繰り返されるうっとうしい抽送運動と同じように反復される日常。
かつてのように男/神/映画を愛することができたならという監督の悲哀を感じるが、もう魔女になるしかねえんだよな。
自分の中に、映画を評価するときの新しいパラメータが追加されたような感覚
TARAKOさんが出演してて切なかった
監督のコメント読んでなるほど〜と思いつつも、鑑賞中は眠たすぎてそれどころじゃなかった
なんか変わったことあったか?って聞かれて10年間の間について「色々」と答えた友達 それに対して魚死んじゃったと答える主人公
全然詳しくないけど、なんかずっと宗教画みたいだった 表情とか画角とか鳩とか
あとクロースショットばっかりだから分かりにくいけどたまに全身が写るとすげえルークスカイウォーカーみたい
自由ってそんなに色んなもの犠牲にしないと得られないの 本当に?
みんな本当は羨ましいくせによ
途中まで昼間にみたい映画やなって思ってたけど最後までみたら全然夜映画、なんならオールナイトのトリで良い
自分の人生を自分の手の中に取り戻してこそ自由というもの
友だちの秘密と引き換えに自分の秘密を差し出すのカッコよすぎる
上映終わったあとRIDDLEのYouTube動画のエンディングでお馴染みの曲流れてきた
子どもたちが木に服とか靴とかぶん投げまくってクリスマスツリーみたいになってた
警備員のお兄さんがここもなくなるんだって話してるとき「そっか...」って思ってたら切り返しで映されたおばさんも自分と全く同じ表情してた
でもボーイフレンドを待ってる娘を見てるときの表情は自分と全然違っ>>続きを読む
柄本佑が柄本明よりもむしろ志村けんの方に似ちゃってるシーンが何個かあるのは何でだよ
中華民国萬歳の電飾をバックにバイクで疾走するショットがとてもかっこいい
刺されて血に染まった手でタクシーを停めようとするところもばりかっこいい
「ハンカチで持ったか?」
「俺は平気だよ」
グツグツグツグツグツグツグツグツ
グツグツグツグツグツグツグツグツ...
「あばよ」
泣
これ原作(映画の方しか知らないけど)が不朽の名作すぎる
配役を男性にしたのも意外と良かった
明るいけど暗い映画だと思ってたけど暗いけど明るい映画じゃんと思ったけど最後まで見たらやっぱり明るいけど暗い映画だった