hi_logさんの映画レビュー・感想・評価

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おろち(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

呪われた宿命を持つ美人姉妹の愛憎劇を、おろちという不思議な少女の目を通して描かれています。昭和初期の洋館、美人姉妹に漂うただならぬ気配。雰囲気もあったし、ストーリーも恐怖を感じさせるものでした、、、が>>続きを読む

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

3.9

しこりを残すようなシリアスな展開と、色々な意味でギリギリな感じのコメディのバランスが絶妙なストーリー。それを堤幸彦監督が独特のセンスでまとめ上げています。アクの強い個性的な役を上手に演じ切ってる役者達>>続きを読む

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.5

二人の男が一人の女を誘拐してとある部屋に監禁するところから始まり、ストーリーの大部分がその部屋で展開する密室劇。登場人物はたった3人なのに、パワーバランスの変化の描き方が絶妙で最後までハラハラさせられ>>続きを読む

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

3.3

B級映画と思いきや、意外なほどにCGのクオリティが高くて驚きました。モンスターパニックものとしても普通に楽しめたし、ラストの展開が意外で新鮮でした。でも一番驚いたのは主人公の面長っぷりかな。イケメンな>>続きを読む

ねこタクシー(2010年製作の映画)

3.9

特に猫に興味があったわけではなく、かと言ってカンニング竹山に興味があったわけでもないのですが、薦められるがままに観たらとても良い話でハマってしまいました。不器用で人付き合いの苦手なタクシー運転手が、タ>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.9

主人公の仕事に対するプライドと確固たる信念を持っている様が、男としてカッコいいです。ビシッとスーツでキメた姿で繰り出すアクションもまた良いんだなー。今まで色々なアクション映画を観てきましたが、欧米とア>>続きを読む

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.0

オムニバス形式のように独立したストーリーで持っていき、ラストでキレイに回収してくれるやり方は、もはや伊坂幸太郎の十八番。最後に、うおー!そういうことか!ってなりましたw僕の孤独が魚だったら、巨大さと獰>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

3.8

伊坂幸太郎作品レギュラーとも言える濱田岳が、今回もいい味出してました。素朴でのほほんとしていて、いったい何を考えているのか分からないんだけど、心のうちには優しさと勇気を秘めた青年、そういう役がホント上>>続きを読む

夜のとばりの物語 醒めない夢(2012年製作の映画)

3.5

黒を基調とした影絵のような世界が美しい色調で彩られており、ステンドグラスで作られたおとぎ話を観ているような気分になります。日本のおとぎ話とは少々趣の事なるストーリーも新鮮で楽しめました。こういうセンス>>続きを読む

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.3

老若男女に至るまで、さまざまな世代の恋愛にスポットを当てているのが楽しかったです。また登場人物がとても多いのに、全員がどこかで少しづつ繋がっているのも面白かった。1日で離れたりくっついたりがビシバシ起>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.3

全体的に淡々と落ち着いた感じで、リアルではもう少し壮絶だったであろうシーンも、わりとのほほんと描かれているので、安心して観ることができました。今や現代病として他人事とは言えない病気を知る、導入編として>>続きを読む

カラフル(2010年製作の映画)

3.9

とある理由で魂だけになってしまった人物が、自殺しようとした少年の体に入り、死んだ理由を探そうとする話。これは観る年代によって、感情移入できる対象が大きく変わると思います。でも観終わったあとその対象とは>>続きを読む

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.7

美しい映像を見せるための映画かと思いきや、意外なラストに驚きました。どう取るかは観ているものに委ねられているのでしょうが、それによって映画全体の印象がガラリと変わってしまうのが面白いと思いました。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.9

シリーズを一通り観て最初の作品に立ち戻ってみると、ハリー達三人の何と無垢で可愛らしいことか。特にパート7の頃にはマッチョな兄ちゃんと化してしまうロンの子供時代は必見ですw内容はCGのクオリティーは高い>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

最初の性行為で驚かされ、そのすぐ後の出来事に驚愕し、プロローグだけで感情のアップダウンは相当なものでした。その後も、暗く美しいシーンの中に不穏で禍々しい映像が続いてゆき、観ている者を不安にさせるのです>>続きを読む

モーテル(2007年製作の映画)

3.2

冷めてしまった夫婦が、立ち寄ったモーテルで危険な目に遭う話。妻役がケイトベッキンセールという時点で、ただ怯えて終わるだけでは無いだろうと深読みしてしまいましたw悪役がもう少し頭の切れる感じでも良かった>>続きを読む

スノーホワイト(1997年製作の映画)

3.8

少し前に流行った、本当は怖いグリム童話のような雰囲気の白雪姫。当時は白雪姫を演じる女優の美白っぷりに衝撃を受けたもんですが、やはりシガニーウィーバー演じる継母の迫力には目を見張るものがあったなー。おと>>続きを読む

ダークネス(2002年製作の映画)

3.8

ヨーロッパ映画特有の暗さがあり、登場人物達の精神状態が安定していないことにより不安感が増してきます。コアな部分はなかなか見せないタイプのホラーですが、たまにめっちゃ怖いシーンがありました。今、何かいた>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.5

ティーン向け学園青春ドラマといった感じ。流行にはいち早く乗り、オシャレな学園の人気者であるヒロインが、本当に大切なものを見つけてゆくストーリー。まさにアリシアシルバーストーン全盛期。この頃が一番可愛か>>続きを読む

メカニック(2011年製作の映画)

3.7

几帳面にきっちり仕事をこなす殺し屋と言えばジェイソンステイサムってくらい、この手の役は彼の十八番になってる気がします。似たような役でたくさん他の映画にも出演してるのに、なぜか飽きないんだよなーwベンフ>>続きを読む

ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.0

この映画で初めて田辺誠一の演技を見ましたが、なんというか、独特の素朴さというか天然ぶりというか、個性が光る俳優さんなんですね。メンズノンノのイメージしかなかったけど、見方改めましたwゲイカップルと超サ>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.7

勤勉で思いやりのある芯の強い少女や、熱い志を胸にまっすぐ前を見て進む少年などは、ジブリ映画の得意とするところだと思う。彼らの姿をスクリーンで追うだけでも、爽やかな心地良さが残る。全体的に楽しめたのです>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

ストーリーはゲームとはちょっと変えてきているものの、理不尽な世界観は見事に踏襲していると思う。トイレのシーンでダークサイドに変わる時のCGは秀逸。ホラー映画の場合、CGを使うと安っぽく見えたり、綺麗す>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画というと、ゾンビとの戦いと人間同士の醜い争いの2軸で描かれるのが王道ですが、この映画は良い意味でそれを打ち破ってくれてます。ゾンビ映画なのに、見終わったらなぜか爽やかな気分になれるというこの>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.3

シーンごとの役者の演技や台詞回しは面白かった。撮影当初、阿部寛は付け鼻などの特殊メイクをする予定だったのが、そのままの顔でいける!ってことで特殊メイクは無しになったんだとか。どんだけ濃い顔だw

イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

3.2

登場人物達の体が、今が旬のピチピチしたものはなく、皆くたびれかかってる感じなのがより卑猥さを誘っていたと思う。あの明るいコメディエンヌのメグライアンが〜と思って観ると、罪悪感というかもはや背徳感?を感>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

エイリアンシリーズは大好きなので、物凄く期待して観ました。エイリアンシリーズへの伏線も見え隠れして、そういうのがわかる人にはより楽しめると思う。ただ全体的に???な部分も多かったので消化不良というのも>>続きを読む

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.0

続けば続くほどやっつけになってきているようなf^_^;ゲームキャラは新たにレオン、バリー、エイダが登場していて、ゲームファンには嬉しいはずなのに、キャラ消費の消化試合みたいになってきてる気がして微妙で>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.6

ホント今風って感じにリメイクされてます。オリジナル版の、シュワちゃんとヒロインがエリア外に放り出されて目が飛び出すシーンがトラウマだったけど、それは無かったので安心。ケイトベッキンセールがしつこいのな>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

3.9

シャマラン作品の中ではシックスセンスと同じくらい好きな作品。全ての事柄には意味があり、神の意思が働いている。その考え方を、映画の中で上手にエンターテイメントとして昇華しているので、特にキリスト教でなは>>続きを読む

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.7

心に様々な傷を持つ人々が集うヴィレッジ。悪意のない理想的な村を目指しているはずでも、人が集まれば必ず綻びが生まれる。そこに悲しみを感じました。そして、今回のどんでん返しも分からなかったなー。やられまし>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.7

アイデアはとても面白いと思う。こんな視点でこういうネタを描いた作品って見たことない。シャマランさすがだなー。途中、ハラハラするシーンが幾つかあったけど、ほぼサミュエルの骨に関してでしたw

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

あの時ここはこうだったのか!確かにあの人こうしてた!等々、もう一度見直して、整合性を楽しみたい作品。ハーレイ君のこまったちゃん顔を見ると、誰もが助けてあげたくなるはず。彼の標準なんだな、あの顔はwちな>>続きを読む

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.7

過去に囚われ前に進めなくなった男と、魂だけになってしまった女医のラブストーリー。話こそ王道な感じですが、だからこそ安心して楽しめました。こういう映画って、アイドル俳優を起用しそうだけど、ちょっと影のあ>>続きを読む

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.5

観終わってまず一番の感想は、この能力欲しい!!もっと有効に使ってやるわwジャンプした時のシュバッ!って描写も観ていて気持ちよかった。普通に面白いエンタメ映画でした。

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.9

なんだろう、今までも結構スプラッターな展開だったはずなのに、今回はそれがエラく気持ち悪く感じました。何かおどろおどろしい展開。しかしリプリーの登場は嬉しかったし、ウィノナライダーの起用も楽しみにしてい>>続きを読む