がみさんの映画レビュー・感想・評価

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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

特撮慣れしてないので演出がアレなとこがあった気もするが、シン・ゴジラよりもエヴァ要素が薄く、庵野監督の根本にある「好き」が詰め込まれてたんではないかと推察。前評判通り長澤まさみの扱い()

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作ファンとしては評価が難しいところ。映像美とキャラビジュアルを楽しむ映画。橋本愛の無駄遣い。ところどころ原作みを感じるが、原作ファン目線では端折りすぎているし、新規目線では説明不足すぎる。オリジナル>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

薬物依存の母親が逮捕されたことをきっかけにダウン症の子をゲイのカップルが引き取ろうとする話。法廷映画はいつも「正義ってなんなんだ、、、」って気持ちにさせられる。

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.8

すごくしんどさのある作品だった。ドキュメンタリーだからこそ真に迫るものがある。自分の母親と、認知症が進行してできないことが増えていく映画の中の母が重なったこともしんどさの要因かもしれない。人は誰しもが>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

イタリア系白人のトニー・バレロンガを運転手兼ボディーガードとして雇うアフリカン・アメリカンのピアニスト、ドクター・シャーリーがアメリカ南部をツアーした実話を元にした物語。1950~60年代の公民権運動>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.3

衆院選前なので観てみた。
ドキュメンタリー映画なので当たり前かもしれないけれど、「小川淳也議員のプロモーションビデオ」の域は出ないかなぁという感じ、プロフェッショナル仕事の流儀を観ている感覚に近いかも
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

 村上春樹の短編小説をどう3時間の映像作品に落とし込むのか、あるいは薄く伸ばすのか半信半疑で観に行ったが、大変素晴らしかった。
 チェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』が原作の流れに逆らわない(むしろ強
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

細田作品にしてはケモとショタの成分が少なめ?

映像と音楽はかなり凝ってて、3Dと2Dをナチュラルに繋げる技術とかはサマーウォーズのそれからさらに進化したように感じられた
音楽がかなり物語の骨子にあっ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

これ以外の終わり方、これ以上の終わり方は無いという完璧な作品でした。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

感情を揺り動かされたという意味では良くできた映画なのだと思う。ただ好きなタイプの映画ではなかった。

前半の恋愛劇が特に自分の恋愛観と合わず気持ち悪かった。二人がすれ違う辺りから徐々に心を落ち着けて観
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

初めて中華系のアニメを観たが、そもそも中華系という括りに入れる必要もないくらい素晴らしい完成度だった。
テーマが人間と妖精(自然)の共生なので、所々にジブリみを感じた一方で、3D技術を駆使したバトルシ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

二回観てようやく理解できた。1回目で前半部分の人間関係や時間軸や会話を一発で理解できる人いるのかな...

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.7

【あらすじ】
日本が南北に分断された世界を描いた本作。かつて北海道と呼ばれていた土地はユニオン政府の支配下にあり、世界を遥かに凌ぐ科学技術により巨大な塔が建築されていた。その塔を眺めながら青森で育った
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

2.5

原作知ってるだけに「そこにしか焦点当てないのは勿体無い...」とか「いやいやハショリ過ぎでしょ〜」といった感情が先に来てしまい、良くない意味でモヤモヤが残ってしまった。後は(え、こんなに甘噛みしてるの>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

5.0

世の中の新海誠作品ファンは「秒速以前派」と「君の名は。派」の2つに大別されると思ってるのだが、初めに言っておこう。
本作品は後者「君の名は。派」向けの作品である。
かくいう自分は『秒速五センチメートル
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

生(性)と死をホラー調で描きつつも、随所に人間の弱さと強さが垣間見える、そんな作品。追いつかれたら死ぬ。それはゆっくりと近づいてくる。どこまでも追いかけてくる。そういったホラー要素を含みながらも単なる>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画。ロックな歌声・歌詞とは対照的に、自身のセクシュアリティと向き合う姿や世間の目に怯えながら孤独な日々を過ごすフレディの裏側も丁寧に描いている。2時間半という長い>>続きを読む