じゃんさんの映画レビュー・感想・評価

じゃん

じゃん

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

スコアが4.5という、フィルマークで中々見た事の無い数字を叩き出しているので、

仕方ない、たまには映画館の大画面で観てみるかと重い腰を上げ、観に行きました笑

みんなIMAXで観るが良いとオススメさ
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新宿スワン(2015年製作の映画)

3.4

ちょっと巷を騒がせている園子温監督作。

プライベートのことは知らないが、作品は割と好きだ。

この作品は漫画原作で有名どころの俳優ばかりで、園子温の色はかなり抑えられている。

そういう意味ではプロ
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きいろいゾウ(2012年製作の映画)

2.8

これは廣木監督だったのか。
もう10年も前の映画…

昔、見てつまらなかった記憶があるけど、
もう一度少し見てみる。

やはりつまらない。

というか、内容以前に、向井理が関西弁を全く話せていない。
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

原作の主人公でもある本人が脚本まで書いてるのね。
珍しいパターン。

そのせいか、いつも変なロック臭を感じさせる豊田監督が、この作品に関しては極めて真っ当な作りで驚いた。いやほんとに。

ちゃんと子供
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嵐電(2019年製作の映画)

1.9

鴨川そばに住んでたことあるので、嵐電よりは、出町から出てる叡山電車派だ。

嵐電は少しのんびり感が少ない気がする。
狭く感じるからかな。

あまり嵐電には想い入れが無い。

にしてもこの映画は酷い。
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アフロ田中(2012年製作の映画)

2.8

つまらないなあと思いつつ見てたら、やはり松井大吾監督か、なるほど、納得。

松井監督で面白かった記憶は無い。

全く笑えない。。
唯一クスッと笑えたのは
社長に無断欠勤の挨拶行くところくらいか。
あと
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あの頃。(2021年製作の映画)

-

最初のキレるバンドマンが上手い。

最初の5分だけ。
続きはまた後日書きます。

僕達急行 A列車で行こう(2011年製作の映画)

3.1

A列車と言うなら、オープニングの音楽はA列車にして欲しかったよ…

バーでかかるいかにもなジャズではなくて。

瑛太はほんとに役によって変わるなあ。
人の良い役を演じててびっくり。
最近の月9での金髪
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

-

冒頭の5分間は最高だった。
まるで告白や の中島監督かと思った。

これはサクランを超える、蜷川実花史上、傑作になるのかと思えた。が…

7分超えた辺りから、何が起きているのか意味不明、説明無しで、急
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贖罪(2012年製作の映画)

3.6

観たのは国際版の270分。
どうせなら完全版を観たかった。

長かったが、そこまで長くは感じなかった。全ての悲劇を楽しめた。

もし主演が小泉今日子でなく、同じ原作の告白の松たか子クラスの演技が出来る
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.6

話がちょっと、いやかなり凪のお暇に似てる。
こちらの方が先だけど。

呪いのトマト(笑)

ビデオ屋であんなミスしまくる人まずいない。
どんだけドジなんだか。

まあそういうキャラ紹介なんだろうが、映
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さくら(2020年製作の映画)

3.2

矢崎監督の映画は大体少し気持ち悪い。

三月のライオンを代表とする近親相姦的なイメージがどうしてもつきまとう。

いや、そういう愛の形もあると思うので否定はしないが、本能的に気持ち悪いと思つてしまうの
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

2.9

あれ?これは上田慎一郎は監督してないんやね。
まあその方が良いかも。

ただこんなもん2回やって何がおもろいねん、とは思う。

そもそもカメ止め自体がワンアイデア一発ものが奇跡的に成功しただけで、2回
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お米とおっぱい。(2011年製作の映画)

1.8

会議室の中で議論するだけのシチュエーションコメディ?

ただ全然笑えない…

ディスカッションというよりは、ディベート?

12人の怒れる〜や12人の優しい日本人へのオマージュやパロディかな。

上田
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.7

映画を観る前に確認したかったこと。

脚本家としてのシソンヌじろうは果たして面白いのか?
いや、別に全然…

監督としての大九明子は果たして力量があるのか?
いや、別に全然…

とりあえず冒頭の引きの
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大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

3.3

なんか冒頭の映像と会話から、やはり福田雄一は映画が下手くそだなあと感じる。

最初のツカミで惹きつけられるものが無い。

こんな暗い密室劇なのに照明がイマイチ。
もう少し照明や構図に凝って欲しい。
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半径1メートルの君(2021年製作の映画)

3.2

吉本は一体いつまで映画制作を続けるのか。お笑いでせっかく儲けたものを、映画で赤字を垂れ流すという。

何故、映画に?
お笑いは映画より下なのか?
映画より、お笑いの未来に投資すべきではないのか?

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ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.2

一つ一つの場面は抒情的で美しい。

田舎の自然の音もよく聴こえる。

プールに入る女性をずっと俯瞰で捉えてるのも良い。

ビーチにドビュッシーを合わせるなら、
もう少し人が少ないビーチが良かった。
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

いかにもオゾンらしい、上品な悪趣味さが満喫出来る作品。

今回は覗き趣味。
直接覗くのではなく、生徒の手記を通しての覗きという、二重の意味での覗き。

設定からしてちょっと一筋縄ではいかないのが素晴ら
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

こんなベタベタな設定と脚本で、こんなにも高評価なのか、うーん…

いや設定自体は悪くないのだ。

70年代以降よく流行った、ホフマンのような男親が子供を悪戦苦闘しながら育てる形。

それをLGBTの親
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.3

映像センスはかなり好きだ。

白を基調とした背景に、ビビッドな赤や青や紫。美しい。

カメラの構図も良い。

洋服の色、家具の色、壁の色、全てがきちんと計算されていて唸る。

食堂の椅子が緑色で、白衣
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ザ・マニア 快感生体実験(1986年製作の映画)

3.7

おくりびとの滝田洋二郎はこんな作品撮ってたのか。

ホテルの支配人は中々、猟奇的で良い演技。

ヒロインのぶりっ子は演技でも気持ち悪い。

ゴルフクラブのシーンはかなりクール。
上からのアングルが素晴
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.8

宇宙人ものの映画では、一番好きかも。  
サイモンペッグの脚本なのか、良い。

主演2人が脚本書いて自分で演じたてことか。なるほど。

あくまでもコメディで、SF要素はあまり無く、ロードムービーという
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

3.4

意外と面白かった。
あくまでも意外とだが。

少なくとも観るのにすぐ飽きるといったつまらなさはなく、下らないけどこの後どうなるのかなと思わせる視聴キープ力はあった。

メイクやCGなど、昔の80年代の
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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

2.8

WOWOWの解説には監督の集大成的傑作と書かれているのだが、どこが傑作なのか全くもってわからない。

そもそも画面が暗い場面が多く、見てても何が起こっているのかわかりにくいし、内容も別に面白くなく、途
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犯され志願(1982年製作の映画)

3.2

タイトルが酷い。
内容と合ってないが、ロマンポルノだしこういう扇情的なタイトルが必要なのだろう。

内容は若手インテリアデザイナーの恋愛模様なのだが、正直どうでもいいかな。

ただロマンポルノにしては
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白い指の戯れ(1972年製作の映画)

-

ロマンポルノの傑作と聞いていたのだが…

最初の男のキャラと演技がどうにも受け入れ難い。
自転車盗みながらの鼻唄だけは素晴らしかったが。

そしてその男に惚れるヒロインも理解し難い。

一気に仲良くな
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.7

なんか単純に面白い。

人形がマジでナイフで襲ってくるという怖さと、子供の人形というギャップが凄い。

そのギャップが怖さと笑い、両方を生む絶妙さ。

お笑いでいう、緊張と緩和があるので、
怖くてドキ
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天使のはらわた 赤い眩暈(1988年製作の映画)

3.2

ネオン、雨、廃墟ビル、男と女。

わかりやすいアイコンが全て揃っている。

竹中直人の初主演?
石井隆の初監督?

アイコンは全て揃っているのだが、その内容は単純に酷い。

最後に女性はそうなるだろう
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フリーズ・ミー(2000年製作の映画)

3.5

オープニングの街灯のシーンの構図に雪が単純に素晴らしく、これは良い映画だと予感させる。

内容も素晴らしいし、俳優の演技も良い。

特に男性陣それぞれの演技合戦が凄い。

個人的には2人目の鶴見慎吾の
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フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

3.3

インファナルアフェアの監督作。
なので期待したのだが…

どうなるんだろうという興味は持たせて、
そこそこは面白いのだが、事故が起きてから管制官や空軍などはほぼ何もせず、出来ず、中弛みする。

脚本と
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喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年製作の映画)

3.3

森繁とメイコの夫婦の演技と台詞回しが本当に素晴らしい。

関西人から見ると江戸っ子ぽいノリ。

昔の映画を見ると、江戸っ子にしろ、関西弁にしろ、まだ美しかった頃の喋り、発音が残っている。

ただこうい
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

カラオケ帰りの朝焼けのシーンは素晴らしい。

連絡先を交換するかしないか、
この後一緒に誘うか、誘われるか、

その葛藤と攻防が、大人になりきれない、まだ勇気が出ない、青春の欠片を描ききっている。
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.4

オープニングの靴のシーンは素晴らしい。

これはひょっとして傑作なのかと期待したが、その後は普通に淡々とアラフォー女性の生活。

ちょっと地味過ぎるかな。
もう少し笑いが欲しい。

そういう意味では、
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.2

A24とプランBがタッグした作品。

うーん、いまいち。

確かに映像の色みは凄く綺麗。

綺麗なんだが、構図がイマイチなのと、劇伴も殆どなく淡々と進むので抑揚があまり無い。

そして何より台詞やスト
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

面白い。
淡々としてるが、お洒落なチャプターで区切ったりして、小技は効いてる。

映像の色合いが好きだ。
外ではパステルカラーぽい明るい光。

普通の屋内ではそこにアースカラーを少し混ぜたような落ち着
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