Natsuhoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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"低体温系"青春映画、なるほど。時代的にはズレているはずだけど、"ゆとり・悟り世代"と言われている私的には凄くしっくりと来た作品だった。

陽キャでもなく、陰キャでもなく、どこにも属せなくて、属したく
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ミレニアム2 火と戯れる女[完全版](2009年製作の映画)

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前作は1作内で事件がしっかり解決したものの、今作ではまだまだ謎が残る終わり方となった。

前作から基本的にクソな男性が多く登場し(女性は割とまともな人ばかり)今作でもそれが目立った。原作が発売されたの
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版](2009年製作の映画)

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サスペンス的な要素が強いかと思っていたら、色んな要素が入っていて3時間あっという間だった!

そしてリスベットがメインなのかと思っていたら、タイトルにある「ミレニアム」の雑誌記者のミカエルも割とメイン
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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アパレル店員時代に映画タイトルロゴのTシャツが数種類入荷して、そのうちの1つがテルマ&ルイーズだった。当時はどんな作品だかも知らず、いつか観ようと思っていた作品。

中盤までは、よくルイーズここまでテ
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

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正に因果応報。悪い事も良い事も、いずれは自分へ巡ってくる。

とりあえず終始痛い。デスゲームとかの類よりもリアルに痛い。物理的に痛くない時はメンタルがキツイ。

ほぼセリフが無い中でのディカプリオの演
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ミナリ(2020年製作の映画)

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おそらく自分がアメリカ人だったり、移民であれば、これは物凄く刺さる作品だったのだろうな。

あとは、祖母との関係が良かった人は、比較的良い話、で着地出来そう。私個人は、おばあちゃんが来てから、ずっと嫌
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

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うん、なんかそんな気はしてた!という感じ。

勝手に思い描く、昔のイギリスのジメジメした雰囲気を存分に浴びれる作品。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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絶妙な気持ち悪さとグロさがある独特な世界観。が、段々とそれがクセになり、可愛く思えてくる!笑

終盤で、あれこれ終わるの…?って思ったら案の定全然終わらず、観終えてから三部作として製作している事を知り
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

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2人の出会いから別れまでの短い時間を、かなり淡々と描いた作品。

終盤のベッドでの会話のシーンから別れのシーンまで胸がキュッとしながらも、二人がそれぞれ出会ったからこそ起きた変化が互いに見れて、運命的
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

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小説が原作というのが納得の雰囲気。

終始日常なのに非日常的な雰囲気があって、夢の中のような雰囲気。

ん〜やっぱりこの感じのものは文字で摂取するのが一番なのかな…でも俳優陣の雰囲気が作品ととてもマッ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

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配信終了に伴って駆け込み鑑賞。
これは多くの映画賞受賞、納得しかない。

3DCGなのに2Dのコミック感がある不思議な表現。ニューヨークの街並みにピッタリなネオンカラーの表現。

続編も早く観なきゃ…
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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「生」!って感じで、なんてまとめたら良いのか、いまだに分からない。

全体的に可愛らしく、不気味で、ファンタジーでリアル。A24っぽい奇妙な空気感が終始漂ってる。場面の切り替えだったり含め『ボーはおそ
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

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"太平洋戦争で命を落としたすべての人に捧げる"

日本人として、原爆の被害や後に渡る影響については知っていたものの、日本も原子爆弾を作っていた事実については全く知らなかった。

当時としては、それが戦
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

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ハンナを中心に、ハンナの姉妹や夫、元夫、両親など周囲の人々の話が絡み合いながら描かれていく。

展開は良かったものの、個人的にテーマが合わず結構途中がしんどかった。不倫もそうだが、全体的に女性の方がか
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

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世代ではないのでCSでやっていたアニメ版はたまに観ていた程度でも、凄く原作にリスペストを感じられた作品!

原作やアニメを観たことが無くても楽しめるストーリー。"コメディの中にもシリアスな流れがある"
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

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学校で習ったはずだが、詳細は全くもって覚えていたなかった"キューバ危機"。殆ど記憶に残らずに済んだのも、彼らのおかげなのだろう。

一般人でありながらも、平和や友情の為に最後は自ら作戦に関わっていくウ
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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前作の流れを少し忘れていたものの、重要な事柄は描いてくれていたので、そうだったそうだった、となり問題なく鑑賞。

オームとの共闘が胸熱だったけど、今回のMVPはどう考えてもDr.シンでしょう。

カラーパープル(2023年製作の映画)

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試写会にて。

とにかく音楽良かった、当分サントラ聴いて浸ると思います!機会があればスピルバーグ版やNYで舞台も観劇したいな…

殆どストーリーを知らず、最初は古典作品のようなイメージでしたが全くそん
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

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THE王道!

コメディーシーンがたっぷりありながらも、回想シーンや若返ってしまった主人公なりの葛藤が描かれていて、最初はめちゃくちゃ嫌な姑・おばあちゃんだったのも、これまでの人生を考えるとそうもなる
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マーターズ(2007年製作の映画)

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死の先には何が待っているのか。
本当に何かあるのか…。

人が人である以上、死を乗り越えられる事は出来ないし、してはいけない領域なんだろう。

最後にマトモアゼルが何を聞いたのか、知りたいけど知ってし
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

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25歳で成長が止まり、その後は寿命を増やして生きていかなければならない世界。

時間がお金の代わりになった、とシンプルに思えるけど、時間の大切さ、過ごす人次第で変わるものが沢山あると改めて考えさせられ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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世紀末の雰囲気を浴びたような感覚。

生と死は対極のようで一番近い存在のものなんだろう。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ジャパンプレミア、Q&A付き試写会にて。

何を書いてもネタバレになってしまいそうな本作。

2回観てもまだまだ消化不良。

前2作と比べて絵面はマイルドだけど、衝撃的な場面は勿論ある。

監督のお話
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

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結婚って、長く付き合ったからするものでも上手くいくものでもなく、やっぱりタイミングなんだろうな…

恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)

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王道なストーリーだけど、ディズニーチャンネルで育ってきた私は結局こういうのが大好きでした。

恋愛だけではなく、3人それぞれが旅を通して自分自身の人生、これからについて向き合っていく姿がすごくよかった
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

Filmarksオンライン試写にて。

searchやアンフレンデット的なイマドキな雰囲気かと思えば、結構メンタル的にくるタイプの作品でした(個人的には好き)。

全体的にまだフワッとした部分もあって
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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最初に言います、これはティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」はほぼ関係ないです。

「夢のチョコレート工場」の方です。絶対予習して行った方が良い。(観たら絶対分かる)

ピュアで、真っ直ぐ
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

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ウォンカの為に予習鑑賞。

原作は未読、ティム・バートン版鑑賞済み。

何故これが劇場スルーされたのか謎過ぎる。

脚本を原作者が務めたらしいが、色々改変されてしまった為、続編の映画化の話は立ち消えに
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

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Jloのカッコ良さとお茶目な部分がたっぷり!

王道ラブコメだけど曲も良いし、恋愛展開だけじゃなくて各々のパーソナルな部分にも焦点が当たっていてよかった。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

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"Just Mercy" 「正しい、公平な慈悲」

感動した、なんて軽々しく言えないと思ってしまった。

本当にあった事で、いまだに冤罪で服役している人達が、戦っている人達がいるんだから。

特定の人
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ザ・セル(2000年製作の映画)

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まさに体調悪い時にみる夢。

施設での治療と事件が重なってからが凄く面白い。

衣装素敵だなぁ…と思ったら石岡瑛子さん、納得です!

ディオールと私(2014年製作の映画)

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ラフ・シモンズのディオールでの初のコレクションまでの道のり。

今年行われたディオール展で実際に展示されていたドレスも多く、これがあの職人達の手から生み出されたのか…と改めて感動。

この手の作品を見
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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「名前を聞けばどっちの宗派か分かるけど、攻撃を受けてる時にそんなことをしている場合じゃない。」

「どっちの宗派にもいる名前がある。」

本当に争う事がいかにバカバカしく思えるかが詰まった場面だった。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

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TOHOシネマズ特別試写会にて、吹替版を鑑賞。

『ディズニー100周年記念作品』
多分良くも悪くもこの一言に尽きると感じました。

私自身はディズニーが好きで色々な作品を観てきているので、多くのオマ
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