HMさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズ(2019年製作の映画)

4.0

コロナでざまざまな文化的活動が制限されて、
文化は不要不急の存在ではなく、
生きるために必要不可欠であることを確信した。

この映画はその思いを裏付けるような内容だった。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

ピカチュウが可愛いし、ストーリーもよかった。
自分にもポケモンのパートナーが欲しい…

草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)

3.9

女性として、アジア人としてのさまざまな差別をはねのけ、時にそれに押しつぶされながらも自らの表現を貫いた強さに涙が出た。
草間の芸術手法の革新性も改めて認識することができた。

現在は一般的には「水玉模
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ファグスーグロピウスと近代建築の胎動(2011年製作の映画)

3.2

バウハウスの「デッサウの校舎」で名高いグロピウスが、同建築の前に手がけた「ファグスの靴型工場」について。この建築の要素が発展し、モダニズム建築の傑作を生み出してゆく。

建築のハードの面だけでなく、中
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ミース・オン・シーン(2018年製作の映画)

3.4

ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナ・パビリオン」をめぐって、研究者、資料をもつMoMA学芸員、再建時に携わった関係者らのインタビューから構成した映画。

建築の美しさ、空間の心地よさを感じられ
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

85歳で現役のアメリカ連邦裁判所判事、RGBこと、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。連邦裁で2人目の女性判事でもある彼女を追ったドキュメンタリー作品。

1つ1つの裁判に取り組むという自分の領分のなかで
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主戦場(2018年製作の映画)

3.8

渋谷イメージフォーラムにて。

慰安婦問題について、ざまざまな角度からのインタビューを集め、構成したドキュメンタリー。
インタビューに応じた人は右から左まで、立場も幅広い。よくぞここまで集めたなと驚い
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沈没家族 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

ポレポレ東中野のレイトショーで。

家族や男女の関係はえてして所有、支配的な関係になりがち。個人的にそれが苦手でその関係性から逃げてきたように感じる。
「沈没家族」のゆるやかなチームを組んでシェアする
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500年の航海(2015年製作の映画)

4.5

初めて世界一周をしたのは、マゼランではなくその奴隷、エンリケだった。

この説に端を発して作られたフィリピン・インディペンデント映画の父であるキドラット・タヒミック監督の2.5時間にも及ぶ作品。
西欧
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だれがヨーヨーを発明したか/月でヨーヨー(1981年製作の映画)

4.0

「月でヨーヨー」のタイトルでみた。

監督の遊び心を素直な気持ちで受けとめる余韻を楽しんだ後、背景にある文明批判の思いを馳せたい。