ともかく汚い部分をしっかり描いてるのが素晴らしい。
特に緊急着陸時のデブのゲロとパツキン女の"アレ"だ。
囚えられたらそれはやっぱつきまとうだ
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

3.8

アル中のイケメン画家モディリアーニの半生を描いた作品。
「死」にのっぺりとまとわりつく画商の恐ろしさたるや。

男女の出会い、相性は古今東西様々である。趣味やノリが良いから男と女になるわけじゃないし、
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冬の華(1978年製作の映画)

3.8

高倉健meets東映ファミリーに加え、池部良(存在感の割りにほぼ出番なし)や池上季実子、小林亜星といった濃すぎてむせてしまいそうなメンツが名を連ねながらも、対して中身は無い感じ、俺は嫌いじゃない。
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