ネックOフレックスさんの映画レビュー・感想・評価

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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.3

こじんまりした作品だが、非常に良かった。寛一郎くんは見た目は非常にインパクトあるけど、ナチュラルに溶け込む演技でいつもいい。おしゃれ意識の白黒というよりかは、これは本当に白黒じゃないと厳しく、それにし>>続きを読む

GONIN サーガ(2015年製作の映画)

4.3

サーガから観てしまった人間なので、普通に面白いしめっちゃカッコいいなと思ったのだが主演はもう少しドスの効いた演技をする人のほうが向いてたのではなかろうか。他の主要キャストはなかなか良かったけど、やはり>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.5

ほぼスプラッターだった笑 
バトルロワイヤル感もあるけど巧妙な腹の読み合いが面白い。 
次々と代役が現れる家康は史実でもそうなのだろうか。
出る役者がすべて最高すぎてそれだけでもうワクワクが止まらなか
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青春(2023年製作の映画)

4.5

虚構の青春映画には無いような飾り気のないがドラマのある青春が見れた。我々が着ている服もこうやって作られているのかなとか考えさせられる部分もあるが活気ある登場人物たちの姿やリアルな工場、町に終始釘付けだ>>続きを読む

ホームドラマ(1998年製作の映画)

4.6

さすがとしか言いようがない、フランソワオゾン先生の長編デビュー作品。フランス映画がここまでテンポよくて安定に面白いのは珍しいと思う。

LETO -レト-(2018年製作の映画)

4.4

物足りなさを随所に感じるが嫌いになれない非常に魅力的な一本。個人的にはやはりインフル病みのほうが好き。

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

4.1

アマプラで見たセドリッククラピッシュのドラマ『ギリシャサラダ』が面白かったのでこちらも期待して見たけどかなり良かった。湿っぽいラブストーリーのようなポスタービジュアルだが、二人それぞれの群像劇みたいな>>続きを読む

ヘマヘマ:待っている時に歌を(2016年製作の映画)

4.4

エンドロールの映像と曲で少し弛緩してしまうのがあまり好みではないけど本編自体はとても良い。好みはかなり分かれる作風。面白かった。

No.10(2021年製作の映画)

4.8

狙って作ったとは言い難い心から本物の鬼才が作った変態衝撃作。この監督の他の作品も是非今後映画館で観る機会があることを切に祈る。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

十数年前に原作は読んでいたがついに鑑賞。日本の監督が撮る海外映画という感じで邦画の空気感にのせながら写るフィンランドが美しい。疲れた時にも何回も繰り返し見て癒されたい。

アルカディア(2017年製作の映画)

4.1

サムシングインザダートを見た時にも感じたのだが、もう少し尺を削って陰謀や謎の部分のアンサーを見せる部分を作ってくれれば狂気の傑作なのに…と一般人の自分からすると思うのだ。
サムシング…のほうが好みなの
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ひどい境遇で生きてきたが、倫理観の備わった主人公なので共感できるポイントが結構ある。派手さがあるわけでもないのだがとても感動した。強いて言うならケイレブはアーティスト活動もしっかりしているので、ショー>>続きを読む

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

4.6

かなりの掘り出し傑作だと思う。magnolianの曲が流れまくる。
流し見もできるし、真剣にも見れるし何回でも見たい。めちゃくちゃ良い。

バグジー(1991年製作の映画)

3.7

王道すぎてちょっと地味かな。ところどころの演出や編集、美術はかなりスタイリッシュで印象的。ファンのハーヴェイカイテルはこれでアカデミー助演男優賞にノミネートされているが、彼はもっと良い演技している作品>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.9

伝説級のクライマックスは「バニシングポイント」を超えた感動だった。何回も配信で見ようかと思ったが、これは劇場で観て正解だった。それぞれの配役も、演技もピッタリだし、音楽も史上最高レベルのアツさ。とにか>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

4.2

ロッタちゃんはまごうことなきクソガキではあるのだが、当時のインテリアやファッション等も含め一ミリたりとも見逃せない素晴らしい喜劇になっている。
また、相棒のバムセの扱われ方は捨てられかけたり散々だが、
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.6

あの伝説的監督のまさかの新作。私も映画を漁り始めた時に見た「ミツバチのささやき」で衝撃を受けたのだが、そんな人が沢山いると思う。
正直、三時間弱耐えられるのは過去作を見ていたファンと映画館に通うコア層
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

4.6

期待以上の快作。カオス映画の文脈で語られるエブエブより100億倍面白い。つかみはスローだが、段々テンポ感にのってくると最後まで止まらない。アート映画の分類ではあるけれど、わかりやすくてセンスをひけらか>>続きを読む

終点、お化け煙突まえ。(2013年製作の映画)

4.7

現代の怪談話のような不気味さがありつつも、美しさが溢れる珠玉の短編。日本らしさを感じるがこんなのも撮れるよっていう再定義もあって、今の映像作品だとなかなかないかなと思う。全体的に落ち着いていてブラック>>続きを読む

ナイン・マンス(1976年製作の映画)

4.5

見逃し続けてしまい配信されててやっと見れた。単調なメロドラマだし結構ガバガバなところあるが引き込まれる。衝撃のラストはまさに衝撃。一気に現実に引き戻される感覚はリアルだからこそだなと思う。フェミニズム>>続きを読む

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

4.1

最近のこういうコンセプト系のスリラーのやつね…みたいな感じだけど最後まで退屈せず見れた。世界観や音楽もコンセプトがはっきりしていて個人的には結構好き。

8人の女たち(2002年製作の映画)

4.2

このモードの時のフランソワオゾンは強すぎる。ほぼワンシチュエーションの密室劇のメロドラマの最上級。空間移動がなくてもここまで出来るのがオゾン作品。

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