現実の匂いがしない、夢幻系恋物語。幸福で気だるげなアイズ・ワイド・シャット。
間違いない脚本力と、力の入ったオープニングとクライマックスが、自然と涙を誘う名作だと思った。
評価されないしバカにされるし頑張れないし開き直りがちで危機感もなくてのんびりしてる、誰でも身に覚えがある例>>続きを読む
樋口さんの特撮も、異質なシナリオも、全部まとまってワクワクできる。とても素晴らしい怪獣映画。
マイケル・ケインがとても輝いている。話の二部構成がどちらも違った味を持っていて、そんなストーリーの要所要所で現れる、お話をまとめるようなフレーズたちは、元小説を書いたアーヴィングの妙だと思う。
とても綺麗なお話で、とても腹が立つけど、それを補ってあまりあるくらいいい気持ちにもなれる。撮影費がかかっていない名作は本当に名作
怒涛で綺麗で面白い。声を出して笑えるし映画の表現技法も光るし考察もできる。フランス映画って悪いイメージしかないけどもったいないのかなあ
途中で色々わかっちゃったのでうーんって感じだし、設定上ストーリーが何も外に広がっていかないのが寂しい
裏設定が面白そうだったし、音楽も絵柄もすべてがあたたかく、懐かしく、物悲しい。たった一つ森の中に佇む百貨店の姿は印象深い
長すぎ。オチも普通の爽快ものだし。ブラッドピットが凄いねって映画。長いから見てるうちに気持ちは入り込むけれど
フォトジェニックなファンタジーだけど、掌の中感(ずーっとメグ・ライアンが出ずっぱりのとことか)、爽快感のなさが、いつまでも実家の本棚に入ってる懐かしの絵本を読んでいる雰囲気があって良い。もう一度みたく>>続きを読む
順番は逆だけど、HALのシーンは確かに北野映画を感じた。あの2,30分のための映画だ。前半部が必要なのか、後半部が意味を持つのかはさておき、ナンセンスに対しても、お涙頂戴に対しても、どちらのアンチテー>>続きを読む
オーソン・ウェルズの映画は死に方を(つまりは人生のラストシーンを)描くのが本当にうまい。ハードボイルドを自前で量産できるのかな。
新時代の傑作。ジュリア・ロバーツも流石すぎるしオバマも好きじゃないけど流石クリエイトに造詣が深い。こんな表現方法があったのか。シャイニングみたいな。ラストシーンはアメリカ臭が強くてあれだけどそれ以上に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『キャスト・アウェイ』(2000)
有能な運送業者であり愛情深い夫でもあるチャック(トム・ハンクス)は、突然の飛行機事故で無人島にひとり漂流。4年間のサバイバル生活が始まる……!
といっても、これ>>続きを読む