あみるかんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

あみるかん

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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

公開日に観ることができた。最初は映像の美しさに目が奪われた。CMを観ていたため男女の入れ替わりものという事は分かっていたがまさかの予想を裏切られるストーリー展開に驚かされた。結末が最後の最後まで分から>>続きを読む

ラガーン(2001年製作の映画)

4.0

人生で初めて観たインド映画。七人の侍のストーリーを軸にインド社会特有の要素を組み込み昇華させている。3時間44分というとてつもなく長い映画だが飽きずに観ることができるのだから凄い。インドの宗教やカース>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年製作の映画)

3.2

ゴジラ映画のようなタイトルから壮大なバトルが予期されるが意外と演出が平凡で物足りなく感じた。しかし短編がないため時間に余裕があるためか、ストーリーとしては比較的奥深いものに出来ていると思う。

劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ(2009年製作の映画)

3.5

過去に遡って未来を変えるというよくあるストーリーだがポケモンの要素を非常に上手く組み込んでいる。アルセウス役の美輪明宏の声の神々しさが役にピッタリはまっている。D&P3部作では1番面白いと思った。

劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ(2008年製作の映画)

2.4

劇場版D&Pの第2部である今作の主役シェイミの可愛らしい容姿に反した生意気な性格が印象的。しかし悪役ゼロの動機が弱い。またホログラムの女やレジギガスなど登場の意味が掴めないキャラが多いと感じる。

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

3.1

ポケモンの劇場版第5弾。恐らく小学生の時映画館で鑑賞。前売り特典はむげんのチケットだったっけ?(笑)視聴者に考察の余地を与えるラストシーンが評価できる。

カプール家の家族写真(2016年製作の映画)

4.7

ポスターから陽気な作品を想像していたがかなりシリアス。ポスターだけでなくストーリー展開でも予想を裏切られ続けた。それが伏線になるのか!と多々驚かされる。家庭の空気の変化がゆったりだけど劇的で観ていて非>>続きを読む

ボンベイ・ベルベット(2015年製作の映画)

3.3

美男美女×ギャングという私好みの作品。「アジアでもこんな映画作れるんだ!」と思った。実際にボンベイがこれ程アメリカナイズドされていたのかは不明だが街並みや店の雰囲気がお洒落で良い。インド映画らしさは殆>>続きを読む

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

4.0

サルマーン・カーンを観るための映画と言っても過言ではない。画面は華やかでキラキラ✨歌とダンスも豊富で「これぞインド映画」といった作品。個人的には「え⁉︎こんな結末なの⁉︎」と思った。作品の主題とはずれ>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

5.0

母星に帰れなくなった宇宙人PKが独自の視点で宗教問題に切り込む。最初は下らないSFが始まったと思うが、物語の中判からそんな考えは一切無くなる。この題材を今、インドで映画にした監督に敬意を表したい。宗教>>続きを読む

The Rising: Ballad of Mangal Pandey(2005年製作の映画)

3.6

アーミル・カーン主演のセポイの乱を題材とした歴史作品。自分の大切な物は何で、それを守るために如何に行動すべきかを考えてみようと思わせられる。ゴードンを第ニの主人公とする事でイギリスを一面的な悪として描>>続きを読む

バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

3.0

障害者を題材に扱った作品。インド映画にも関わらず殆ど踊らない。言葉以上の心の繋がりの大切さを教えてくれる。メインキャラ二人が殆ど言葉を発さないが、彼らの気持ちが観客に伝わる演出が素晴らしい。シュルティ>>続きを読む

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.5

規制が厳しいイランで音楽活動を行う若者たちの姿を映す。社会的抑圧の中から生まれる芸術の活力を感じた。作品自体も命懸けで撮影されており監督は現在亡命中である。自分が無意識に多大な自由を享受している事を知>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

エピソード3と4の間のストーリーを描いたアナザーストーリー。エピソード4への繋げ方を観て震えがきた。過去作と比較してもキャラが濃い。七人の侍など古典的日本映画の要素を強く感じる。ドニー・イェンが圧倒的>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.7

8歳の少年が学校から間違えて持ち帰ってしまった友人のノートを返す為に友達の家を探しに行くというお話。大人の視点から見ると小さな出来事が子供の視点から見ると大事件になるという事に気付かせてくれる。展開が>>続きを読む

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.9

女を巡って殺された青年がハエに転生して復讐するという秀逸過ぎる設定。コメディ映画と思って見始めると想像以上に残酷な復讐劇に驚かされる。CGのクオリティが意外と高い。ハエになっても歌って踊る。日本公開版>>続きを読む

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.9

抗日映画的要素が強いため日本人には抵抗がありそうなストーリーだが、フィクションと割り切れば面白い。アクションシーンが兎に角素早く、カット割りも多いため本当に迫力があって格好良い。キャラの立った登場人物>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

2.5

アッバス・キアロスタミによるドキュメンタリー。1980年代のイランの教育制度がどの様なものでどの様な問題があったのかだけでなく、識字率の低さやイラクとの関係悪化など当時のイランの社会情勢などもインタビ>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

傑作と言われるだけのことはあり3時間という時間を感じさせない。イタリア系マフィアの洒落た空気感を楽しんでも良し、裏切り者は誰なのかを探るサスペンスとしても良し、愛憎入り乱れる人間ドラマとしても良し。マ>>続きを読む

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

2.3

葛飾北斎の娘お栄を中心に据えた漫画原作のアニメ作品。人物の動きが生々しく、アニメらしくない独特の間合いも非常に好きなのだが、主演の杏の演技がどうしても受け付けない。また、目の見えないお猶の視線の動きに>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.0

M・デイモン&B・アフレックのコンビが脚本を書き上げアカデミー賞を取った作品。私には理解が難しかったが、恐らくそれは私の教養の不足のせいであり作品の問題ではない。もう一度観ようと思う。観て後悔はしない>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

3.7

アラン・ドロンが暗殺者ジェフを演じる。会話のないシーンが多いだけでなく、BGMも少なく静か。主人公の感情の揺るぎなさを表現しているのだろうか。結末が衝撃的でお洒落。正義とは何かを闇社会に生きる人々の生>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

SF作品かと思いきや人間ドラマ的側面が強い。死に直面する主人公と彼を救おうとするクルーメイトやNASAの職員双方の緊迫感がひしひしと画面から伝わり、その世界観に没頭してしまう。画面も美しく、最初から最>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.3

愛すべきクソアニメ。下品、兎に角下品。最高。パンフレットを販売して欲しい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.4

戦時中の呉の生活を描いたアニメ作品。辛い出来事を淡々と、しかし丁寧に描いていた。キャラクターに現実味があり、主演ののんの演技が素晴らしい。

スルターン(2016年製作の映画)

3.5

格闘技と夫婦愛がテーマの作品。前半と後半で連続しているが異なる2つの話が展開するCDのA面B面のような構成。サルマーン・カーンの筋肉が凄い。設定がリアルなため実話を元にしているのかと思ったが調べてみる>>続きを読む