本筋からずれるけど、こういう作品を観ると、今の人生に何の不満もないのに、全員に黙って急に違う国や街に行って、全てを1から始めたいなと思う時がある。だから一人旅をするのかもしれない。誰も自分のことを知ら>>続きを読む
前章で1番惹きつけられた部分なだけに、門出とおんたんの入れ替わり(シフター)のところ、もう少し丁寧に説明して欲しかった感はあるけど、最初から最後まで全く飽きず、ずっとずっと面白かった。
門出とおんた>>続きを読む
凄く単純でピュアに、後世映画史で語り継がれる作品をリアルタイムで観れて良かった、という思い。
ただ、新婚旅行で京都に行った、のくだりとか、さらっと出てくるセリフや、考え方そのものが、、みたいなのがず>>続きを読む
青春活劇inディストピア
なんでこんなに面白いものが作れるんやろう。シンプルに面白さの強度が高すぎる。
後章が綺麗に(もしくは爆発的に)締まるなら、もはや5点でもいいくらい
このレビューはネタバレを含みます
戻って泣くノラを抱きしめるアーサー。NYの街並みを眺め物思いに耽るヘソン。その後、それぞれが心に何かを秘めながら、それでも続いていく生活を想起させる、ラストシーンに唸った。
神父の「下手?」笑ってしまった。
最後、もう会わないって決めてからお互いのこと打ち明けあって、打ち解けて力関係が変わっていくの、良くないけど優しくて笑えた
印象的で目が離せないシーンも、目を背けたくなるシーンもたくさん。
映画を観ながら辛いと思った自分は、もし本当にしんどい時、近くにこういう子がいたら、どんな反応をしてしまうのやろう。偽善は嫌だ
水の音って落ち着く。
なんだか澄んだような、優しい気持ちになる。
夏になったら、喫茶店に冷コーを飲みに行きたい。
いつも、持ってる風の持たざる者(この作品で言うとランボー)に感情移入してしまう
映画は自分の写し鏡だから、この映画で平穏を追い求める主人公を観て、自分は今毎日変化していたいなと思った。というか気づいた。
役所広司と三浦友和のツーショットのカット、流石に痺れた。
今、観れてよか>>続きを読む
現実と幻想がこんな風に入り混じるなんてずるい。
イメージが2人を部屋からオアシスに連れ出していたなら、今も2人はそこにいるんやろうか。
本当に良くて、言葉にならなくて、どうしよう
嫌な気持ちになるのに、悪い未来しか見えないのに、自分をずっと刺してくるようなのに、永遠に観れてしまう長回しのカット。ダーク今泉力哉。主演2人の凄まじい力量。
表面上はまともに見えて、まっすぐなフリを>>続きを読む
登場人物が全員破天荒すぎて全然感情移入出来ないのに、記憶を忘れるという主題とアプローチに時々吐きそうなぐらい苦しくなった。
記憶は全て抱えたまま、ともに生きていきたい。
あと油断してたら、時折息を呑>>続きを読む
沖田修一の作品はいつも気づいたら引き込まれていて、すごく優しい表情で映画を観ている自分に気づく。ゆるい雰囲気なのに、間延びがなくて一瞬に感じる。
定点のワンカット、コント番組のように見えるシーンも良>>続きを読む
枝分かれした別の世界も本質は全て繋がっている的な話なのか?とストーリー本質をぼんやりとしか掴めないままだったけど、2時間超、全く飽きずに楽しめた。
途中、マルチバース大喜利みたいな時間あったな、、、
「ゆとりですがなにか」のメンバー達が自分と同じ時間軸を過ごしてるっていうだけで2時間ずっと嬉しかった。
本編→スペシャル→映画
と、年齢を重ねて山路がどんどん変なやつになっていく、、、
今泉作品に流れる心地良い静寂が、今回は自分の心をドクドクとかき混ぜて、銭湯にお湯を入れる音、葉の擦れる音さえ怖くて、でもどこか優しかった。
原作に対するリスペクト溢れる温度感と、山崎すぎるリリーフラ>>続きを読む
sonnyboy? 和製シャイニング?
全ての作品の原型?
こんなに終始狂ってるのに、なんかいいな〜って思わされてしまうのが、また怖い
今観てるこの映画は夢?本物?
気づくと映画の中のミマと同じ感覚になって、健康的な状態じゃないといくところまでいってしまう怖さがあった
帰り道、いつもより深く足を踏み込んで帰った
この作品を観て、ジェンダーがどうとか考えさせられたり語ったりするのは逆に難しいような、、、
主演のハマり具合も含めてビジュアルが可愛い、、、の2時間。まだ3作品しか観れてないけど、この監督はいつもワ>>続きを読む
本当に、ただの、ほんの数時間のことが映画になってる、でも素敵で浸かっていたくなる、凄い
3連休に、イケてる音楽がかかって、かつ学園モノで、海外に思わず行きたくなっちゃうような、そんな作品が観たい!
という思惑で観た作品、全欲求を満たしてくれました!
このレビューはネタバレを含みます
この映画は、宮崎駿から次世代の全ての作り手へのバトンだと思った。
以下、個人の主観による考察です。
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この作品において、
眞人=宮崎駿/この作品を観ている全ての人
大伯父=宮崎駿/宮崎駿>>続きを読む
これは凄い、、、
サイケで、でもどこか懐かしくて、
褒め言葉としてずっと幻見てるみたいな感覚でした。
大瀧詠一、細野晴臣、たま、
作品を彩る音楽も(そして映像も)ずっと素晴らしい。
きっとこれから>>続きを読む
沖田修一の作品って、主人公の周りをいつも優しい人たちが囲んでて、ずっとあったかいから、観た後「世界ってこんなに優しいのか」って言う気分になる。
気の抜けた雰囲気と、それに反して引き締まる映像、どちら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人間に対してリスペクトがあるから、ずっと坂元裕二が好きなんだと改めて思った。
登場するそれぞれが、見えてる世界の要素だけを拾って自分の中で理解しようとするからズレが生まれて、最悪の事態を招く。
起>>続きを読む
ひと夏の思い出、父と過ごす淡い季節。
知らないけど知ってる季節にトリップできる映画、今年も観れて良かった。
最高エンタメ、ありがとう、、、
認められていなかった主人公に、徐々に仲間が増えていって敵を倒して認められるようになる。
という展開こそ"ザ"の付くほどの王道展開だけど、キャラ設定が本当に素晴らしい。>>続きを読む
人間が世界を諦める瞬間。
そして信じている瞬間。
娘のエッセイの中に信じていた瞬間が生きていて、チャーリーにとっての神様は海辺に足をつけていたその瞬間じゃないかと思った。