BabyBabyJuliaさんの映画レビュー・感想・評価

BabyBabyJulia

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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

明るくて爽やかで、無駄なお涙ちょうだい物語になっていないところがいいと思った。サモア、良い島だなあ。行ってみたい。

お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.3

知ってる俳優さんが誰も出演していなかったけど、もうちょっと骨太ハートウォーミング作品かと思っていた….全体的になんとくまとめた、というような映画だった。

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーで、ナレーションなどもいっさいなく、ただひたすら中東の国境付近の「いま」を伝える手法…..は緊迫感はあるものの、編集に一貫性がなく切り取りが多くて、どこの国のどこなのかわからないし、正>>続きを読む

HERO(2002年製作の映画)

3.3

色使いとエキストラの圧倒的な絵面、その世界観は素晴らしい。マトリックス感のある剣の舞。がしかし豪華キャストだけに、なんかもうこの脚本、もう少しなんとかならなかったのかなあ、もったいない….

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

ちょっと難しかったけど、ファンジョンミンとイソンミンの演技合戦が見応えあり、チカラ入ったまま2時間超えでぐったり….。南北統一まで、こう行った作品は定期的日上がってくるんだろうなあ….。

スライ・ストーン(2015年製作の映画)

3.3

2回見たけど、結論的には今も隠遁生活しながら曲作りに励んでいるという内容で、ちょっとドキュメンタリーにしては内容が絞り切れておらず、テレビのあの人は今?的な演出になってて残念。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

50年以上の前のフィルムが、これだけ鮮やかにデジタル化されて、まずそこに感銘する。当時のハーレムだと、どうしても政治的な思想なしには語れなくなってくるが、本来人々が集まって音楽を聴くということはある共>>続きを読む

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.5

下品で笑っちゃうけど、最後うまくまとめるのが🇺🇸映画だよなあと思った。

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

ジェシカチャステインのなりきりぶりが素晴らしかった。題材的にもセットも配役も良かったけど、なんかこう視聴者を引き込めないというか共感できない話だった。伝記なので脚色できないにしても、テーマがぼやけたの>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

いろいろ生々しいというか成人向き。
ディテールが細かいところと、わりと雑な箇所があって、でも全体的に流れは逸れていなかった。フランシス役の女の子が全部持って行った感ある。泣いた。

アンフロステッド: ポップタルトをめぐる物語(2024年製作の映画)

3.0

60年代のアメリカのカルチャーが懐かしくも楽しくて見ていて良い点はそこだけで、とにかく脚本もコメディセンスもまったく面白くなかった。

僕と彼女のファースト・ハグ(2020年製作の映画)

3.7

映像や脚本、あと演技なんかもレトロ感あると言うか、郷愁を感じさせる映画に仕上がっていて、それでいてセットなんかもわりと凝ってる。なんとも言えない世界観に引き摺り込まれて、ほろり。良い映画でした。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.8

チョウドンユイはが泣くと、ただそれだけで悲しい。チョウドンユイのトロける笑顔が、ただそれだけで輝やかしい。透明感と正直さ、本当にすごい女優。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

オリジナルが好きすぎて一抹の不安はあったけどクドカンだしなあと見始めたけど、オリジナルを超えた感じはなくてふわっと終わってしまった。

シャーリー・チザム(2024年製作の映画)

3.5

レジーナキング、良かったなあ。こういう実在のモデルのいる伝記の映画って、評価が難しい。特にアメリカの選挙は複雑だし、キャンペーンにはいろんな仕掛けや裏があるから話を膨らませしづらい。地味な内容かもしれ>>続きを読む

ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.5

マイケルケインの偏屈老人ぶりが良かった。話しの筋は大体予想できたけど、やっぱりこういう映画は癒される。

私がケーキを焼く理由(2023年製作の映画)

3.6

思っていた以上にせつなくて愛があった。冒頭の賑々しい様子から、どんどん終わりに向かっていく過程がつらかったけど、実話ベースということもあって脚本も良くて泣いてしまった。アメリカは病に倒れてからの人々の>>続きを読む

疫起 エピデミック(2023年製作の映画)

3.3

SARSの拡大を防いだ台湾の事実に基づく映画のようで、導入部分の日常から一気に展開していく恐怖は見事だったけど、エピソード詰め込みすぎて、いろいろ焦点がぼやけてしまったように感じた。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.7

イソンミンとイ・ビョンホン対決はさすがのレベルで緊張感あったが、フィクションとノンフィクション、どっちかにしたほうがよかったかも。薄い感じがした。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

音楽監修が上原ひろみなので、さすがの音響と演奏。アニメーションの動きとマッチしており、色彩やディテールの細かさなど日本のアニメ映画の水準の高さを感じた。声優を演じた皆さんも、それぞれのキャラクターに合>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

いやあ、良かったなあ。役所広司、文句なし。西川監督のマイノリティに対する優しい眼差しが沁みた。仲野太賀もうまかった。

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.6

これはちょっと衝撃的なドキュメンタリーだった….。まさに人体実験そのもの….

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

最初から最後までトムハンクスの好演で、ずっとよかった。泣きっぱなしだけど、わざとらしい演出もなく、やっぱりうまいんだよなあ、トムハンクスって。脇をとりまく役者さんたちも皆さんよくて、🇺🇸映画の良いとこ>>続きを読む

キャットファイト(2016年製作の映画)

3.3

タイトル通りのただの殴り合い。それも尺の長さがハンパなかった。サンドラオー、好きなんだけどなあ、この内容はちょっとなあ…

共謀家族(2019年製作の映画)

3.7

予想以上に面白かった。タイがロケ地の中国映画だけど、カメラワークのセンスや音響など、中国映画のイメージはなかった。要所要所に仕掛けがあり、多少雑な展開もあるけれど、家族を演じた役者さんたちの一体感や街>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.9

伏線からハイライトまで長いので、前半の退屈な感じから一気に様相が変わる手法は見事。森監督の視線が突き刺さる気がした。
実際に起こった事件ということを知らなかった。たぶんそういう観客は多いと思う。それだ
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アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

3.2

アイルランドの景色が見たくて鑑賞。ウエスト方面のロケなのかなあ、やはり景色が圧巻。パブも一軒借りて撮影したのか雰囲気そのままで、アイルランド好きにはたまらない光景だった。ただ内容なさすぎ。

花嫁のママ(2024年製作の映画)

3.5

🇺🇸映画って、家族の誰かのウエディングのコメディ好きだよなあ。定期的に持ってくる。ということは需要があるんだろうな。いつも似たり寄ったりの展開だけど嫌いじゃない笑
ブルックシールズとジュリアロバーツは
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.4

神楽坂にあるドーナツ屋さんに買いに来るお客様と店員さんをめぐるハートウォーミングなショートムービー。これ、ドラマ仕立てにしたらいいんじゃないかな、ほっこりするし、美味しそうだし。

花椒の味(2019年製作の映画)

3.7

しみじみとした良い作品でした。香港のこういう映画、いいよね。ロケーションも香港の魅力たっぷりだった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

エマストーンすごい、映画の世界観すごい、お金のかけ方すごい、CGすごい、音響すごい、映画って本来こういうエンタメなのだなあとつくづく感心した。

柳川(2021年製作の映画)

3.6

ちょっと退屈でちょっと面白い日本映画感あった。池松壮亮はアジア映画にいろいろ顔出してて、毎回何が爪痕を残す雰囲気出してる。柳川、行ってみたいなと思った。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.9

とにかく映像が綺麗で、こういう風景撮影は映画ならではだなあと思った。内容と想いと映像美がマッチしていた。
ただ脚本の展開があまりにもベタで、泣かせようとする意図が見えてしまい、そこがマイナスだったかな
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.6

アンハサウェイって、結局ジュリアロバーツのポジションなのかな?と思った。アンハサウェイ的にはある!けど、ファンでもないと、最近よくある「推し」絡みなネタがきついかも。
まあ、あたしは彼女のファンだから
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

今更ながらの視聴。なんでもっと早く観なかったのか…坂元裕二の脚本が素晴らしく、またそれに応えたキャストと是枝監督….受け手の前半の印象と、中盤以後の印象がまったく変わる、それも無理なく。少年たちのスタ>>続きを読む

ママボーイ(2022年製作の映画)

3.5

ビビアンスーはこういう役柄の方が合うなあと思った、歌って踊ったりするより。もう少し脚本が練り込んであるとよかったかも。

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