Brahmstさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.9

2回目は公開初日にgcsのIMAXで。
ただ、個人的にはDolby Atmosの方が色彩と音にメリハリがあり、本作の根幹にある核爆発(Fission)の恐ろしさをより鮮明に捉えられると感じた。

大学
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

先行上映をフル画角のIMAXで。
上映前の映画予告で『オッペンハイマー』のフル画角予告が観られて、思えばもうそこからもう圧倒されていたわけですが...

まず、圧倒される映像という点でPART1を遥か
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.5

キングスマンをセルフオマージュしつつ、無茶にならない程度にしっかりどんでん返ししてくれる感じが良かった。スーツでなくなっても、スタイリッシュさのある映像。
あと、ねこがいい味出してた、さすが監督が自宅
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.4

幼少期に潜水艦に一度乗せていただいたことがあり、子供心にもその狭さと無機質さを感じたのを覚えている(もちろん子供なので、かっこいいなぁという気持ちの方が勝っていたとはいえ)。
そして社会人になって、元
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.9

大学の先輩に勧められて初めて観た際、ハンマーで殴られたような衝撃を受けた作品。25周年記念リバイバル上映。
まずは大スクリーンに映し出される今敏作品の破壊力を感じた。ストーリーも相変わらず、色々な意味
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.6

仕事後にBESTIA enhancedで。
岡田麿里監督らしさを感じるストーリーに中島みゆきさんの歌うエンディングが加わって世界観が完成されていた。
勿論、作画は綺麗だし、上田麗奈さんに『harmon
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.8

4DXで観た本作は、シルバーストン・サーキットやニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ、サルト・サーキットを風をきって走る様を映像と風、席の動きで表現し、楽しませてくれた。とても心地よかった。

実話
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.8

記録が遅れた。

小学生の頃、親と初めて観たインディ・ジョーンズは『魔宮の伝説』だった。儀式のシーンだけ観ないようにして楽しんだ記憶は昨日のように思い出される。
4DXで『失われた聖櫃』を上映していた
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.9

1秒として無駄なシーンはなかった、そして映画館で観る意義のあった映画だと思う

マルチバースというある種使い古されかけている土台の上で、予想不可能な展開を見せてくれる点には脱帽した。それでいて、物語に
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.6

アッテンボロー監督の名作(スコア5.0を絶対に付ける)『ガンジー』にある種似たような映画であると感じた。

実話自体や、パトリツィア本人・トム・フォード氏が出した本作への感想も踏まえての鑑賞。実話ベー
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

長く感想を加筆できなかったが、まとまった考えも出てきた。多くの人が書いているように「事実は1つだが真実は人の数だけある」というのはその通りだと思う。ただ、この映画で重要なのは、当事者にとっての事実や真>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

現代まで続く国際問題の混沌を描いて(予言して)は冷めた目で眺めるが、人間の本質は突き詰めて描く、骨太な物語だと感じた。そして、絶対にフルサイズのIMAXで観るべき映画である。

これ以降はまた追記する
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レミニセンス(2021年製作の映画)

4.6

この映画は「執着」にまつわる素晴らしい物語である。それゆえに古典的で美しく、哀しい。

御多分に洩れず「ノーラン」の名にのせられたことがこの映画を知った契機だった。しかし、米国版予告編を字幕なしで見る
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

私の2番目に好きな映画(1番はインターステラー)。友人の宇宙恐怖症を決定的にした映画。

マイケル・ベンソン氏の本も持っている。映画館で観るのは、上映50周年記念IMAX上映以来2度目。午前十時の映画
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

まず、音楽と絵がとても綺麗だった。特に音楽は単純な音形を新鮮味のある重ね方にしていて、親しみやすくも新しい風を感じる音楽にしていて、ボーカルの美しさが際立っていた。
話の内容は賛否両論な気がしている。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

登場人物の心情や行動に共感できないが、理解しようとすることはできる映画。
観たくない人は観ない方がいい映画。

全く違った価値観(ここではノマドの生き方)を人に理解させることの難しさを、うまく乗り越え
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ファンタジア(1940年製作の映画)

5.0

言わずと知れたディズニーの最高傑作。
幼少期からVHSで楽しんでいた作品が映画館で上映されると知り、逃すことはできなかった!!

ストコフスキー指揮の音楽とディズニーの発想そのままの映像が美しく、やは
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レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

4.8

4DX版で不朽の名作を鑑賞!!
アクションシーン、飛沫、蛇の感触等、かなり再現された揺れ、水、空気を感じられてとても楽しかった。ディズニーシー以上かもしれない。4DX映画体験としては満点!!
あと、や
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

ネタバレになるから何も書けないが、グランドシネマサンシャインのIMAXで観られたことに感謝しかない、傑作中の傑作!!
途中でなぜか大号泣したし、観た後は少し放心しました。

YouTubeの有村昆さん
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

テレビアニメ、スペシャル、外伝と見直してから10/28に1回目を池袋に、10/31に2回目を地元で観ました。テレビアニメからのすべての要素が線として繋がり、前例ないほどに感動する映画でした。涙が止まり>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

1回目感想(2回目以降はコメントに)

8:20〜の初回で見てきた!!

端的にこの映画を表すならば、
『「映画」と言う概念の体現』
といえると思う。

明らかに観る前と直後とで脳が認識する現実感が異
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

2014年12月23日に観て以来、マイ映画ランキングNo.1の映画。
今回は初めて日本でIMAXレーザーでの上映がされるということで、楽しみにしていた。
観賞後の没入感もさることながら、2014年の時
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