名コンビってのは正にこの映画の二人のようなコンビのことをいうんでしょうね。
ストーリーや演出が斬新だったり衝撃的な場面があるわけではないのですが、最後まで安心して見られる良作です。撮影当時、デニーロは>>続きを読む
「コマンドー」から“コメディ要素”と“筋肉要素”を取り除いたような作品です。要するに、物足りない作品です。一番大事な部分がなくなってるよ!
ロバート・ロドリゲス監督の作品ですが、脚本が本人ではないからか、彼らしさ、具体的に言うと「ラテンっぽさ」が全くない異色作です。とは言っても、最初に見たロドリゲス監督の映画がこれだったので(次がスパイキ>>続きを読む
冒頭のシーンからずっと目が離せないです。三時間近くある映画で長さを感じなかったのは今のところこれぐらいですね。この映画だけで戦争を分かった気になってはいけないのでしょうが、戦闘シーンの描写や戦場での兵>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤からハチャメチャやってきたぶん、ラストの物悲しさが際立ちます。普段は病気で人が死ぬような展開はあまり好きではないのですが、これは雰囲気とかのおかげで許せてしまいました。
この不条理で薄気味悪い感じは、日本でいう「世にも奇妙な物語」のような感じでした。アイデアは好きなので、もうちょっと短くまとめてほしかったかなーと思いました。
レザーフェイスの登場シーンが格好良すぎ。いきなり現れて、有無を言わさずぶん殴って、ドアをピシャッと閉めるその姿、それだけで何かヤバいもん見てしまった!という気にさせられる。そのあとに静かに響く重低音も>>続きを読む
雪の中の閉ざされた基地というシチュエーション、おぞましいモンスターの造形、緊迫感のあるストーリー、全てが完璧です。今見ると若干チープに見えないこともないですが、そのチープさが逆に不気味さを醸し出してい>>続きを読む
雪で真っ白に染め上げられた田舎町で巻き起こる殺人事件を描いた映画。
素人がお金に関して色気を出すとロクなことにならないよ、というテーマはコーエン兄弟お得意のものだけど、果てしなく白い風景や、殺人が起>>続きを読む
ジェームズ・キャメロンとシュワルツェネッガーが『ターミネーター』2作に続いてタッグを組んだアクションコメディ。
内容はいつものシュワコメディと同じく、まぁくだらないんだけど、流石キャメロンだけあって予>>続きを読む
ミュージックビデオ畑出身のインド人監督ターセム・シンと、日本人デザイナーの石岡瑛子が手掛けた「サイコパスの精神世界」を表した超毒々しい美術に圧倒されます。
サスペンスとしてもなかなか面白い。
最近多い「ホラーの定番・ありがちな描写を皮肉る」映画の走りな気がする。
殺人鬼が不死身の化け物ではなく、ちゃんと人間らしく返り討ちにあってぶっ倒れたりする辺りもユニーク。
一つの限られたシチュエーションでここまでしっかりした映画を作れるのは流石。
痛みを可視化したかのようなクライマックスのシーンの演出がすさまじい。
素人の作った心霊ビデオを長く引き伸ばしただけのものを見せ続けられたような気分。
ホラーは何も起こらない時間が一番怖いというけど、本当にずっと何も起こらないってどうなんだ。
主要人物にそれぞれ得意分野があって、ミッション遂行のために未知の世界へ飛び込んでいくという展開がスパイ映画的で面白い。何でもありな頭の中という設定の勝利かも。
時間軸を遡っていくことでじわじわ事件の全貌が明らかになっていくっていうのは面白いですね。オチにはゾッとさせられました。
ストーリーが云々というのはとりあえず置いとくとして、何よりもあの空気感がすごい好き。BGMで脅したりしないのにあの緊張感、観てるあいだずっとハラハラしっぱなしでした。何らかの価値観や自分なりのルールな>>続きを読む
限られたシチュエーションに限られた登場人物…キャラクター設計と脚本の匠で、お金をたくさんかけなくても面白い映画は作れるんだ…と思い知らされた作品。
斬新なアイデアですが、それを無理に掘り下げることなくテンポよく進んでいってくれるのが嬉しいです。
全体的にほのぼのとした雰囲気ですが、見ようによってはかなりえげつない話なので、案外人を選ぶ作品かもしれ>>続きを読む
序盤でじっくり伏線をばらまいておいて、後半一気に回収していく様が気持ちいい。基本軸はラブストーリー+SFなんだけど、監督がホラー畑の人だからか、こちらをドッキリさせるようなショッキングなシーンをいきな>>続きを読む
砂漠のど真ん中にある田舎町で、地中から現れるどでかいナメクジのようなバケモノ“グラボイズ”に襲われる…というお話。
鬼気迫るシチュエーションなのに、町の人たちが妙にのんびりしているように見えたりする>>続きを読む