劇場で観るべき迫力は味わえます。
特に低音はかなりキてる。
前作にあった『映画とは、活劇とはこういうもんじゃい!』と一方的に投げ技を喰らうあの感じには今一歩及ばないが、満足です。
アニャ・テイラー=ジ>>続きを読む
マッドマックスの新作の前に観賞。
右へ左へ前へ奥へ。
行って戻ってまた進む。
映画とはこういうものだ、と優しく教えてもらっているよう。
結局、『日本の映画でここまでCG技術を発揮したって、スゴいよね。』
というくらいしか感想が出てこない。
彼の人生は見ていると苦しくなることばかりだが、すべてを投げだす優しさに涙が出た。
劇場のスピーカーから流れる演奏、歌声は最高、最高、最高!
序盤の景色で物語を語っていくところが最高。
水木しげるファンの私としては『墓場鬼太郎』に近い世界観でヒットしたんだから大したもんだ、と思うなど。
フィンチャー好きにとってフィンチャー自身が『観るなよ。』と言っているような作品。
いろいろな文献を読んでみても当時の混沌とした空気が伝わってきます。
これによって何から何まで抑えつけられたハリウッド>>続きを読む
序盤から弱気に見えるトムもまた良し。
人混みでの追いかけっこ、カーチェイス、列車…アクション映画で擦り倒されたそれらも最上級だから手がつけられん。
公開時も観ていなくて、コロナ禍でもスルーしていたが、今更観た。
状況だけが激しく変化していく、ドキュメンタリーだな。
マスクをしてない人がいる映像やミニマルテクノが不安を煽る。
何を表現しているかとか、話題にのぼるあの気持ち悪さとかは置いといて、序盤のトンネルのシーン。
あの『誰かいる…!?』『来た、来た、来た!』という怖さは好みです。
こういうオカルト、精霊や信仰をテーマにしたホラーは怖いもの見たさでつい観てしまうのです(この作品は考察なんかも読んでみた)。
が、歳を重ねてきたせいか、自分にも子供がいるせいか、動物や子供が痛めつけ>>続きを読む
キリアン・マーフィーって常に何かを背負い込んでるオーラを纏った演技や役柄だな、と。
何が真実で何が虚偽なのか?
でストーリーが展開していき楽しめたのですが、メインの3人がさすがの演技でそこに注目して>>続きを読む
DCEU作品とは距離を置いていたので流れというものはよくわかっていないのですが、一度終わらせるという事で、やりたい放題?バック・トゥ・ザ・フューチャーのノリでノーウェイホーム?便乗上等なスパイダーバー>>続きを読む
豪華なキャスト、コメディータッチでポップな仕上がり。
事実に基づいたサスペンスではあるがイマイチ盛り上がりにかけ、のめり込む事もなく…。
いままで自分が全く触れていない歴史の部分だからかな。
『ミーガン』を観終わった後に何か懐かしい感覚から抜け出せなくて、考えてるとこの年代のSFホラーなんだよなぁ…と。
というかこの『エイリアン2』を観て思ったんだけど、『ミーガン』にはジェームズ・キャメ>>続きを読む
宇宙人、恐竜に出会う。
地球の大事件時に丁度降り立つ間の悪いアダム・ドライバー。
驚きはまったくないが、嫌いじゃないよ。
監督の名前だけで絶対観なくては!と思い観賞。
『君の名前で僕を呼んで』でくらった太陽の眩しさを思い出し、しかしどこか陰鬱な影を感じさせるショットにやられた。
終盤からラストにかけての驚きと笑いには呆>>続きを読む
ファンタジーでも重苦しくなく、大袈裟な事はせず、終始笑わせてくれる。これでいいんだよって感じ。
なにより、まったく違う種族が集まって前へ進む力が産まれるって素敵じゃないですか?
感情がとても低い位置で浮き沈みしてて、苦しいし、恐ろしい。
こんな撮り方もできるんだと感心してしまう。
みんな、目が死んでるし(大半で顔が見えない人もいるし)。
ホームセンターの超人。
なぜ今まで観なかったのか、自分でも謎なくらい面白かった。
半径5メートル以内の苦しむ市井の人々を救うリアルスーパーヒーロー。
現場の状況を把握して瞬時に戦闘プランを
たてると>>続きを読む
これ、現実に起こりえるよね、いや、起こせるけど裏でコントロールしてるだけ?とか考えだすと頭がおかしくなるのでやめておきましょう。
豪華な俳優陣も皮肉っぽいところも良し。
観る側を宙ぶらりんにして不安>>続きを読む
老いるスーパーヒーロー、人間と同じような死があるスーパーヒーロー。
『シェーン』のセリフがどこまでもついてくる。
オー!プロフェッショナル!
…と一言で終わらそうかと思ったけど、フィンチャーも自伝的(自己投影)映画を撮るんだなぁと驚いた。
しかも余裕の貫禄で。
マフィンを食べ、シェアバイクで駆け抜け、証拠を捨>>続きを読む
カメラはありのままの残酷さを映し出す。
本人も意図しないところで最高の輝きも映し出す。
スピルバーグはその答えを知っているんだろうか?
ラストの爽快感。
傑作。
『ザ・クリエイター』を観賞したばかりなのでギャレス作品を。
事前に情報がないとやっぱり『酷い!』となるのかな?出て欲しいものはほとんど出ないし、ドンパチないし。
今となっては低予算の中、ロケの撮影>>続きを読む
序盤から中盤あたりの『どうなるんだ?』と観てる側を惑わすような構成が上手い。
暗闇と照明のバランス、カメラの角度なんかも不安を煽る、煽る。
終盤は懐かしさを感じる80’sホラーでしたね(もうこれはギ>>続きを読む
物語に深みがあるかどうかはさておき、正々堂々、真っ向勝負の面白いオリジナルSF映画だった。
もうSFはギャレスにおまかせ。
ちょっとせつない自爆型ロボットの動きを観れただけでも…ありがとうございまし>>続きを読む
過酷すぎてサバイバルムービーとして見応え充分。
しかしながら、年をとったのか子を持つ親心なのか、子供や赤ちゃんがヒドい目にあうのはしんどい気分になるよね。
状況やストーリーの展開に心がやられてしまうが、ラストは淡々と静かに母の強さに飲み込まれます。
どんでん返し映画と括られるのは軽すぎる。名作。
2度目の観賞ですが、いろいろと説明したいけど上手く言うことができなかったという感じ。
『そこはちゃんと説明してよ』となってしまう。
白い人とイカ野郎の取っ組み合いは面白い。