ヤクザシスタさんの映画レビュー・感想・評価

ヤクザシスタ

ヤクザシスタ

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SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

完璧!
久しぶりに完璧な映画を観た。
20分でこの完成度はそうない。
傑作。ひとりスタンディングオベーションしてしまった。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

2.9

岩下志麻のセーラー服女学生姿が記憶に焼き付けられている。面食らったことだけはいまだに覚えている。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

90s映画を見返すブーム。
当時若い頃に観たときと比べて今の世の中がある種マトリックスにより近いものになっているからか当時とは違う意味での衝撃や思慮が芽生えこの作品が人類にとってまさに気づきや覚醒を促
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.3

公開当時ぶりに再見。
いやはややはりエンターテイメントに徹しまくったお腹いっぱいジョンウーのSFアクションハリウッド大作映画。
ニコラスもトラボルタも最高の俳優だと再確認。ふたりとも本当に素晴らしい。
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ハモンハモン(1992年製作の映画)

2.9

何十年ぶりに再鑑賞。豊胸前?のペネロペと色情症ぎみな異常家族の物語。
全員精神鑑定行き。
とにかく雑多細かいこと気にしない良く言えば本能に身を任せ逞しく生きるしかない経済家庭環境に生まれた主人公ペネロ
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コラテラル(2004年製作の映画)

4.7

タクシーはなんとなくNYのイメージだがLAの危険な夜の相乗り客になったような臨場感のもと最後まで飽きずに楽しませてもろた。映画はこうありたい。
久々にトムクルーズの映画観たけど初めてトムクルーズをカッ
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ノースハリウッド(2021年製作の映画)

3.0

ノースハリウッドが舞台のスケーター青春モノなんだけど見始め主人公がなんだか病的な顔つきで服装も髪型もひと昔前な感じなのと歯並びも異常に悪く(決して裕福ではない中流未満の家庭環境だとわかる)BGMが往年>>続きを読む

キャタピラー(2010年製作の映画)

2.0

純粋真っ直ぐ君が観たら教科書通りの感想を持つに違いない絵に描いたようなサヨクによる反戦映画。若松監督ですもんね。
こちとら想像通り感情移入することは一切なく淡々と見終えた。トリックスター役のクマさん
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告白(2010年製作の映画)

4.8

ラストざまあの一言!笑えるくらい爽快だった。松さんが相変わらず素晴らしい。そして湊かなえの世界観を丁寧にえぐるように描いてくれた監督に拍手。ずっと観たかったから期待値も上がってたがやんわり期待値上回っ>>続きを読む

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

4.0

評決のとき流れでこちらも懐かしく拝見。やはりこの時代の王道的ハリウッド映画は総合的に丁寧にエンターテイメントに徹して楽しませてくれる。こんな生意気危険な糞ガキにわたしならかまってられへんが(鑑賞中レン>>続きを読む

評決のとき(1996年製作の映画)

4.0

中高生以来に再鑑賞。人種差別法廷映画の90s名作のひとつだと思う。カールとジェイクのセリフひとつひとつが含蓄に富む。やはり当時観たときと変わらず白人に強いアレルギー反応を抱いてしまうが世の中の間違いを>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

10年以上ぶりくらいに再見した。自分が若い時に観たときは表面的にしか感じとれていなかった部分がいくつもあったことに気付かされた。この映画は自分が老いを意識しだしてから観た方がいい。
ラストのハチドリの
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ヨコハマBJブルース(1981年製作の映画)

3.0

サラサラヘアの優作に痺れる。整形の綺麗な二重がくっきり見れる作品。整形後初期の奥二重〜浅い二重とはあきらかに違うくっきり二重。何回手を加えたのかと鑑賞中考えてしまった。作品的には正直面白くないし説明不>>続きを読む

シティ・オブ・メン(2007年製作の映画)

3.8

City of godの監督ではないのね。同じ監督だと思って観てた。笑
教育皆無貧困社会に蔓延る負の連鎖をどこかで断ち切りためには自分達が操られていることに気づき覚醒しないことにははじまらない。だから
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

90s半ば。LA。スケート文化。音楽含めた90sカルチャー。スルーするわけにはいかない作品だったからやっと観た。
ロケ地周りの風景や空気はやはりサウスセントラルではないのは一目瞭然。West LAあた
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ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

3.2

優作監督作品。原作とか全く知らないので混乱しましたが優作はターミネーター的な感じなんでしょうか。ストーリーもあまりよくわからないけど優作が出てきたらOKみたいになるのがやはりスターなんだと再確認できる>>続きを読む

フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

4.0

ベッドミドラー好きだったなあ。CD買ったもんな。主題歌も良すぎて。
この時代の映画はなんてことない物語でも引き込ませる華があったと再確認できる作品。ゲーリーマーシャルはこういうのうまいよなー。このスト
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沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

3.5

公開当時もまだリアルに沖縄抗争まっただなかと聞くから驚く。だから沖縄では公開しなかったとのこと。たっくるせ….耳から離れなくなる。
安定の松方先生。仁義よろしく大友と互角に暴れ狂う千葉ちゃん。そして衝
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

大好きな作品。ブラックカルチャーや歴史を学んでいる者からしたら興奮と想像を更に深く巡らせられる映画。細かいことはいい。わたしは好きだ。今後何度も観るだろうお気に入り。

暴力教室(1976年製作の映画)

2.9

優作を見返したくて70sコテコテの東映漫画モノ。舘ひろし(クールス)vs優作。ブルースリーと千葉ちゃん足して割ったみたいな優作です。舘ひろしと同年代なのに優作の方が大人に見えるしカッコいい。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.8

改めて再見。やはり何はともあれ松田優作の映画だ。健さんもダグラスもガルシアも若山さんも素晴らしいがやはり松田優作が観た者から一生離れなくなる。恐ろしく無機質なキャラクターであるくせに生々しくセクシーで>>続きを読む

バッド・ヘアー(2020年製作の映画)

3.0

舞台は80s。まず音楽全般が当時のブラックミュージックと往年の名Soul炸裂で最高。女性にとって髪は命だが黒人女性にとってのそれはまた特別でありどの人種の女性よりもヘア関連にかける年間経費はダントツだ>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.0

街並みや巨大団地、インテリアや人々、当時の病院の様子事細かに昭和を感じてただそれだけで胸が詰まる。病院の待合室で普通にタバコ吸ってる映像は現代の人が見たら衝撃では?世にも恐ろしい破傷風の話。観てるだけ>>続きを読む

ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴズ(2000年製作の映画)

5.0

当時鑑賞。
タラとガイは青春。
パルプフィクションとコレは間違いなく90sの金字塔作品群に入る。
(これは2000年公開だけどね)

ガール・イン・ザ・ボックス(2016年製作の映画)

3.0

ノンフィクション。
恐ろしやー。
自分に置き換えて考えてみたらもうあんた終始震えが止まらんよ。

短くて暇つぶしにパッと観れる映画

フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.5

LAの街並みが見れるかとそれだけに期待して内容は全く期待せず観出したらGameは出てくるわCommonは出てくるわw
個人的に好きな俳優ウィテカーやスローンまで出てるやないかい!とテンション上がる。街
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リスペクト(2021年製作の映画)

5.0

大好きなリスペクトするアリサの自伝映画を映画館で観ない理由はなかったから本当に感無量。ただただ改めて彼女をリスペクト。ジェニファーはもちろんすべてのミュージシャン兼役者に身震いするほど感動した。しかし>>続きを読む

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

先月映画館でやっと観れた。
1969年のハーレムに連れて行ってくれてありがとう。当時のBlack Peopleと共に泣いて笑って雄叫びをあげ終始体は揺れていた。
やはり改めてBlack MusicはB
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エミリー 悪夢のベビーシッター(2015年製作の映画)

3.0

よくあるネタのベビーシッター系サイコパスサスペンス。
考えずに見れてすぐ終わるから時間つぶしには良かった。両親のチョメチョメビデオを観させられる子供達はトラウマ確定。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

仁義なき戦いと県警対組織暴力へのオマージュといったところか。
まああの頃の東映深作組の役者達の画面を乗り越えてくる気迫にはまだまだ遠いですがね。やはり役所さんが1番良かった。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

ナタリーポートマンと同年代のリアルタイムで観た映画だけど久しぶりに見返してもやっぱり映画として純粋に面白い。レオンの邪魔をする短絡的感情的な所詮ガキの足でまどいのマチルダにイライラしつつもナタリーポー>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

2.0

当時リアルタイムで観たときは飽きずに最後まで楽しめた感覚が残ってたのにいざ現在見返したらクソつまらんくて驚いた!w 色褪せ過ぎてる。今観たら恥ずくてダサくて最後まで観てられない。
自分の映画における価
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マザー!(2017年製作の映画)

2.9

B級ホラーシュールカオスコント。
中盤まではかつてのSキング風な良質なサイコホラーサスペンスかと期待値上げて観てたけど終盤なぜか戦争映画さながら戦場と化し悪魔崇拝にぶっ飛びただただ加速するカオス。それ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.0

ミッドサマー観たんでこちらも同監督ということで鑑賞。無駄な長回し多すぎてだれる。前半はまだ興味ひいたけど徐々に飽きてきてクライマックスまでつまらなさへまっしぐら。ミッドサマーの方がマシ。この監督、悪魔>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ソドムの市を筆頭に往年の映画ファンにとってはこの手の色もの作品は珍しくないから目新しい何かがあるわけではなかったし主人公のラストの心境表情変化(洗脳も含めて)もあるあるパターン。それでも村に突入してか>>続きを読む

美しき緑の星(1996年製作の映画)

3.0

純粋真っ直ぐ君な洗脳されやすいサヨク達のスーパーコメディ