ブラックユーモアたっぷり。
汚いモノの描写はさすがに多すぎてちょっとしんどいレベル。
最後はどっちなのかすっきりさせて欲しかったなぁ。
もっとカオスな感じを想像していたので意外とシンプルな作りで若干拍子抜け。
社会への風刺も若干利かせつつ、エンタメ作品としても普通におもしろい良作。
幼かった当時はWinny=違法ソフトという認識しかなかったので、この映画で開発者の思いを知り完全に反省。
（本作とは関係ないところで色々あったけど）東出昌大の演技はすごい良かった。
いい塩梅の続編って感じ。
主人公の暴れ回る様子よりもそれに至る過程を結構丁寧に描いているが、年齢も考えるとその方が納得感があって良かった。
尺も長すぎず良質なアクション映画。
イーサンハントもこっち系>>続きを読む
MIのブランドが無かったら70点ぐらいのアクション映画に思えるかも。
敵をとにかくすごいものにしたいのは分かるが、実態も不明のAIっていうのは流石にふんわりしすぎてしっくりこない。
敵は超ハイテクなの>>続きを読む
なかなか皮肉の聞いたブラックコメディ。
アメリカでのステレオタイプな黒人像が今一つ分かってないので、そういうところの背景知識があればきっともっと楽しめるのだろう。。。
一目でウェスアンダーソンだと分かる独特の画作りはすべての場面が美しく、見ていてとても楽しい。
お話自体は自分にはちょっと難解。
もちろん話としては分かるのだが、この物語を通して監督が伝えたかったことま>>続きを読む
２作目を見る前の復習のために再鑑賞。
アニメはあまり見ないが、そんな素人でも一つ一つの場面がとんでもなく作りこまれていることが分かる。
ストーリーも王道だがとても良い。
“誰でもマスクをかぶれる”はな>>続きを読む
終始よく分からなかった。
この後何か起きるのか？と待っていたらそのまま終わってしまった感じ。
住宅がすべて廃止されたロンドンっていう設定もそんなに生かされてる感じもせず、SFっぽさもそこまでなく、中途>>続きを読む
現代の通り催眠術がテーマなので、その力に関する細かい設定がよく分からんというか、それ出来たらなんでもありじゃん？とか思ってしまうが、おそらくそういう細かいことを気にしてはいけない映画。
いい塩梅のどん>>続きを読む
全体的に派手な絵はなく非常に渋い映画。
単なる復讐モノかと思いきや、主人公の過去が想像以上に重くアメリカ社会の闇的なものを描いた社会派作品。
このレビューはネタバレを含みます
設定はすごく面白そうなのだが、中盤以降の展開が雑でなんだかがっかり。
ゆがんだ仕組みを変える的な結末を期待していたが、結局何も解決されていない。
Airとかと同系統の企業の栄枯盛衰を描いた作品。
コンプラなんて知ったこっちゃない強引な（というか違法な）手法で急成長していく様だけでなく、その後iPhoneという革命的な製品の登場によって衰退してい>>続きを読む
大人向けの素敵なクリスマス映画。
ホームアローン的要素やクリスマスの奇跡などお約束の展開を織り交ぜつつ、白けるような見せ方じゃないのが良かった。
しかし必殺武器が脳天潰しハンマーというのは流石に脳筋す>>続きを読む
予想以上に汚くて生々しい場面が多くてびっくり。
3時間という長さを感じなかったのはさすがチャゼルということか。
最近日本の芸能界も騒がしいが、ハリウッドはきっとそれ以上の理不尽がたくさんあって、その上>>続きを読む
そこそこ昔の映画だから映像や演出に古臭さ・安っぽさを感じるのは否めない。
ただそれ以上にやっぱり話として面白いので今見てもそこは全然気にならない。
古いからというだけで敬遠してはいけないことを再認識。
大枠としてはスペシャリスト集団が巨悪から盗みを働くというよくある感じ。
各場面の最初に”ベルリン”みたいな都市名が出てくる系映画。
設定的には既視感もあり、これ系にお約束のパターンも出てくるが、全体と>>続きを読む
ポスターだけやたらよく見る映画をようやく鑑賞。
今や大スターの若い姿の演技がなんか新鮮。
ツイストがかっこよくて印象的。
アクションが派手になりすぎてもはやカーアクションなんだかよく分からんことになっているのは相変わらず。
過去作を真面目に追っていないこともあり、登場人物が多いわりにその背景が分からないから今一つ盛り上が>>続きを読む
スピールバーグの半生は全く知らなかったが、あんなに幼いころから映画を作っていたことは驚きとともに納得。
偉大な監督になるまでの続編も観てみたいと思った。
終わり方もおしゃれで良い。
終末が着々と近づいている不安感や不気味さの演出が秀逸。
仕掛けも現代ならばあり得るかもと思わせる良い塩梅のリアルさ。
そんな現代においてフレンズがフィーチャーされているのも個人的には好き。
欲を言えば>>続きを読む
ダメ男のどうしようもない話だがなんか中毒性がある。
ヒロイン役が素晴らしい。
だけど新年一発目に観る映画では無かったかな。笑
監督のセンス爆発。
色彩やカメラワークが素晴らしく、各場面がまるで絵画のよう。
ストーリ自体はすごい意外性やメッセージ性がある訳ではないが、とにかく美しい画のおかげであっという間に感じた。
指揮者として成功する物語を勝手に期待していたが、副題の通り家族や奥さんとの関係が中心であり、話の筋がやや分かりにくい。
自分はクラシック音楽が好きでバーンスタインのマーラの録音も何度も聞いたことがある>>続きを読む
安定のガイ・リッチー。
世界飛び回ってるのもいかにもな感じで楽しい。
あんまり難しいことを考えたくないときに観るのにぴったり。
設定や世界観は面白そうなのだが、それが上手く活かされていない感じ。
個性強めなキャラは何人も出てくるが、尺の関係もあってかそれぞれの掘り下げが薄く、なんかすげー人なんだろうけどよく分からんから愛着も沸>>続きを読む
PCの画面の中での進行という制約をうまく生かした展開は前作に引き続きさすが。
ただ１作目の方がストーリは好きだったかも。
めちゃくちゃ強い殺し屋系映画。
主人公は個性的だったがそれ以外は特段目新しい感じはなかった。
ゴジラの描写は素晴らしい。
こんな奴に勝てるわけない感がすごい。
一方でドラマパートは冗長でたるい。
映画館で早送りしたくなった。
ドラマパートをぎゅっと圧縮して90分ぐらいに納めてもらえれば完璧だっ>>続きを読む
北米公開に合わせて鑑賞。
説教臭いタイトルとは違って内容はちゃんとジブリのファンタジーで一安心。
これを映画館で鑑賞できたという満足感はある。
内容の細かいところの繋ぎが雑というか、あれ何は何だったん>>続きを読む
個々のトリックは楽しいが、全体としてはやや雑多な印象。
登場人物が多くそれほど掘り下げもないからだろうか。
もっとシンプルに、鮮やかに悪をすっきり懲罰して欲しかった。
ザ・キラーを見てフィンチャーに興味が出たのが鑑賞。
普通に面白いしストーリもサプライズがあり楽しめたが、ファイトクラブに熱狂する男たちが自分と違いすぎてなんだか共感できず…
ストーリは実話ベースのかなりえぐい話。
一方で展開や画は結構派手で楽しい。
アメリカの成功し始めた会社の勢い・調子の乗りっぷり、その後の凋落が恐ろしい。
ウルフオブウォールストリートとかに通じるところ>>続きを読む
中盤以降の話の大筋は殺し屋の復讐モノとして特に目新しさはない。
ただ見せ方が上手いというかこれぞ映画って感じ。
セリフのないシーンも多いがなぜか退屈せずに惹き込まれた。
とにかくアクションと臨場感はすごい。
ただ期待を超える感じではなかった。
そういうのを求める映画ではないのだろうが。
感想メモするのを2ヶ月ほど放置していたらどんな話だったかほとんど覚えていない。
でも見た当時はそこそこ気楽に楽しめた気がする。
そんな映画。
